飯坂温泉・波来湯(はこゆ) |
飯坂温泉・波来湯(はこゆ) 大人:300円 AM:6:00〜PM:10:00 定休日:毎週火曜日 入浴日:2012年3月16日 |
波来湯がリニューアルオープンした。 2011年1月にリニューアルオープンしたのだが、同年3月の東日本大震災のため同年中はリニューアルの模様を取材出来なかった。 このたび、新波来湯に入ってみて、福島の大震災と原子力発電所事故からの復活が本格化してきたことを確信した。 元々の波来湯は廃墟のようなビルの脇を地下まで降りて浴場にたどり着いたのだが、今は広い敷地にシンボルの太鼓やぐらのある木造建築が建っておりエレベーターで地下に降りる。(もちろん階段もあるのだが・・・) おりると受付があり、券売機で入浴券を購入し中に入る。 右が男湯、左が女湯。 脱衣場にはコインの戻るコインロッカーがあって、他の都市の公衆浴場に近い体制が整ったという印象を受ける。 浴室内は石造りでかなり豪勢な印象を受ける。 鯖湖湯に次ぐ飯坂温泉のシンボルに仕立て上げる意気込みが感じられる。 熱い浴槽の他にぬるめの浴槽もあって二槽式の浴場になり、カランはシャワー付きのものになった。 ぬるめの浴槽は奥側にある。 そろりと入ってみると適温。先客に聞くと、先ずぬるめに入ってから熱めの手間の浴槽に入るのが順序だという。 わずかにヌルすべ感があるお湯は肌になじむ。 もともと熱い湯が好きな飯坂温泉の外湯の常連さんたちは、観光客が来ることを好んでいなかった。 で、波来湯をリニューアルしたときに、熱めの浴槽とぬるめの浴槽を両方つくって市民の要望に応えあわせて観光客にも来てもらおうと考えたのだろう。 旧波来湯を訪れたとき他の外湯も廻ったのだがほとんどの外湯は温度計が壁か源泉流入口についていて熱さを競っていたようだった。 波来湯の温度計はデジタル温度計になり、熱い湯の浴槽にもぬるめの湯の浴槽にも付いていた。 飯坂温泉駅の駅前にある観光案内所でもらった湯めぐりマップには、9ヶ所の公衆浴場の写真が掲げられており、☆の数で熱さの目安が判るようになっていた。 | |
旧波来湯 |