愛のソナタ/ESP! (宝塚大劇場・5月24日・6月7、8、16、17日)


「観劇日記を書く」って言ってからどれくらい経つんでしょう。
私ったら何時からこんなにいい加減になったんでしょう。
公演も中日をとっくに過ぎて、残り一週間。

信じられん。

退団発表がついこの間のことのように思えます。
あーあ。やっぱりあっという間だなぁ。
まなみぃぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!

叫んでないで観劇日記に参りましょう…(笑)。



まずソナタから。
東京から合わせて20回以上観てるのかな?
流石にかなりシンドイです(笑)。もう沢山よソナタはーーーーー。
特に一日に二回観ると、確実に二回目は睡魔との激しい闘いになります。
こないだなんか眠くて耐えきれず、うとうとして首が前後揺れしてしまった(笑)。
後ろの人ごめんなさい。首が揺れてて迷惑だったと思う(笑)。
因みに眠くなるポイントは何時も決まっている。

・ピンクマントまなみの薔薇の騎士!!
 (でも大音量の「男爵様〜〜こち〜〜ら〜〜♪」でビクッと必ず眼が醒めるんだけどね。笑。)
・もっさいだっさいカップルのプラター公演ラヴシーン!!
 (ここは目覚まし(笑)も鳴らない為、下手すると寝たまんまで過ぎ去ってしまう。)

何でソナタってあんなにつまんないのかしら。
学芸会みたいなのよね、脚本が。
しかもヴィジュアルも全く楽しめないし。LUNAと張る最悪さよ。
(ベビー服みたいな色味の衣裳をまなみに着せないでーーーーっ!!!)
八方塞よね全く。

しかも大劇場は東宝に比べてつまらなさ130%アップって感じである。
そりゃ前後揺れもするってもんである。
お芝居ラストのフィナーレを始めとした数々の改悪によってテンポが悪くなっている上に、
なんと言っても、美々のテレーズが変わっちゃったのが、一番痛い。
東京ソナタだってつまらなかったけど、美々だけは見る所があった。
美々が良かったから感動できる部分もあったのよ。
それが大劇場にきたら、すっかり甘えたな元帥夫人になってしまったんじゃーーー!!!
最初のベッドから科白廻しが全く違う。
あんな、オクタヴィアンに対して甘えたなテレーズは嫌だ。
凛とした部分がかなり薄くなってしまった。
凛とした部分が薄くなると、オクタヴィアンに対するウエットな感情と
(オクタヴィアンを愛しているからこその)その感情の抑制、
という彼女の大人の愛情がこっちに響いてこない。
テレーズはしなやかだけれどとても強い女性なのよ!!!!
どうして変わっちゃったんだろう?
あんまり良過ぎて主役を食っちゃうからだろうか…?(笑)
美々があの舞台を引っ張ってくれなきゃ誰が引っ張ってくれるっていうのよ(笑)。

しかも、どうしても言いたいのがラストの改悪。
何なんだよあれは。
わざわざ白い綺麗なお衣裳に着替えさせて並べる必要が何処にあるよ。
あのラストはね!!
それぞれがそれぞれの役のまま、
まなみを見送る温かい眼差しに最大の良さがあったのよ!!泣けたのよ!!

それがね、あんな如何にも「綺麗にお着替えして参りました〜〜」
ってバタバタ出てこられてもね、
(しかもまなみが銀橋を渡っている間に次々とーーーーーーー!!!!!)
どんどんどんどんしらけていくだけなのよーーーーーーー!!!!!!
しかも着替えて出て来た人達はね、
すっかり「ショー」ムードになっちゃってるのよーーー!!!
余韻が何もありゃしないじゃないのよばかやろうーーーーーーーーっっ!!!!!!




