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活動記録-付録4 ニルヴァーナ第0話「ハーピーの心臓」プレイリポート・A
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GMから頂いたシナリオ資料などを掲載しています。
文章は編集していませんが、レイアウトの関係で改行を付けたり句読点つけたりはしています。

ニルヴァーナ第0話「ハーピーの心臓」プレイリポート・A

ニルヴァーナ。
文明が崩壊した世界バーラトを舞台にレガシーと呼ばれる遺産を手にした者たちが、愛に、戦いに生きるTRPG。
バーラトの世界は固定されていない。GMの裁量によってその世界はいかようにも変化する。 今回は擬似地球的な、1年365日1日24時間とし、クリスマスや七夕など一般的な行事も同じとする。 文明レベルは個人で猫型ロボットが所有できるぐらいまでいっていたとする。 イメージとしては吸血鬼ハンターDやザブングル、北斗の拳など。荒野とオーバーテクノロジーの都市が点在するわりと殺伐としたもの。
普通のファンタジーととらえてもらってもぜんぜんかまわない。

「ハーピーの心臓」
ファクトリーやハレルヤプログラム、トライロウなど基本的な設定を使い、4大種族が入り乱れた非常に一般的なシナリオのプレイを行なった。読んでいただければ幸いである。

その1 キャラクター&ハンドアウト

PC1 グロ−ナッド・ブライシス 魔族 男 召還師 魔導師

「猛る正義が胸駆ける」をモットーにした穏健派の魔族。主人公。MP回復しながら魔法を撃つというコンボを考えていたようですが危うくダイス目に裏切られそうになっていた。

君は'魔貴族'アルド・シュバイツァーの元に呼び出された。
「君は確かレディ・ハルピュイアとは懇意だったね。先日クマーラ平原の彼女のファクトリーが突如活動を始めたのだよ。彼女は知っての通り病に療養中で、こちらからは連絡が取れない。つまりあのファクトリーは暴走していると判断を下された」
ハルゥ=ハルピュイア。あまりにも懐かしすぎる名前だった。なぜ、忘れていたのだろう。その理由を君は思い出せなかった。

NPC 知人:ハルゥ=ハルピュイア(魔族)
クラミツハ家(移動型ファクトリーに居住する復古派の魔族)に類する女性。幼いころはグローナッドとよく比較されていたが思想の違いから疎遠となっていた。数年前、現代医学では治癒不能の病に罹り隠遁。
ちなみに「ハルゥ」は「甘い」という意味。大甘でしたね?

PC2 カーンティ 人間族 女 治癒師 電霊使

大天教を信仰する16歳(?)の少女。魔族の血を引き、緑・金のヘテロクロミアの半魔。GMに一番騙された人。

君は'大天教聖女'ソフィアの下に呼び出された。
「神のお告げがありました。クマーラ平原に一つのファクトリーが現れると。万人の咽を潤し億人の餓えを癒すことができる神の御手。今その力が間違った方向へ進もうとしています。お願いです。あのファクトリーさえあれば何万もの弱き人々を助けることが出来るのです」

NPC エルバ(機械族)
ソフィアの側近である女性体の電霊師。暴走するファクトリーを制御する為カーンティと共に旅立つ。
ちなみに「エルバ」は「缶詰」の意味。ひどい名前だ。

PC3 ドッコ 獣族:亀人 男 射撃手 技匠 獣族傭兵団団員

PLは種族説明を聞いて亀がやりたくて仕方なかったらしい。モデルはカ○バズーカ。攻撃力は最大。防御力も最大だったのだが後方だったから物理ダメージ飛んで来なかった。口癖「ズーカ!」「〜でガンス」等。いいなあ亀。

君はクマーラ平原にいた。眼前に広がる大平原。背後にはクリシュ藩国の街がある。獣王レオンが吼える。
「我々は守らねばならない!! 人々の暮らしを、この街の平和を。正規軍が動けない今、アレを止められるのは我々しかいない。敵は魔族の作った古のレガシーだ。どのような力を持っているかわからない。だが我々は戦わなければならない。たとえいかなる犠牲を払おうとも!」

NPC 師匠:アンフ(象獣人)
守護者・技匠の傭兵。特技はカバーリング。大天教の信者でありとてもよく出来た人格者。
ちなみにアンフは「鼻」という意味。

PC4 ランドート 人族 神闘士 神闘士

力を信奉する青年。唯一の前衛キャラだったため、ほぼ全ての攻撃を受け、倒れるたびに強引に甦えらせれていたまさに不死鳥のような男。起き上がりこぼしの方が近いか?

