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稲取の雛のつるし飾り(2002)(つるし飾りのいわれ) 稲取の春は「雛のつるし飾りまつり」から始まる。 つるし飾りとは、手作りのぬいぐるみを雛壇の両側に竹ひごから赤い紐で吊す風習の事で、江戸時代から続いているとのこと。 ぬいぐるみの種類は多く、「桃」、「ふくろう」、「おかたぐろ(高貴な人)」、「巾着」、「さる」、「ほおずき」、「柿」、「はまぐり」、「花」、「三番叟」、「座布団」、「枕」、「うさぎ」、「俵ねずみ」、「這い子人形」など40種類以上もあり、それぞれ意味を持っており、子供や孫の成長や幸せを祈って、一針一針丹誠込めて縫われたという。 公共施設などが粋を凝らしている。 民家では、外から見えるところに雛壇を飾り、年寄りが集まる。 お店やさんも負けじと、つるし飾りを吊し、 食堂も凝ったつるし飾りをぶら下げる。 協賛しているお店やさんは118店舗とかで、様々な業種の店が、 出来上がったつるし雛飾りや、材料などを売っている。 公共施設では、旧家から借りた古いお雛様を展示し、 材料を販売して、ボランティアが、 「つるし雛飾り」の制作指導をしている。 どの参加者も、早春の陽光に輝いて、 稲取の春が近いことを感じさせた。 |
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