そんな中、まなみは相変わらず健気に頑張っています。
もう書き飽きた(笑)。

「良くない作品でも決して捨てずに頑張っているまなみ」。
「そんなまなみが好きだー!」


…最後も何時も通り(笑)。
でもね、大劇場ではより試行錯誤している様子が見て取れます。まなみのオクタヴィアン。
(確かに、まなみのオクタヴィアンって最初っから真面目過ぎて変化に乏しいのよ。)
観る度に変わっている(笑)。特に六月に入ってからはそれが顕著。
最初から最後まで眼が怖いオッサンオクタヴィアンとか、
(でも大袈裟なところがなくって良かったよ、このオクタヴィアンは。
 テレーズに対しても眼が冷えてて怖かったけど。笑。ちょっとドイルみたいだったけど。笑。)
最初のところだけオッサンで、途中からすっかり忘れたようにまた大袈裟に
なっちゃってるオクタヴィアンとか、
(これは…びっくりした。笑。)
いつも通り大袈裟な芝居をしていながら、眼だけは冴え冴えと怖いオクタヴィアンとか。
(こ、怖かった。笑。)
日替わりなのよ(笑)。観る度に違う。最後までまなみは頑張る(笑)。それでこそまなみ。
そんなまなみを最後まで見守りたいと私は思う。ああまなみーー。

それに、ベッドシーンの気だるさと色気は相変わらずの良さだった。
歌は相変わらず口を縦に目一杯開けての熱唱で、やっぱり感動する。
例え、お芝居内容に全然関係無い、取ってつけたような、
退団を意識した妙な主題歌であっても(笑)、

まなみが本当に一生懸命歌っているのを見るととても感動する。泣ける。
そしてまりあんでるちゃんはやっぱり愛嬌があって可愛い(笑)。

まなみのまりあんでるの凄さっていうのは、カマっぽさと可愛いさの同居、という部分にある。
まなみのまりあんでるちゃんは、しっかり「男が女装している、オカマ」に見える!
そしてその一方で、しっかり「可愛さ」「美しさ」も持ち合わせているのよ。
凄いことなのよこれは!(力説)
全く異なる要素をしっかり両方持ち合わせているんだよーー??
どっちが欠けても、お芝居の展開上、困るんだもの。

大劇場では前髪もつけててねーー!!もうっっ可愛いのよこれがまたーーー!!!!!
でね、その前髪を、テレーズとのラヴシーン(?)の前に、
頭につけてる三角巾みたいなシロモノ(何て言うのあれ?)と一緒に、
さり気無くベッドにポイッって置くのよ!!これがまた可愛いのよーーー!!!
(は、ファンモードなりかけてる。)
但し、紫吹とのイーグル邸におけるアドリブ合戦の間の悪さだけは如何ともし難い(笑)。
何が一番イカンのかというと…、
あの二人はね、お互いのやることを、お互いに全く受けようとしていないねん。
二人とも好き放題やりっぱなしでしょ?間も息も何もあったもんじゃない。
あれでは内輪ファンにしか受けないだろうが。
もうイーグル邸最初の「男爵さまーーーーーー」
と抱きついてる段階から既に、余りの間の悪さに「勘弁してくれ」と目眩がするのよ、私は何時も。
だけど、まなみは大劇場へきてから、少しオックスのアドリブを受けるようになってきたかな(笑)。

*

檀ですが。
ゾフィーという役はやっぱり余りにも魅力が無さ過ぎる(笑)。単なる子供に過ぎん。
ただ、最後のオクタヴィアン、テレーズとの三人のシーン〜オクタヴィアンとのラヴシーンは
東京よりいい気がする。「世界中の男の顔をひっかいて回りたい…」の世にも唐突な科白も
ソフトに感じるようになってきた(笑)。
(余計な科白を加えていないでこの科白を何とかして下さいキムラ先生!!)

*

紫吹は相変わらずの間の悪さ。
「足ーーーーーーーーーーーーーー!!」
「私だって、痛ァーーーーーーーーーーーい!!」
「血・っだーーーーーーーーーーーーーっ!!」

