Joker の独り言

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2001 年 7 月 9 日 23 時 0 分
通勤電車物語

 毎日のように電車に乗っていると色々な出来事に遭遇するものでして、今回はその中からいくつか、比較的面白いと思ったことを書いてみようと思います。


 すごく眠い仕事帰りの出来事です。その日は、新宿駅から小田急線急行に乗り込み、座るや否や居眠りモードに突入しました。あまり長時間寝たつもりは無かったのですが、いつの間にか電車は走り出していました。「今どの辺を走っているのかなぁ?」と思いつつ、振り返って外を見ても真っ暗な夜の街で、すぐにどこなのか判別することは難しそうでした。そこで「お急ぎのところ、電車遅れまして、お客様にはご迷惑をお掛けいたします」との車内放送。「ふぅん。遅れてるのか。座ってるから別にいいけどね」と思っていたら、「次は、代々木上原、代々木上原です」って・・・代々木上原って、新宿の次の駅(急行だから)じゃないですか。動き出してすぐ止まったんですねぇ・・・


 昼下がりの平日、渋谷駅から京王井の頭線に乗りました。朝夕のラッシュ時はぎゅうぎゅう詰めになるこの電車も、昼間はのんびりとしたものです。みんなゆったりと座っています。発車間際に乗り込んできたおばさん(おばさん A)、キョロキョロと周りを見回しましたが、すんなり座れる場所は発見できなかった様子。近くのかなりゆったりと三越の紙袋まで座らせているおばさん(おばさん B)の隣りに目を付けたようです。
 おばさん A が「すみません。ちょっとつめてもらえません?」と当たり前のように話し掛けます。ちょっと(?)太目のおばさん A を見上げておばさん B が一言「あんたなんか無理よ」。「その通り!」などとはた目に見ながら、私は下を向いて笑いを堪えるのが大変でしたよ。


 通勤帰り時間帯の丸の内線は、電車によってはかなりの混雑になります。その電車は、比較的空いているほうだったと思います。「仕事なんかバリバリよ! 男なんかに負けるもんですか!」という感じのお姉さんが乗ってきました(木村佳乃似のきれいな方でした。私はこういう感じの人、好です)。私の隣りに立ったかと思ったら、小脇に抱えた VAIO をおもむろに開き、電源を入れました。左手でつり革につかまり、L 字型に折れ曲がった腕の上に器用に VAIO を乗せ、右手で本体を支えつつトラックポイントを動かしていらっしゃいました。「すごいことをするなぁ」と感心しながらその液晶画面をチラッと覗くと、そのお姉さん、何とソリティアをやってるじゃないですか! ソリティアって、電車の中でしかも立ってまでやるものなのか!?


 朝の通勤電車の混雑というのはものすごいもので、何とも無くても気分が悪くなってしまいそうなものです(ホント何とかしてください)。電車が渋滞しているため、駅ではないところで止まったり止まりそうになったりしながら、何とか走っている(こんな走り方がほぼダイヤ通りだったりするから恐ろしい)もうすぐ下北沢駅に辿り着きそうな小田急線急行新宿行き。突然車掌さんが「車内に急病人の方がいらっしゃいますので、世田谷代田駅に緊急停車します」(世田谷代田は下北沢の 1 コ前の各駅停車専用の駅)。「世田谷代田ならいつも止まってるじゃん。ドアは開かないけど・・・」などと思いつつも、何やらただならぬ様子。世田谷代田に差し掛かったところで「誠に申し訳ありませんが、この電車、世田谷代田には停車せず、下北沢まで参ります。ご病気のお客様、ご辛抱ください!」とのアナウンス。ノロノロ走りながら「お客様、もうすぐです。頑張ってください」などとアナウンスを繰り返しながら、ようやく下北沢駅に辿り着きました(ほぼ定刻通り到着)。何とか急病人の方は無事(?)降りることができたようで、良かった良かったという感じでした。
 で、その電車は下北沢でちょっと長い時間止まったものですから、当然のように遅れたのですが、その次の代々木上原駅での駅員は、「一部電車集中混雑のため、電車遅れましたことをお詫びいたします」と叫んでいました。遅れた理由を知っている私からすると「違うだろ」と思うのですが、小田急の朝の遅延理由って、ほぼいつも「一部電車集中混雑」なんですよね。そのタネ明かしはこんなことだったんですねぇ。まるでどこぞのサーバーダウンのアナウンスのような・・・


 降りる人と乗る人が、共に多い駅でたまにあります。車両の中の方から「おりまーす」と叫ぶ人。大抵の人は自分の降りる駅が近付くと、ドアの近くの方に行くものです。小田急線の登戸駅も、そんな乗客の入れ替えが激しい駅です。
 登戸駅に到着して、降りる人の波が終わり、どんどん人が流れ込み始めました。そんな時、「おりまーす」と繰り返す若い女性の叫び声が聞こえてきました。「準備悪いんだよな」と思いつつも、延々と繰り返される「おりまーす」の悲痛の叫び声。何とその日は、「おりまーす」の叫び声が終わらないままドアが閉まり、そのまま発車したのでした。発車してからもしばらくの間、「おりまーす」という声が聞こえていたのは空耳?


 毎日のように電車に乗っていると、他にも色んな出来事があるものです。機会がありましたら、そのうちご紹介しようと思います。

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  jDIARY 1.00 (2001.5.30)  written by Joker