大湯温泉・上の湯共同浴場 |
大湯温泉・上の湯共同浴場 大人:150円 時間:a.m. 6:00〜 p.m.9:00 定休日:無休 入浴日:2008年10月11日 |
大湯温泉の開湯は約800年前といわれる。 大湯温泉は十和田湖の秋田県側の入り口「発荷峠」の南に位置した地味な温泉地で、旅館が6軒ほど点在するのだが、温泉街というイメージは少ない。 むしろ、この地区に4軒の公共共同浴場と4軒の私営共同浴場があるというのが驚きである。 上の湯共同浴場は国道103号線の変形交差点に面しており、大きさも大湯温泉を代表する共同浴場と言える。 入浴料金は玄関の外の券売機で購入し、番台脇の箱に入れる。 入浴料金が120円 → 150円に変わった旨の張り紙がある。 内部は、結構広い脱衣場と、たっぷりの床の広さの浴室とがあり、浴槽は四角で女湯との間仕切り側に接している。 浴室の床は滑りにくい石造りで、浴槽はタイル張り(縁取りは床材と同じ石造り)となっている。 お湯はかなり熱い。 ナトリウム−塩化物泉(食塩泉)のお湯は無色透明でわずかに味がする程度。 浴槽内の温度は高く、先客はうめて良いとのことだったが我慢して入った。 良くあたたまるお湯で新鮮なためか身体にしみ込むような気がした。 先客は来年4月で80歳とのこと。 ここの源泉は秋の渇水期には湯量が減り梅雨時や夏には湯量が増えるが温度はほぼ一定だとのこと。 また、外に誰もいないことを確かめ、源泉枡が玄関の前にあると裸で案内してくれた。 玄関からやや離れた国道側に組合員用の源泉くみ出し槽があって、近所の女性がいくつものポリタンクにお湯を満たしていた。
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