おもちゃの国と夢の歯車 メインフェイズ |
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シーン2−1 「ウサギとドングリころころスットントン!?」
「追いつけなかったじゃ情けないので、そのまま行ってください(苦笑)」
「あなたが勝手に時間軸まで表現したのがいけないのです(苦笑)」
「城があるのか・・・治めているのは、女王か・・・」(決め付け)
GM:放課後になり二人は家路へと帰りますね?
ハヤテ:「帰りになんか食べて行こうぜ。勿論、ハカセのおごりね?」
真:「えっ、そんなお金持ってないよ」
ハヤテ:「持ってる、持ってる。たぶんお爺ちゃんが、ここら辺の大地主なんだよ」
真:「じゃ、お爺ちゃんが大きな道場を開いていることにしよう」
ハヤテ:「何道場だよ?」
真:「柔道の道場かな」
GM:帰り道の途中なんですけど、真とハヤテの目の前に二人と同じくらいの背をした、二足歩行の兎が大きなストップウォッチを担いで走って来ます。
真:「兎だねぇ」
ハヤテ:「兎だなぁ」
GM/時計兎:「ああ、早くしないと! 早くしないと!」
ハヤテ:「アリスだねぇ」
真:「何かの本で読んだ事あるね」
ハヤテ:「ねぇ」
GM:兎は、あなた達に目もくれずに、走り去っていきます。
真:「面白そうだし追いかけて行こうか?」
ハヤテ:自慢じゃないけど、移動力低いよ?
真:僕も低いよ?
ハヤテ:一応、平均値あるからどうにか成るかな・・・?
真:僕は、肉体派じゃないよ?
ハヤテ:そうだな。取りあえず、追ってるフリしてみよう?「よし、追おう」
一同:走ってみよう(笑)
ハヤテ:やる気のない二人であった(笑)。敏捷値判定?
真:行動値?
GM:追いつけなかったじゃ情けないので、そのまま行ってください(苦笑)
ハヤテ:ごめん、よかった・・・行動値だったら1からだったよ。
真:動けないね(笑)
GM:そうこうしている間に、兎は森の方に走っていきます。
ハヤテ:そう言えば、学校の裏手に裏山があったな(でっち上げ)
GM:そうですね、方向から言うとそっちの方角に成ります。兎は森に入って姿が見えなくなります。
真:「森に入ろう!」
ハヤテ:暗い森の中に入って行くとそこに穴が!
GM:穴?!
ハヤテ:そう。下っていかないと駄目なの!
GM:落ちたのかなそれって・・・。
ハヤテ:二人落ちたよな?(笑)
GM:落ちたんかい!?
真:そう、兎を追いかけて行ってガクッと足元が無くなって・・・。
ハヤテ:そこで「大丈夫か!?あぁ〜〜〜〜〜〜〜!!」(一緒に落ちる悲鳴らしい)
一同:「あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」(以下同文)
ハヤテ:二人は長いトンネルを滑り込む様にどんどん奥へ、奥へと落ちて行く。そして明かりが見えて、ドスンと尻餅を着いて・・・・・・何処??(笑)
GM:真っ暗闇な森の中に・・・着きました。(汗)
ハヤテ:ガ〜ン・・・明かりは何処に行ったの??
GM:あなたが勝手に時間軸まで表現したのがいけないのです(苦笑)。
ハヤテ:「う〜ん。暗いね」
真:「暗いよ、何か明かり点けるの有るの」
ハヤテ:「点けるの無い・・・何かあるかな?」
真:「僕も無い」
ハヤテ:「無い、って言うか所持品自体が無い」でも僕は鎧を着ている。
GM:着てるというか、付けっぱなしですね。
ハヤテ:実生活でも付けっぱなしなの? ちょっと感じ悪いんだけど(笑)
GM:あ、そっか超合金の体で取ったんじゃ、なかったんだっけ?
ハヤテ:じゃないよん、人型の方の鎧だよ。
GM:じゃ取れます。超合金の方は自分の体が鎧化しますから・・・。
真:「明かり、明かり・・・」
GM:明かりですか。入って来た所から道なりに兎がピョンピョン跳ねて行くのが見えます。兎が行く方向が森が開けて、どうやら町に出れる様で町明かりが見えます。
真:「町に行ってみよう」
ハヤテ:「兎を追おう」
GM:町に入りますと、兎は人込みに紛れて段々と見えなく成ってしまいます。
ハヤテ:感覚値でも無理?