など、決闘シーンは本当に余りのリズム、間の無さに呆然とします。
なんでなのーーーーー(笑)。
イーグル邸も引き続き酷い。
まなみもいい加減酷いが、ここでは紫吹はもっと酷い。
リズムや間に加えて、科白の強弱の付け方も、どうにも滅茶苦茶。
この二人(まなみと紫吹)で、
出演者の力量に頼ったコメディーリリーフな場面やるなんてやっぱり無謀過ぎる。
はぁ…。「頭が割れるようにいたい〜〜〜〜〜」(ファニナル氏)
あ、でもね、「憎めない」感じはね、結構出てると思うのよ。可愛いと思う、紫吹のオックスは。
それからヴィジュアル的には今迄で一番綺麗だと思うし。
でも、それだけ(笑)。
あーーーーーーーもーーーーーー!!!!!!
はっきり言う。 私はねーー、今回の紫吹がどうにもこうにも納得出来んのよ。
役自体、確かにいい加減極まりない書かれ方だけど、でもあれはないだろ!?
今まで、しょうもない役でも圧倒的な存在感と華やかさでスター然としていた紫吹が、
なんでこれやねんーーーー!!
(こんなにコメディがダメな人だなんて知らなんだ…とほほ。)

*

汐風は個人的に大変素晴らしいと思う。
役自体は全然大した役じゃないのに、ちゃんとアクセント的な存在にまで持って行けてる。
汐風の一番素晴らしいのは、最後の「それでもご主人さっ。」の科白に象徴されるように、
(この科白廻し、表情、仕種、絶妙っすね。)
ご主人オックスに対する思いやりがその言動の端々にしっかり感じられること。
凄く細かい芝居してるのよ、汐風は。とっても温かい芝居なのよ、汐風は。知ってる?(笑)
「どうしょうもないご主人様だけど、ちゃんと彼の良さも知っている、だから見捨てきれない。」
というしっかり者の家来、ちゅうのがあらゆる場面でバシバシとこっちに伝わってくるのね。
出過ぎない、適度なアドリブでオックスに絡む辺りもとっても素敵。
(相手のアドリブを受けるっちゅうのはこういうことだよ!!まなみと紫吹は汐風に学べ!)
酔っ払って言う「らんひゃくぅ!!??」も最高(笑)。
(あ、でも、「なんだかすり傷じゃないかぁー。」は流れちゃう事が多くて少し困ったが。笑。)
「願わくば伝えてよ♪」の歌もかなり秀逸なナンバーに仕上がっていると思う。
地味だけどね、ちょっとヤス(「銀ちゃん」の)っぽいけどね、
でも故郷に対する切ない思いは大変ストレートに伝わってきます。しかも暗くなり過ぎずに!
こういう役所は本当に良いです汐風は(笑)。
…月組に戻っておいでよ汐風(笑)。
(でも、まなみの最後の公演に彼女が出てくれて本当に良かった。)

*

で、ちょっといいですか。
私ね、 凄く怖くて気になるのが美原のルチアーネなんだけど(笑)。
あの人は一体、マジボケなキャラなの??
それとも自分も不安なのを押さえて敢えてああいう風にゾフィーを輸しているの??

(ゾフィーがオックスから酷い扱いを受けた直後の場面ね。)
未だに分からないのよ、悪いけど美原が下手で。(ごめんね。笑。)
何考えてるのか全然分からないんだもんあのルチアーネーーー!!(笑)
怖いよーーーーーーー!!!






ショー参りましょう。思ったよりソナタが長くなってしまった(笑)。

ショーの初見の感想、「………」
もうさ、嵐のように過ぎ去ってしまって、「今のは一体…。」と呆気に取られたのね私は(笑)。
事前にかなり情報が入っていたので肩透かし感もあった(笑)。

このショー、まなみが自分のやりたいことを全部やって、色々詰め込み過ぎてるのは明らか。
そしてセットがとんでもなくチャチで「スタジオか?(しかも80年代)」なのも明らか。
衣裳もセットも構成も音楽も、とにかく全体にチープ過ぎて場末感が甚だしいのも明か。
だがしかし!私はこのショーでショースター真琴つばさの真髄を見た。
まなみはやっぱりショースターです。うん、もう本当に(笑)。
笑っちゃうくらいの場末感は今や快感でさえある(笑)。

まなみが二番手の頃、ショースターとしてのまなみの良さって、
「アクの強い華やかさ・ねっとりした色気」
にあると私は思ってたのね。
(ヅラ・メイク等のヴィジュアルのセンスの良さ、とかはそれプラスα。)
で、それは、何故かトップになってからは余り感じられなくなってしまったと思うのよ。
(トップになってから出てきた良さもある。それは見事なエンターテイナーっぷり。)
でもね、それが今回!!
最後にして甦ってきたやんけぇええええええええええええーーーーー!!!
って感じなのよーー!!!


