第１３回コンベンションで行ったダブルクロスのリプレイです。
タイトルは「キティ・ボイス・シンフォニー」。
本人いわくハードボイルドなシナリオという事ですが・・・。

このページはシナリオ作成時に作られたメモ、データを元に作成してあります。
よってプレイ後に書いた一部を除き、実際のプレイとは異なる事があるかと思います。

ＧＭは一兎さん、当日のプレイヤーは４名でした。
なお、一部内容はコンベンションの活動記録より流用してあります。

子猫の名前をプレイヤーが決めるというようになっていたのですが、
テストプレイで私（かに）がつけた名前と偶然にも同じになったのに驚きました。

■予告編
孤独､子猫､自分自身｡闇の世界､心の中の闇

「第一楽章」ブラック・レイン
「第二楽章」シンドローム・ザ・パースト
「第三楽章」マインド・ミッション
「第四楽章」ポイズン・ラン・アフター

四人の思いが混ざり合うシンフォニー
クールなハードボイルド

・その他ＮＰＣ
外稲　泰蔵　　　♂　48　：市長　（PC4は市長に命を助けて貰った）

ゼクス　　　　　♂　25　：UGNエージェント（支部長）

ＰＣ１	ＰＣ２	ＰＣ３	ＰＣ４

オープニングフェイズ（背景描写を凝る事）

ＰＣ１ 暗く冷たい雨が降る。 俺が辛気臭い顔をしていると弥生（やよい）はよく 「君は君のままが素敵なんだよ、落ち込んでたってしょうがないんだぞ！はっするはっする♪」 と元気だが能天気に君を励ましてくれた。彼女の明るい声に何度励まされたか分からない。 しかし、彼女はもう居ない。 いつもの道、公園を横切ると「なゃ〜」と弱々しく猫の声がする。 見るとベンチの下にずぶ濡れに成って震えながら鳴いている子猫が居る｡ 自分のアパートでは動物を飼うことは禁止されているが、このまま放っといたら死んでしまうと思うくらい弱々しい。 一夜明けて、朝日がこぼれる。君が横を見ると生まれたままの姿の少女が横になって寒そうに体を丸めて寝ている。 君の頭はパニックする。 しかし君は仕事也で家を空けなくてはならない。 そう思っている内に少女は目を覚ます。どこか弥生の面影のする彼女が微笑む・・・きみは？ 子猫とロイスを結んでもらう。（名前も付けて貰う） PCはPC2と結んでもらうと好い。

ＰＣ２ キンコンカンコンー♪ 授業の始まりを知らせる鐘が校内に響き渡る。 生徒が静かになり、歴史の先生が出席確認のために名前を呼び出そうとしたときに入り口の扉が慌ただしく開き、担任の葛城先生が入ってくる。 「PC2（名前）！加藤さんって方から急ぎ電話なので早くきなさい」 そして申し訳なさそうに歴史の先生に緊急なのでスイマセンとあやまりながらPC2と教室を出る。 ※ 加藤さんは父の働いている会社の上司で何度か家に遊びに来たことのある人です。 もしもし 「あっ！PC2ちゃんかい！？お父さんが外回り中にトラックに跳ねられて東陽病院に担ぎ込まれたらしい 病院へ 病室に入ると、顔には白い布が被さっていてもう亡くなっている事がわかる。 ※ 余所見運転による交通事故（トラック）。頭の頭蓋骨、脳の損傷。 貴方は残酷な現実が突きつけられ目の前が真っ白になる｢・・・嘘｣ 今日の朝、明日父の誕生日に二人で出かけようと約束していたのに仕事で約束を守れない事で父と、何で言い争いをしてしまったのか？とか・・・もっと父にしてあげる事が沢山あったのではないか？ 貴方の頭にいろいろな思いが廻る そこへ黒服の男が・・・ PC2はPC3と結んでもらうと好い。

ＰＣ３ 長い研究期間が終わる。 君は一週間、研究室に泊まりこみでレネゲイドウイルスの活動を弱めるワクチンを製造していた。 ずっと、太陽を浴びてなかったからか朝の光が君の瞳に眩しく映る。 余り寝てなかったのも祟って、酷く体がだるい・・・。 そんな体を引きずりながら君は自分の自宅に戻り、つけっ放しにしていたパソコンのディスプレイに目をやると、二通のメールが届いている。 日付は三日前と二日前だ・・・。 一通目15：15 ※随分と久しぶりだな。私はとうとう素晴らしい発明に成功した。これで人類は新しい発展を遂げるだろう。 どうだね？この感動を旧友である、君と分かち合いたい。久しぶりに会わないかね？ 二通目21：45 ※ 助けてくれ、奴が私を殺しに来る。お前の所属している組織に私を保護して欲しい。 私の研究室は浜横市山川町666番地だ。頼む、来てくれ。 連絡を入れるが返答は無い。 行って見るとそこは封鎖されて入れない。警察とめられる （昨日の話し） 何が起きたんだ？真相⇒研究の成功。実験動物に殺される。 死体は干からびている死後四ヶ月〜半年位と判断（ミイラーに成るまでどの位かかるのか？） 警察からユニバーサルガーディアンズに指揮権が移動。 なにやら見たことの無いウイルス発見により。 それから二日後、君はUGNに呼び出される。PC2を護衛して欲しいと PC3はPC4と結んでもらうと好い。

