小安峡温泉・元湯共同浴場(山神の湯) |
小安峡温泉・元湯共同浴場(山神の湯) 大人:200円 時間:未確認〜 pm 8:00 定休日:不定休 入浴日:2007年8月4日 |
小安峡温泉は秋田県の南東部にある。行政区分では湯沢市。 小安峡大噴湯は、小安峡温泉の下を流れる皆瀬川の川原の崖の下で、岩の割れ目から熱湯が大量に噴出しており一見の価値がある。 元湯共同浴場(山神の湯)は、小安温泉組合公衆浴場から100メートルほど下流の路地をやや入ったところにある。 国道沿いに手製の看板がある。 路地を行くと、さらに看板があり「ご入浴される方へ 佐藤もしくは伊藤宅へ\200円を支払ってご入浴下さい。ご協力お願いします。 元湯部落」とある。 この看板の両側に佐藤、伊藤のお宅がありその奥に共同浴場がある。 共同浴場の建物はまるで大工さんの作業場所のような木造建築。 つまり、骨組みはしっかりしているが、屋根や壁は仮設のような造り。 入り口のアルミ戸に入浴料金が改定になって\200になったことと、入浴時間は夜8時までであることを告げる張り紙が2枚。 内部は男女別の脱衣場があるが、浴槽は1つで男女混浴。 脱衣場は狭く、本棚を脱衣棚として使っており他に椅子が一脚。 浴室は壁が木製で床はコンクリート。 浴槽は木製で、底に木のすのこ。 お湯は、源泉と水が混合され、適温となって浴槽に注ぐ。 お湯は肌触りが良く、若干のぬるぬる感。 無色透明で香りもほとんど無い。 この浴場は共同浴場の原点みたいな仕組みなので感激してつい長湯になった。 ついでながら、地元「湯沢市皆瀬観光協会」発行の『絵地図』には、元湯共同浴場として旅館元湯クラブの奥に図示されており、小安温泉組合共同浴場とほぼ並んで描かれている。 | |