第4部:第2話 サブタイトル:「勇者軍 VS 魔王軍」 |
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「世界に"勇者"の力が戻りし今、世界を救うべく多くの勇者達が立ち上がった。 しかし、魔王もそれに対して魔物を作り出し、送り出してきた。その魔王軍の中には・・・。」 |
Seven Fortress EX キャンペーン |
「霧散せし世界」 第2話 「勇者軍 VS 魔王軍」 |
・・・おねがいだ、この無意味な戦いを止めてくれ− |
なお、シナリオの内容は予告もなく変更される場合があることをご了承ください。 |
勇者軍 | 世界に蘇りし勇者の力を取り戻した者達が結成した解放軍。 |
洗脳 | 魔王は配下の軍団に洗脳した勇者たちを投入した。 |
記憶 | 幼き頃の記憶。それが、徐々に失われてゆく・・。 |
シナリオ概略
「導入」
今回のシナリオの導入は以下のとおり
フォレイ:「開放」…魔王軍の中に知人の顔がある。
ケイナ :「手紙」…弓の師(父)からの手紙。町に攻めてくる勇者を止めるよう書かれている。
オリスト:「病弱な親友」…この地区の冒険者ギルドの長をしている。魔王軍の進軍の対策を依頼する。
レイン :「護衛」…魔物に追われている馬車。助けると町までの護衛を依頼。
EXパラメータを参考にしてこういった導入にしました。
なんか似たり寄ったりです。
「解放軍」
闇の大陸に拠点を持っている。
現在プリム(第1部登場NPC)というダークナイトがリーダーとなってまとめている。
ここで今回の魔王軍を食い止める作戦を説明しました。
作戦といっても洗脳しているリーダーを倒して、勇者たちを元に戻し合流して一網打尽にするという物です。
プレイヤーにはこの程度の説明しかされてませんが、多分裏では別の作戦とかも用意していたんでしょう。
「対決」
うまく敵陣の本陣に近づく事ができたキャラクター達は、リーダーをめがけて突撃します。
他の敵もいましたが、解放軍がほぼ全て引き受けていたので、事実ボスと側近との戦闘になりました。
「決着」
本来なら勇者の攻撃で倒されて、セリフを吐いて塵となる予定だったのですが。
ちょっとボスの強さを誤って作ってしまいました。
そこで、最大威力のプラーナをつぎ込んだ攻撃を勇者にしかけ、寸止めしてセリフを言う。
「フォレイ、フレイスにてあの方が待っている。」
という風に変更されました。おかげで最終話まで登場することになりました。
「記憶」
このストーリ中ですが、勇者「フォレイ」の記憶が過去からどんどん消えてゆきます。
まるで、いままで記憶していた過去が嘘偽りかのように・・・。
ネタばれ
このシナリオの最後に登場したボス、名前すら名乗りませんでしたが、フォレイの兄です。
魔の力を元に作られたため、魔人の手下として世界を荒らしていました。
だから、兄の二の舞にならないようにするため「フォレイ」は勇者の力を元に作られたのですが。
兄は魔人の手下という状態に終止符を打ちたいがために弟に接触したのではないでしょうか?
(自分の意志では止められない状態なのです。)
といっても前に書いたとおり、アクシデントで起きたことなんで理由は後付けです。
記憶が消えてゆくのは、作られた記憶だからです。
フォレイは作られてから数年しかたっていません。
しかし、幼少の記憶を作られて記憶されていたのです。
なぜ、幼少の記憶をわざわざ作って記憶させていたのか、
それは親としてせめてそのくらいは普通の子供のようにしてやりたいという思いからです。
しかし、その努力も空しく、記憶は薄れ消えていったのです。
GM感想
世界が魔王から開放されてゆく一部を演出する事を目標としたシナリオです。
よって、シナリオの内容も解放軍との接触から始まり、その手助けをするようにしてみました。
よくよく考えると5話の中で一番うすい話になってしまったような気がします。
この国だけでなく、他の世界の情勢とかも演出できてたら・・・反省点ですね。
オリストの友人を登場させる事でオリストをメインにする予定でしたが、
あまり焦点を当てられなかったのが残念です。
もっと作戦の軍師などになってもらって活躍してもらうべきだったなと思っています。
勇者「フォレイ」に対する伏線のような物がいくつか登場していますが、全ては次の第3話への伏線です。
余り難しいのも苦手なんで、結構単純ですがね。
とりあえず、GMとしては一番反省点が多かったシナリオになってしまいました。
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