ダイナスティカップ第3節 日本vs中国



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・試合経過
    山口と服部が先発、ダブルボランチを構成する。GKは前節に続き川口。ツートップはカズと中山。入場者数は5万人。天気は晴れ、8m前後の強い風が左から右へと吹く。
 日本のキックオフで試合開始。W杯に向けて守備面のチェックがテーマの日本は引き気味に試合を進める。中盤は守備時に名波が引いて服部を真ん中に山口と3ボランチの形を取る。それに対し中国は強い風を追い風に受け、ロングボールで攻めてくる。
前半10分中国のCKから黎の足元に落ちるところをカットしようとした中山の足にボールが当たりゴールに吸い込まれ、中国先制点。
 日本の攻撃は中国の長身CB、GKに阻まれ決定的な形を作れないまま前半終了。
 後半5分中国呉のシュートを川口がはじくもボールは黎のところへ、そのままシュートを浴び日本2失点目。
 後半15分カズに代え城投入。後半24分中山がゴール前に出たボールをGKと接触しつつもゴールに転がしいれる。しかし、足を上げてGKと接触した中山がデンジャラスプレーを取られノーゴール。
 後半25分、中山に代え岡野投入。後半32分DFをかわした黎に対しボールを止めに行った川口がイエロー、中国のPKとなる。中国のPKはキッカーの誘いに川口が良く我慢して飛ばず、逆にキッカーが大きく外す。
 後半36分、山口に代え、北澤投入。日本果敢に攻めるも得点できず試合終了。
・試合内容
    日本はこの試合、守備のテストを主眼に置き、中盤の底を厚くした布陣を試した。しかし、中国は風上を利用しロングボールで攻めてきたためうまく機能しなかった。最終ラインがロングボールを受けた中国FWに抜かれピンチになる場面も多く見られた。
 この大会の日本の7得点中6点をたたき出したリスタートからの攻撃は中国相手に完全に押さえられ不発に終った。日本はサイド攻撃に頼り勝ちで相手DFを崩す動きが少なかった。もっとドリブル突破やミドルシュート等、攻めのバリエーションをもっと多く持ち、それを実行できるだけのスキルとフィジカルを達成しないとW杯は厳しいだろう。
 久々の先発出場のカズであったがいいボールに触る回数も少なく、今の代表の動きとうまくあっていないように感じた。



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