.歴史
慶應義塾大学ピアノクラブ (KPC) は、1973年(昭和48年) に
竹森茂氏の積極的な呼びかけにより創設されたサークルです。
慶應大学の中ではもっとも長い歴史を持つピアノサークルであり、
2003年で30周年を迎えることができました。
設立当時は数名だった部員も、一時は百余名を抱えるまでになりました。
現在は、毎年80名前後でほぼ落ち着いているようです。
.例会
ちなみに卒業生に聞くところでは、KPC一の思い出がこのアンケート用紙という人が多いようです。
ピアノクラブの楽しい雰囲気が最も伝わるのが、この例会だと思います。
興味のある方は、ぜひ妙蓮寺のサロンまでお越しください。
.年間の活動
.演奏会について
定期演奏会
当サークルのメイン活動の1つであり、年2回、通常6月と12月に行なわれます。
ピアノクラブに1年以上在籍した人※(2回生以上)がエントリー可能であり、1年目の人には受付、ドアボーイ、ステージマネージャ(通称ステマネ)といった裏方をやってもらいます。演奏時間には2年生が10分、3年生が15分、4年生が20分という枠があり、各自この範囲内で自分の好きな曲を演奏することができます。
※最近は1年目の人でも12月の後期定期演奏会には出演できるようになりました!
三田祭演奏会
慶應義塾大学の文化祭である"三田祭"の期間中に行なわれる演奏会です。
この演奏会は1年生(新入部員)のデビューコンサートでもあります。企画・運営から演奏まですべて1年生によって行なわれます。
卒業演奏会
企画・運営、そして演奏まですべてがその年度の卒業生による演奏会です。
卒業生にとっては、この卒演がピアノクラブでの最後の演奏となります。
.入部資格・方法
入部にあたっての条件は、現役の学生であることだけです(他大学の学生もOK!!)。
学年や、ピアノの上手下手は全く問いません。重要なのは、ピアノの演奏が好きかどうか、興味があるかないかです。
入部の仕方は至って簡単。部室(塾生会館305)にある入部届に必要事項を記入し、入部金5,000円を納めれば、晴れて(?)ピアノクラブの一員となることができます。少しでも"ピアノをやってみようかな"と思ったら、ぜひぜひ一度部室に寄ってみてください。部員一同、いつでもお待ちしております。
.ミスタッチの会
"ミスタッチの会"とはピアノクラブのOB会のことです。
毎年6月及び12月にサロンあるいは小ホールにてOB演奏会を催し、ピアノを楽しむとともに会員同士の親睦を図っています。
大学を卒業して社会人となり、何かと多忙なOBたちでありますが、このOB演奏会は毎回かなりの盛り上がりを見せます。
また、年数回の会誌の発行も毎年欠かさずに行われています。
. レパートリー集計
2002 年度ピアノクラブ主催演奏会で演奏された曲数は計69曲にも及びます。
作曲家数は31人で、部員の幅広いレパートリーを示していると言えるでしょう。取上げられた曲数の多い作曲家ベスト5を集計してみました。
2003年度分も更新しました。合計52曲です。上位にはあまり変化がありませんね~
2004年度分も更新しました。作曲家数は24人、演奏曲目は76曲にものぼります。近年部員が増え、演奏会に出る人が多くなったからでしょう。ショパンは不動の人気です。
2002年度 (全69曲)
1位:ショパン12曲
2位:ラヴェル6曲
ドビュッシー6曲
ラフマニノフ6曲
5位:ブラームス5曲
ベートーヴェン5曲
2003年度 (全52曲)
1位:ショパン10曲
2位:ドビュッシー7曲
3位:ラヴェル5曲
4位:プロコフィエフ4曲
ベートーヴェン4曲
リスト4曲
2004年度 (全76曲)
1位:ショパン21曲
2位:ベートーヴェン7 曲
3位:ドビュッシー6曲
4位:バッハ5曲
5位:ラヴェル4曲
ラフマニノフ4曲