君は遺跡調査組織クリュプトンにやとわれたパスファインダーだ。
魔族が放棄したファクトリーの調査 及び有用なファクトリーを狙う山賊や魔物など外的な排除がその仕事だ。
「すごい・・・。さすがに魔族の所有していたファクトリーね。何ていう高性能、なんて無意味さ。すばらしいわ」

NPC ラハーネ(人族)
眼鏡の似合う女性の研究者。わりと活動的。人間の女性NPCが欲しかったので出しただけだったりする。
ちなみに「ラハーネ」とは「キャベツ」の意味。純粋に響きだけからとると意味がなくなる。

PC5 シェン・キリク・シュバイツァー 魔族 魔導師 魔導師

角生やして翼出してと外見から魔族な少女。今回唯一ハレルヤプログラムのことを知っているキャラクターとして参加。魔族の女性を演じた為後の悲劇を生む。

君はトライロウに属する戦士だ。プリス・テラヴィに受けた指令は、
「あるファクトリーが間違った使われ方をされようとしています。世界を奴らの思い通りにさせてはなりません」

NPC 爆裂お嬢プリス・テラヴィ ルールブック参照のこと。

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その2 NPCひとりごと壱

匿名希望(元広域暴走組織バーラト神聖騎士団団員 黒い三連星 二番星)

「まあ、話せば長くなるんだけどよ。放棄された魔族のファクトリーがよ俺らの縄張りにのこのこ入り込んできやがってな。うまく手に入れりゃ一生遊んで暮らせるってんで向かったんだがよ、簡単にはイカネエよな。やっぱ。いきなり撃たれちまってよ、鉄騎はぶっ壊れるわ、血は止マンねえわでな。仲間からもうめき声しか聞こえねえ。いつ死んじまってもいいつもりでつっぱってたんだが、いざとなるとさすがに怖くなっちまってな。いや死ぬのが怖かったわけじゃねえよ。ただこうして生きてきて誰にも覚えられず、何もせずに死んじまう空っぽな人生が怖かったのさ。まあ、これは兄貴の受け売りだがね。 気が付いたら体の痛みが消えていたんだ。死ぬってのは思ったより苦しくないと思ったよ。それにこんな美人の姉ちゃんたちがいるんならただ生きているよりましかもしれない。涙なんて流したのはいつ以来だったか。その霞んだ中でその美人はこういったのさ。「もう大丈夫ですよ」ってな。そこで初めてオレは助かったのに気づいたのさ。 2人は世界中の貧しき人たちを救うためあのファクトリーに行かなくちゃならないって言ったよ。それが正しい神の導きだからって。オレにはわからなかった。見ず知らずの人間に、何の見返りも求めずに働くことの意味がサ。だってそうだろう。親兄弟でさえ信じられネエのに他人に尽くして何になる? 腹さえ膨れねえ。感謝される? それがどうした? 神なんていたとしてもそいつはただのサディストだ。人が苦しんでいるのを見て喜んでいるただの下種野郎だ。とオレはそのときまで思っていたよ」

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その3 GMのひとりごと壱

ファクトリーを難攻不落の要塞にしてしまったのでPCを集めるのが結構強引だったりして。PC1は魔法で転移させよう。フリーパスの指輪もつければOKだ。PC4は最初からいるから逆に出られないようにしないとな。PC4は鉄騎でつっこませよう。アンフを目立たせるいい機会だ。PC2は・・・。大天教信者の人海戦術で! PC2がけが人を助けると言わなかったら無実の信者がたくさん犠牲になる予定でした。ひどいな。PC5はまじで考えてなかったよ。ははは。

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その4 暴走ファクトリー情報

「昨夜未明クマーラ山脈に出没したファクトリーですが、クリュプトンの調べにより魔族の所有していた移動型ファクトリーだということがわかりました。主な生産物は豆類、糖類、酒類など。珍しい複合型のファクトリーだということです。一時北に向かい大きく迂回していたのですがその後一直線に南下。このまま進めばクリシュ藩国に突入ということになります。現在主は不在であり暴走している恐れがある為進路上の街の住民は恐怖におびえ、逃走用トラックの席が高値で取引されています。  現場からの映像が入ります。遅い速度ながら紅い帯を足跡にしながらじわじわと進む謎のファクトリー。その豪奢さはまるで城砦のようです。あ、あぁぁっと、今、何かが光りました。大口径のビーム兵器でしょうか。大地がえぐれています。複数の人影が見えます。無謀にも物見遊山で近づいた人々が最初の犠牲となりました。ご冥福をお祈りします。臨時ニュースが入りました。偶然滞在していた獣族傭兵団がファクトリーを迎え撃つべく行軍を開始したということです。最強の軍と呼び名も高い、獣王レオンが率いる獣族傭兵団VS突如行動を開始した魔族の古のファクトリー。これは下手をするとかの"黒い夜"事件の再来かもしれません。近隣の住民は誘導に従い速やかに避難を行なってください」

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「ハーピーの心臓」プレイリポート Aパート終了 Bパートに続く

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