うたかたの恋/ブラボー・タカラヅカ


去年中にやるつもりが、新年も明けて1週間ほどが経過(笑)。
又もや、今更な観劇日記になってしまいましたが、書かないわけにもいかない。
さ、日記を見ながら思い出しつつ行ってみよう。

今回は私は、松本と市川に参りました。
相模大野も行くつもりだったけど、結局やめた。
仕事があったし、行き過ぎだったし(笑)、まぁぶっちゃけた話、
まなみが、次回の大劇場公演(2000年2〜4月)で退団になるんだったら、
相模大野も無理して行こうかと思ってたんだけど、
退団発表もなかったので、まぁそんな無理することもなかろうと。
そういう訳ですわ。(ぶっちゃけ過ぎーーー!!笑。)



では芝居の方から。
作品については、前回散々触れたんで、今回は別に何も語る事はありません(笑)。
が!!矢張り、名作やわ。
観ればそれとなく感動している自分にちょっと笑う(笑)。

で、まなみルドルフですが、やっぱりヴィジュアルがサイコーーーーーーーーーーーー!!
きゃぁぁぁああああああああああーーーーーー!!
いゃぁぁぁああああああああああーーーーーー!!
ひぃぃぃぃいいいいいいいいいいーーーーーー!!

イヴもソールも、ヴィジュアルうーーんと楽しんだけど・・・ああっっ!!
殿下〜〜〜〜〜!!殿下ぁぁああああああ!!
殿下もやっぱり最高ーーーーーーーーー!!

やっぱり軍服だわねーーーーーーーー!
マイヤーリンクの白いドレスシャツもいいーーーーーーーっっ!!(含む・胸元)
ぎゃーーー!ぎゃーーーーーーーー!!
綺麗綺麗綺麗綺麗ーーーーー!

もう、「完璧」という言葉が常に頭を離れなかった・・ああ・・ごっついしあわせ。
わしゃこの為に生きておるのじゃぁぁ。まなみちゃぁぁああん!
何て綺麗なのーーーーーーーーーーーー!!

ああ、でも、赤い軍服は相変わらず似合ってなくて、
出て来た瞬間吹き出しそうになったけど(笑)。

はっ、いきなりファンモードから入ってしまった!
しかも、かなり興奮してるし。アホや。
何か久し振りだから観劇日記の書き方忘れてるみたい(笑)。

そうですな。(正気に戻った。シュルシュルシュル。
まなみルドルフ、春と比べ明確に変わったところは、クサくなったところだろうか。
「ああぁっっ・・新しい生活が出来たら・・・っっ」
も、やたら感情こもってクサかったし、マイヤーリンクの心中場面は、
もーーーう、唇震わせて、
盛大に、泣くわ泣くわ。
私が観た中では、松本のお昼が1番泣いていた。
鼻水出ないのが不思議なほどにボロボロ泣いていた。

もうひとつ、まなみルドルフ、若々しくなってた(笑)。
春ほど影背負ってなかった気がします。
前半、疲れている風はあるけど、そんなに暗くはない。
マリーと出会ってからは、もう完全に恋する爽やか青年。
マリーへの感情表現がストレート過ぎる(笑)。
ごっついニコライチック。
NO!NO!NO!NO------!!!
そんなだから、春は、苦悩したルドルフばかりが印象に残ったんだけど、
今回は、マリーとの恋に浮かれちゃってるルドルフばかりが印象に残った。
っていう感じね。

かくれんぼ〜 狼男ごっこの場面も、観客を楽しませようという、
まあ非常にまなみらしいサービス精神は分かるけど、
ちょっとやり過ぎ、遊び過ぎで頂けない。
いや、ファンモード的には楽しいのであるが、
(松本で連発してた「〜だにー」っていうのはめーーーーーーーーっちゃ可愛かったぁぁ。)
初めて観た人とかは付いていけなかったんじゃないか?
「本当に・・恐くないのか・・」
で、素早く切り替えて涙出来るのなんか、リピーターだけなんじゃない?(笑)

但し、オヤジと話すところはいいです。凄く。
淡々としたルドルフが。
この場面は春より良くなってた。
最後の心中シーンも、まぁ泣き過ぎな気するけど(笑)、やっぱ、いいわ。
ここ、まなみルドルフはマリーが愛おしいぜーーーっていうオーラがガンガンなのよね。
そこが、泣けるんだわ。(泣いてないけど。)

でもまぁ相対的には、何だか浮かれた感じで(笑)、春の時ほどいいとは思わなかった。
まぁ悪くは無いんだけど・・。
・・そうだな。あんまり「大人の男」の匂いがしなかったのが最大の敗因かもしれん。