特にそれを感じるのはゼブラの場面。
あの掛け声、表情、なんてアクが強いのーーーーーーー!!!!!!!
なになに「シィィーーーーーーーーーーーッッ」
「ッア゛ーーーーーーーーーーーッッ」
ってーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!!!
しかもしかも、「チチチ!…It's cool!No!!」ってぇぇぇえええええええ!!!!
(こ、こ、こ、この何というえもいわれぬダサカッコ良さ……たまらない…。)
「No!」の時のポーズと表情がいいのよーーーーーーー!!!!
そのあとも「ッア゛ーーーーーーーーーーッッ」連発だしーーーー!!!!!
もうなんちゅうか、オヤジ華やかって感じかしら?????
オヤジなのーーー!!そしてねっとりセクシィーなのよーーーー!!
めっちゃ気持ち悪いーーー!アクが強いーーー!良過ぎるーーーーーーーーー!!!
最高ーーーーーーーーーーーー!!!!!!

(気持ち悪いのにそれがたまらなくいいねん!!分かる???…分からねえよ!笑。
言っておくけど、ここの衣装やヅラは私の好みではないからね(笑)。
あんな派手に立ち上げた頭は好きじゃないわよ、私は撫で付け頭至上主義ですから(笑)。
撫で付けが似合わなきゃ男役じゃないとまで思ってるんですからね。
でも、そんなことはどうでもいいくらいに、
ここの場面はまなみのショースターとしての資質が存分に発揮されてると思うの。
あの掛け声ときたら…。まなみが考えたのよねきっと(笑)。
素晴らしいわよまなみ!!

それから、そうですミドリやろう再びの獣、横文字で言うとビーストの場面ね。
(ミドリやろうについて知らない人はここを見てネッ。)
(まなみったらミドリのブラウス着ちゃって、またミドリやろうネッ。←気持ち悪いねん)
あの場面、最初見た時は、
「良いのはまなみが檀の首に食い付いて、じゅるるんってやるところまでだな。
 そのあとの歌とダンスは長くてただダレるのみ。つまらない。いらん。
 それに吠えもないし。まなみの獣が吠えないでどうする。 」
と思っていたのだが、六月に入ってからのここの場面のまなみに物凄い変化が。
まず、口紅を拭って顎に擦り付ける!!!血のりみたいやねんーーーーーー!!!
いやーーーーーーーーん!!!いいーーーーーーーーーーーっ!!!
そして吠える!!!吠えまくる!!
顔面もそれはそれは凄いのーーーーーーーーー!!!!!!

これでこそまなみ!!(ふごっふごっ)←鼻息が荒い
まなみの凄いのはこれらが全て確信犯なところ。
お茶会での公演関連の質問に対するまなみの答えで一番印象にのこってるのが、
ここの場面(の血のり状口紅)に関して、
「(場面後半に)何か変化を付けなければと思ってずっと考えてた。」
って言ったこと。(それで思いついたのが口紅、だったそうな。笑。)
まなみはこの場面の後半が、長くてダレててつまらないってことが分かっていた訳よ。
それでわざわざ変化をつけた訳よ。ノリで出てきた訳ではないのよ。
まなみ…凄い!!!素晴らしいわよまなみ!!!素敵よまなみーー!

(アンタさっきからステージママか。)
私は感動したんです。そのさり気無い一言でまなみの苦労と努力が見えて。
まなみの付けた変化は確かに効いている。
それに加えて中盤からラストへ向けての盛り上げも素晴らしく、
ダレた場面がどんどんドラマティックになっていってると思う。
あーもうまなみったら本当にもうーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!!
あなたはショースターよ紛れもなくーーーーーーーっ!!!!