ＰＣ４ いつものバー。 いつもの曲。 いつもの席。 いつもの・・・。 君はスネーク・アイに呼び出される。 ニ時間前の話だ・・・電話でいつものようにただ一言「20：00にいつもの所だ」 と言われ、君は待つ。 遅れもせずにいつも道理に奴が来る。 そして決まったセリフ。「またせたな・・・」 仕事の話しに入る。「計画道理、明日奴は死ぬ。勿論事故死だ。UGNが動く前に、娘を確保する。その役目をお前に頼みたい。」 「これは急を要する。俺は一番信用できる奴にこの役目を任せる」 理由：「奴（娘）の父親の研究資料を手に入れた。それには娘と研究体が必要だ。こいつらが揃えば、俺の夢がかなう」 夢：UGNとファルスハーツの日本追い出しと、その後の支配。 研究：「フッフッフそれはお楽しみだ」　※秘密の真相⇒二つの体を鍵に、パンドラを開く。 「では頼むぞ」 と席を立つ。 PC4はPC1と結んでもらうと好い。

　　　　↓
メインフェイズ
PC1へ　子猫との演出・・・じゃれて遊ぶ。植木を倒す、知覚判定（しおれる）
　　　　↓　　　　　※押し入れの母の形見を散らかす（いろいろ）。古いオルゴールがある。
PC2へ　病院での襲撃！追われる。 追うPC4(この時、部下は邪魔者を全て消す)
　　　　↓
PC3へ　自宅に居ないと知る、そして病院へ・・・既に遅い（PC2のとき出れば、飛ばす）
　　　　↓
PC4へ　PC2を追う。病院で襲撃に成功、失敗にかかわらず。公園に追い詰める
　　　　　そこへPC1が登場。子猫はどちらでも良い。

捕まえると、シーンが変わりマスターシーン
町が見渡せるビルの一室にて話し合う、市長とスネークアイ（征服計画）
「アレは何処にある？」　　「知り合いに預けている」※パンドラ

PC2：　真実を知らされる。（UGNに保護されたとき）

PC4：　いつものバーに呼び出される。そして、裏切り。襲撃。

PC1：　市長とPC1の再会（父親！市長が母の遺留品について聞く）※パンドラ
　　　　荒らされる家

PC3：　PC2との演出・・・思いやらなんやら（笑）

子猫を捕らえる。 返して欲しければ市長のビルに来い。　　Byスネークアイ
マスターシーン？市長を殺す（子猫がだと◎）　　　「おそかったな」
でくわすPC達・・・ハメラレタ！！警備員が来る。子猫と一緒に消えるスネークアイ
PC2がサラワレルと良い◎
そして、パンドラ・・・懐かしいメロディー

待っていたぞブルーライト・ブリッチでラストバトル
人質と交換にパンドラが開く。血により開く（鍵）

ラスト
最後の力を使いパンドラを壊すスネークアイ（橋から笑いながら落ちると◎）
最後のほうに自分の感情を持ち始める子猫
「私・・・みんなの事好きだよ・・・だから・・・」
パンドラを修復するために子猫はパンドラの一部に成る。
力の暴走により日本の沈没を防ぐために・・・
　　　↓
エンディングフェイズ
やはり、基本はPC聞く。

PC1：君はもう独りじゃない・・・多くの仲間が居るじゃないか！と言いたい（笑い）。

PC2：君は思い出すやさしい父親の顔を・・・と演出したい（笑）

PC3：君はパンドラが悪用されないようにUGNに届けて欲しい・・・PC1にあげても良し

PC4：ここの裏世界をどうかして欲しい（願望）

演出メモ

子猫が皆に愛されるようにロールプレイする事。

バー襲撃時に君（PC4）のお気にいりのジュークボックスが機関銃の弾丸で壊れる。
※蹴ると直る

「裏切る？駒が一つ無くなるだけの話さ」　byスネークアイ

傷は子猫が舐めて治してくれる。

ＴＯＰ

■あらすじ（プレイ後まとめ）
冷たい雨が降る中、弓月は雨に濡れた子猫を拾う。
突然の父の死・・・狙われる楓。
暗躍する黒羽。守ろうとする樋口。
四人の色々な思いが交差する中、独り冷めた目で計画を遂行するスネークアイ。
一人ぼっちだと思っていた、弓月に語る市長・・・。
十年前に発掘された黒き箱・・・二つの鍵。
組織を裏切るべきかと苦悩する黒羽。
濱横市、全体を巻き込んだ波乱に満ちたスネークアイの最後・・・。
そう・・・、何が有ろうとも自分たちは生き続けなければ成らない。
それが自分の選んだ道なのだから・・・。

ＴＯＰ

■ＧＭより
今回初、演出巻き込み型シナリオをやりました。（前々からやりたいと思っていたので）
しかし、反省点はかなり多くなってしまいました。
もっとレイ（子猫）の演出を入れるべきでしたし・・・でも一番は時間配分ですね。
テストプレイから詰め込みすぎだとは気が付いていたのですが・・・。
二話編成ぐらいがちょうど良い長さのシナリオでした・・・。
皆を主人公系にしてのコンベーションでは少しキツイと思ったので今後どうするか考えています。
時間は長かったですが、無事に終わってよかったです。

ＴＯＰ

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