さて、まなみルドルフに限らず、今回の「うたかた」は、
全体的に、異様にクサさが増していたように思うのである(笑)。
汐美のジャンも、かなり、クサくなっていた。
最後のミリーと声を合わせての、
「我々は、信じているのでありますっっ!!!」
ってー科白も、
こぶしプルプルさせてる(実際はしてないよ。笑。)かのような言い方だったし(笑)。
ステファニーを止めようとするところも、更にパワーアップしてクサくて、
必死の形相で、ちょっと、可笑しいくらいだった(笑)。
でも、いい人振りも理知的ムードも品も相変わらずで宜しいー。
まぁ、 オープニングの登場など見ると押し出しが弱くてかなり地味でもあるんだけど、
好きです、汐美のジャン(笑)。

*

大和のブラッドフィッシュは、春と比べてダンチに良くなってたわ。
春は、イマイチ冴えない、目立たないって印象だったのに、
今回は、春よりうんと弾けてたし、若々しかったし、可愛かった。
口は悪いが憎めないっていう(有りがちな・・笑)キャラが存分に表現されいたように思う。
「おいら」の一人称のなんと似合うこと〜。
「かくれんぼでもないでしょうよ」
の前振り科白も流れずしっかりで、大変宜しい。(アンタ何様や。笑。)

*

檀のマリー、春よりは余裕が感じられたように思う。
しっかしよー、やっぱりマリーは檀に合ってるわ(笑)。
ポヨポヨ、ポカ〜〜ンとした邪気のなさ気なところが可愛い。
ばあやとの、お手紙に浮かれるシーンも相変わらず嫌味なく可愛かったなぁ。

たださーー、あのタヌキメイクと、科白言う時の瞬き過剰と、鳩が豆鉄砲食らったような表情過多、
これは何時改善されるんだろうかー(笑)。あ、姿勢の悪さも(笑)。
・・但し、マリーの場合、
これら鈍くさいマイナス要素も、案外可愛く思えるから不思議(笑)。


*

ステファニー西條。
演技的には美原より、買います。
美原はひたすらバサバサしてたけど、西條はその裏の切なさも時折滲ませてた。
本当はルドルフを好きなんだなっていうのをかなり感られたんで、観てて可哀想だったもの。
ただ、如何せん、見た目がどうしてもモンチッチー。
その上、若過ぎる。
基本的に庶民派で高貴な役って似合わないし。
やっぱ結論としては、柄違い・・だわなぁ・・。

霧矢の副官、役が軽くて残念ーーーーーーーーーーー!!
霧矢ならブラッドフィッシュなんか、ぴぃぃぃったり!!だったでしょうに・・畜生!!!
でも、ボヘミアの男のダンスは、凄い切れの良さに惚れ惚れ。
何で太いのに、あんなに切れのいいダンスするんだ!?
(さり気無く失礼な奴。)

しっかし、立サンの皇帝役はつくづく、
最大限に持ち前のキツさを生かしているよなぁ(笑)。




そうそう、「誓いを破ろう」 は、
まなみちゃん今回、しっかりマリーを抱えて、毎回10歩以上は歩いてました。
パチパチ!!!

だけどさぁ・・
「1月13日・・私たちのあの日・・恥かしいわ!!」
って・・・おい!!このルドルフーーーーーーーーーー!!!
そんな日刻んだ指輪プレゼントしてんじゃあねーーーーーーっっ!!
エロエロルドルフーーーーーーーーーーーーー!!
やってる事は中年のオヤジだーーーーっっ!!
こんの、 えろるどるふがぁああああああああああーーーーー!!


でもねー、見てくれが美しいまなみちゃんだから、
そんなエロエロ中年オヤジ的な悪趣味極まりない行為も、
ス・テ・キー!!で済ませることにするー。きゃっ。
(そうだ、馬鹿と呼べーーーー。)



ショーに参ります。
最初の「ブラッボーー♪」の一声で、中国にトリップしたかのような感覚に襲われた(笑)。
そんなに経ってないのに、中国行ったのが偉く前のことに思えて、異常に懐かしかったですわ(笑)。
嗚呼、でも相変わらずなんてつまんないショー。サイアク。
しっかりせんか三木ーーーーーーーーー!!喝ーーーーーーー!!