因みにここで私が一番好きなのはね、銀橋の歌が終わってから、被り物を取って、上手で、
「クワッッッ」
と、威嚇するような凄い形相するところーーーーーーーーっっ!!!!!(笑)
(そう、まなみって「クワッッ」っていう擬態語がピッタリくるねん。)
すっごいの!!!あははははははは!!もう大好きなのよ私、あんなまなみ!!!(笑)

*

一方、「センチメンタルジャーニー」やタンゴの場面では、
とても正統なまなみの美しさが堪能出来ます(笑)。
「センチメンタルジャーニー」のセピア調の衣裳、タンゴのえんじのスーツ、
何れもすっっごく似合ってて、ここのヴィジュアルは非常に私の好み(笑)。
(スーツ大好きサスペンダーはもっと好き。笑。)
ひたすらまなみの美しさに酔っているうちに過ぎて行くって感じ(笑)。
「センチメンタルジャーニー」は曲もムードもお洒落に仕上がっています、ハイ(笑)。
んで、それに満足している風な「ご満悦まなみ」が可愛くて好き(笑)。
使ってる椅子がゴツくてデザインもお洒落じゃないのが難点なんだけど(笑)、
でも上に立ったり逆立ちしたりのアクションを考えて、
「ゴツくないと危ないわよね」と自分を納得させているわし(笑)。
タンゴはスーツに撫で付け頭で無機質なまなみが本当に綺麗。
もっと長く帽子取っておいてくれたらなぁとも思っただけど、
結構、最近では帽子を被ったまなみも好き。
綺麗なんだな見せ方が。スーツのラインが。
「ああ…まなみだなぁ…まなみのスーツの着こなしだなぁ…。」
って思えるので、なんかそれだけで満足やねん(笑)。
(同時にしみじみしちゃって悲しくなるんだが。)

トリックはねェ。
あれは大劇場のキャパを考えてないんじゃないのか?
2階後方席からはよく分からないと思うよ。あんな小さい動きのトリックじゃ(笑)。
もっと大味で派手でないといかん。あんな大きい劇場で「トリック」やるんなら。
でもまなみは嬉しそうにやっています(笑)。
もう、吸い込まれいく時の顔ったら…がはははははははは!!
それから、あっという間に終わってしまうスーツで踊るまなみは滅茶苦茶可愛いです。
(正味30秒くらいなんじゃないかと思うが。笑。)
もう完全に「女の子」なまなみなのよあれ!!眼が違う。男役じゃない。
上目遣いが可愛いーーーーーーーーーー!!!
髪型もちょっとふわっとしてて可愛いーーーー!!!!!

じゅるじゅるじゅる…可愛いのうまなみは…うへへへへ…。(オヤジ化)




さて、最後にオープング・中詰め・フィナーレの話を。

オープニングのスパニッシュは頂けません(笑)。
曲がノリにくいし、衣装も良くないし、イマイチ盛り上がりに欠ける。
見てて「ワクワク感」が湧いてこないオープニングなのよ。
(同じスパニッシュってことでどうしても「ル・ボレロ・ルージュ」のオープニングと比較しちゃうしね。
 あのオープニングは素晴らしかった。衣裳も曲も構成も盛り上がりも。)
それに、まなみは、一度引っ込んでから再度出て来る時、
黒い衣裳に着替えて欲しいんだけど(笑)。
でも実は、凄いもんが隠されてるのよねこのオープニングには。
序盤、銀橋下手におけるまなみと檀の絡み!!!
これがすっごいいいのよーーーーー!!!

私は真剣に、この二人がコンビを組み始めてからのショーの絡みの中で、
一番の場面なんじゃないかと思っている。凄く大人っぽくていいムードなのよ。
まなみは檀に流し目しながら手でクイクイッってやるんだけどねーーーーー!!!!!
もうそれがっっ!!!!!!!
オヤジでいいのぉぉおおおおおおお!!!!!!!
あの目付きーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!!!
濃いのーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

はぁはぁ…。銀橋のウィンクも凄いです、まなみ。
2階席で観てた時爆死しました。ぎゃあああああああーーーーーっ!!!!!!

