乳頭温泉・黒湯温泉 |
乳頭温泉・黒湯温泉 大人:500円 時間:a.m. 9:00 〜 p.m. 4:00 冬期休業 電話:0187-46-2214 定休日:無休 入浴日:2010年8月8日 |
|
黒湯温泉は乳頭温泉郷七湯の内、先達川最上流にある秘湯の温泉宿である。 お湯の良さと湯治場の雰囲気を残した建物群は定評があり、紅葉のシーズンは訪れる人が多い。 混浴内湯と混浴露天風呂(上の湯) 自慢の混浴露天風呂を含む温泉群は上の湯ともよばれ、管理棟の右側の奥にある。 杉皮葺きの湯小屋の風情も良いが、脱衣場とスダレを隔てて浴室があるのも古い共同浴場を連想させて好ましい。 全て木造の湯船はやや白濁の湯をたたえ、若干熱めながらすんなりと入ることが出来る温度で、湯に浸ると、身体がお湯になじんでいく。 この建物の外には、独特の屋根を持った四阿風の露天風呂がある。 やや狭いのだがそれでも5〜6人は入ることが出来る広さで、入れば風が通りすぎる中の露天風呂なので山中の極楽と化する。 |
さらに隣接して、木造のうたせ湯がある。このうたせ湯は今回は撮影不能だった。 |
男女別内湯と男女別露天風呂(下の湯)
さて、混浴露天風呂、混浴内湯、うたせ湯などの上の湯に対して、男女別の内湯、男女別露天風呂がある湯小屋は、管理棟の前の道をかなり下った場所にある。 下の湯と呼ぶ。 途中、黒湯の建物群、下の湯畑などの間を通る。 黒湯の建物群も一見に値する。 |
男女別の下の湯は大きな湯小屋で、黒々としたペンキ塗り立ての状態だった。 手前が女湯で先が男湯。 入ると、三和土の両サイドに脱衣棚があり、衝立の奥に内湯がある一体型の湯小屋で、内湯の戸の外に露天風呂がある。 |
木造りの内湯、露天風呂とも白濁の硫黄泉(単純硫化水素泉)があふれ、上の湯よりやや低い温度で入りやすかった。 うたせ湯 大きな男女別内湯の湯小屋の脇に小さな粗末な湯小屋があった。 「黒湯名物 うたせ湯」という横書きの木の札と「空いています」という縦書きの札が下がっていた。 落差の大きなうたせ湯で、一寸肩に湯を掛けたが髪がぐっしょりと濡れた。 |