GM:幾ら探しても兎の姿は見えず、あなた方の見た事も無い様な、街並みが続きますね。その街は遊園地を感じさせる、そして町の真ん中に白くて立派な童話に出てくる様な、お城が建っています
真&ハヤテ:「ここは何処??」
一同:(笑)
真:ハモったね。
ハヤテ:うん。
真:さすが、双子だね(笑)
ハヤテ:二人で見合って納得してるよ。
GM:辺りを見ますと町の住人がまるで、おもちゃのブリキの様ないでたちです。
ハヤテ:異界、アナザーワールドに入った感覚はあったのかな? ぶっちゃけ。
真:ぶっちゃけ〜。
GM:そうですね。穴を入った瞬間少し違和感があったかもしれません。
GM/ブリキの兵隊:「何だお前達は!!」とブリキの兵隊達があからさまに、ここの国の者ではない君達に詰め寄ります。
真:「ブリキ来たよ」
ハヤテ:「ブリキ来た〜、どうするハカセ?」粛清も可(笑)
GM:おもちゃのライフルを持った兵隊達も数体、集まってきます。
ハヤテ:「数体だってさ、ハカセビームで倒す?」(笑)
真:「逃げるなら今だね」(笑)
ハヤテ:「逃げろ!!」
GM/ブリキの兵隊:「待て、お前ら! 侵入者だ!ピ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」と、後ろで笛を鳴らす音が聞こえます。
ハヤテ:「気にしない♪」
真:「気にしない」(苦笑)
ハヤテ:「これは臆して逃げているのはない、寄り道しているとお爺ちゃんに怒られるからだぞ!!」と後ろに叫んで戦略のための撤退をする(笑)
真:「そんな、嘘の言い訳はいいから早く逃げよう」
GM:あなた達は取りあえず、元来た森まで逃げますね。町の方は騒がしく、お城からどんどんと兵士があなた方を探すために出て来ている様子で騒がしく成ります。
ハヤテ:「城があるのか・・・治めているのは、女王か・・・」(決め付け)
真:「トランプの女王〜」
GM:確かに治めているのは、女性の方の様です。
ハヤテ:「どうしようか? ハカセ?」
真:「どうしよっかね〜」
ハヤテ:「じゃここで三択の選択肢を・・・。
1、女王陛下に会って女王陛下を倒す。
2、見つからないと分っているけど兎を探す様に心がけてみる。
3、兵士を倒してこの世界を乗っ取る。
さー、どれにする? ハカセ?」
真:「取り合えず、女王に会ってみる?捕まったら処刑されるかな?」
ハヤテ:「そんな事無いと思うけどね・・・。
1、不法侵入者は問答無用で、処刑される。
2、女王様との話し合いで解決できる。
3、実は女王様が、俺達の知っている人という落ちがある。
さー、どれだろうね?」(笑)
GM:さっきからこのロボットは三択好きだね(笑)趣味、三択書いておけば?(笑)
ハヤテ:「基本的には2かな? 応用的には3?(笑)捕まった方が早いかもね」
真:「捕まらないといけないのかな?」
GM:さてどうしますか? 街に戻りますか? それとも・・・。
真:「じゃ〜、街に戻って捕まってみようよ」
ハヤテ:「じゃ、俺は隠れて見てるね?」
GM:方向性が決まった所で一度シーンを切りますね。
おまけ。GMのぼやき
無駄な判定は時間の無駄なんで避けたい(以下略)
プレイヤーがノリに演出してたのでGMは放っておきました。
リプレイ上だと分からないですが、夜の表現があったんだと思います。この辺はうろ覚えです。
これだけ元ねたがハッキリしているシナリオだと先読みなんて当たり前です。
まぁGMとしてもやりやすかったりします。GMによりけりですがね。
ただ、トランプの女王とまでそのまま使う気はなく、歯車の国にふさわしい特徴を持った女王を用意してました。
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