中詰め。
大和の心許無いソロで始まり、何時もどうなることかと思うんだけど、楽しいです(笑)。
まなみもこの上なく嬉しそうで、ああこういうのやりたかったんだろうなって思う(笑)。
DSでお披露目したあの黄色い衣裳はね、最初見た時は引っくり返りそうになったんだけど(笑)、
(だってDSでは昆虫みたいなサングラスまでかけてたのよーーーーーっっ!!!
 蜂人間かと思ったわよーーーーーーーーーーーっ!!!!!! )
(DSは楽しくって凄く感動したたけど、あの衣裳のおかげで、
 ESPに関する不安材料をも同時に残していったんだからーーー!!!笑。)
あんだけ色違い(プラス少しデザイン違い)がわさわさ周りにいると、
別に気にならず、むしろ格好良く見えてしまってびっくり(笑)。
胸元はマックス!!!ってな具合にガバガバに開いているが、
あの開き方には色気もデリカシーもなくて好きじゃない。じゅるじゅる出来ん。
…気になるけどね(笑)。
で、ここで大いに言いたいのが「記憶のかけら」について。
使う場所が間違っている。
あれはフィナーレで、まなみが一人、大階段で歌い上げて欲しい歌なのよ!!!!!!
あんなところで、中詰めと獣の隙間で慌ただしく歌う歌じゃないのっ!!!

CDを買った当初、何度か聴いてるうちに、
「ああこの曲はファンのための歌なんだ。“君”はファンなんだ…。」
って気付いてから、もうもう泣けてねー(笑)。
それがあんな使い方っ!!!!馬鹿者ーーーーーーっ!!!!
今からでもいいから変えろーーーーーーーーっ!!!!!!!

(無理を言う411)

フィナーレ。
構成・衣裳ともに東京ソナタと同じ。
振り付けは曲の変更に伴い微妙に変わり全体にテンポアップ。
「マイウェイ」(黒燕尾・ラテン)→「G線上のアリア」(トリオ)→「青い影」(まなみソロ)と、
限りなくベタでオヤジくさい選曲でなんと言ったらいいのやら(笑)。
何しろ東京の曲使いにすっかり慣れちゃってたため、最初は違和感が凄くて
気分悪いくらいだったが(笑)、しつっこい「マイウェイ」にも最近ではもう慣れてきた(笑)。
が、わざわざ違う曲をあててまで、東京と同じあのフィナーレをすることに
何の意味があるんだろう。全く別のフィナーレを新たに作って欲しかったわよ。
ショー全体の流れからも浮いてるしさ。(「マイウェイ」黒燕尾の間抜けた感じが許せん。)
けどまなみは相変わらず壮絶に綺麗だし(本当に何て綺麗な顔なんだろう…。)、
白い衣裳でウワァッと盛り上がるところなんて、客席に降りて来て凄く楽しそうで可愛いし、
息切れしながら笑ってるのも可愛いし、そんなまなみを見ていると…
ま、いっか!まなみが嬉しそうで可愛いから!!
と思っている自分がいる(笑)。恐ろしやファン根性(笑)。

パレードの紫総スパン衣裳はとっても映えます。凄く綺麗。
変えてくれて本当に有り難う(笑)。

*

冒頭にも書きましたが、千秋楽まであと一週間になりました。
まなみー、あと少しになっちゃったね。ガンバレまなみ。




で、ここへきて私は何だか落ち着かない日々を送っているのだが、それは何故でしょう。
ケケケ…千秋楽がどうしても観たいからじゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!
絶対に観たいんじゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
当初からチケットがあろうが無かろうが、七月二日は宝塚へ行く予定だったんだけど、
コネ無し金無しFC会員でもなし!で千秋楽チケットは未だに手に入っておりません(笑)。
前売りはぴあに徹夜してみたものの、「ぴあの取り分が大幅に減った」という噂を
実証する形になってしまったし…(笑)。む、虚しい(笑)。
だけど、七月二日、劇場の外で待つのは絶対に嫌!!!!!!!!
観れなかったら死んじゃうーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
何が何でも観たいーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!

という訳で、最近はオークションとにらめっこしている日々です(笑)。
頑張ります。
だって観られなかったら、ここ五・六年ほどまなみファンやってたのは一体何だっただろう、
ってとこまでいっちゃうもんわし(笑)。
まなみを見送れなければ自分の気持ちにケリを付けることが出来ない。
(観たって付けられるか分からないのに。)


(20010624)



|| top | theata | kangeki all | kangeki mami ||