でもね、ほんとはそんな事はどうだっていいの。ほっほっほ。
だって、まなみちゃんが物凄く元気そうだったんだもの。
それだけで大満足の一安心でございますのよ、ファンは(笑)。
以下まなみモード突入と言いたいところだが、その前に言いたい事が。

紫吹の偉大さを改めて知る(笑)。

今回の全国ツアー、大和が紫吹の場面を殆ど受け持っていたけど、
悪いが、寒い、寒過ぎる。
「あちち」なんかも、まだ紫吹の色気と濃さ、ねとねと〜があったから見ていられたんであって、
大和じゃーー、あんた・・。
でも何より酷かったのはジャズね。ちょっと、客席で白目剥いておりました。
周りを又、歌の上手いメンバーで固めている為、尚更下手が目立つ。
(しかし、霧矢は相変わらずキーが辛そうだったなぁ・・。)
ゆらとのデュエットダンスは・・・。
ええーーーーーーーーーーーーーーっっ!?
こ、これは、どうリアクションしたら良いものか・・(笑)。
大和は可愛かったと思うよ。でも、完全にゆらのツバメにしか見えない・・(笑)。
それに、ゆらが太ったような気がしたんですけど・・やたら胴体が太かったぞー(笑)。
しっかし、よくこんな恐ろしい組み合わせで、
あの夢・夢・ドリ〜ミンな場面をやらせるよなぁ。何考えてんだ。
なら、まなみ&檀にやらしときゃーー良かったんだっ!!
ぶー!ぶーー!!(勝手な事を。笑。)




さぁ、まなみちゃんについて語ろうーー!
きゃーーーーーーーーー!!

何かさぁ、中国での凄いやつれ振りが結構尾を引いてて、
私、今回の全国ツアーは、まなみの体が持つのかっていうのが、かなり深刻に心配だったのよ。
が、いざ蓋を開けたら、あららら、まなみちゃんてば見事な弾けっぷり。
何かあったのか?と思うほどの弾けっぷり。
もんの凄ーーーく 嬉しそうで、楽しそうにやってるのよーーー、もうそりゃあ心底!!
ある意味キレてたとも言えるかもしれない(笑)。
でも、それがプラス方向にキレてるよーな感じだったの。

そりゃあ何時だって限界まで、且つ楽しそうに頑張ってるけどさ、まなみは。
でも同時に痛々しさも常に付いて回ってた気がする。
今回は、見ててそれを感じなかったのよ。
見た目、少々ふっくらして、ホッペもツヤツヤ〜、
体重少し戻った感じだったのが、余計安心感を与えたのかもしれないけどね。

でも、今回の全国ツアーって、ほんと行く度に、公演内容なんかどうでもよくて(笑)、
元気一杯なまなみちゃんに安心して幸せー!ってそれしかなかった気がする(笑)。
嗚呼ファンって簡単(笑)。
同時に、ファンがきぃきぃ心配するほど、本人はどうってことないのかなぁとも思った。
つい心配してまうんだけどね。
中国で痩せてたのは、食べ物が合わなくて食べられなかったのかしら・・。

*

はっ、内容内容。
そうだねぇ、やっぱり、「カレンダーガール」が最高でした。
あのエンターテイナー振りは立派にまなみの武器じゃろがぁあああああーー!!
客のいじり方、盛り上げ方、サービス精神、
他の誰にも真似出来ねーーーーよ!!あれは!!

こないだの、「ノバ」のくずいも同じ理由で大層感心したものだったけど、
今回のはあれを更にパワーアップした感じかしらね。
客席うーーんと後まで来てくれたし、通りすがりに客の手ばーっと触ってたし、
客席の前後の狭い隙間通ったり、客抱き締めたり、大はしゃぎだったわ(笑)。
目茶目茶可愛かったーーーん!!
中国の時と同じく、傍にいたとき思わず襲いかかりそうになったが(獣)、
うう・・危ういところで自制した・・本当見てるだけってつらーーーーい!!

他に好きなのは中詰めのマンボくらいかな。
前半のパンクなヅラ超可愛いのーーーーーーー!!
早替わりで撫で付け、クラクラーーー。超好きーーーーー!!!

しかも又満面の笑顔が可愛いんだわ、ここ。

でんじゃら〜すは再三言ってますが衣装が嫌じゃ!!
嫌じゃ嫌じゃーーーーーーーーーーーーーーーー!!
最後のサングラスも、わしゃ何時も腹抱えて大笑い(笑)。
あれはどう見てもカッコ悪いじゃろうがーーーーー!

ロマネスクでは、散々胸元覗いて、猛烈にじゅるじゅるしましたが(おい)、それだけー。
退廃的だし、綺麗だし、髪の毛が唇の端に引っ掛かっちゃうのが、
又えっちぃでいいんだけど、でも、そんなにこないんだよね。
(・・やっぱり、アミが気に入らないのかしら。笑。)
あ、そうそう、汐美との口付けは1回だけ目撃(笑)。

「ベサメ」は、観てた内では出遅れることもなく。可愛いーー!(こればっか)
しかし、何度見ても、へニャへニャまとわりついている檀が邪魔。
1人の方が絶対いいと思うがな。

情熱の翼・・これ又頭をブンブン振るのが可愛いーーーーーー!!
シナーマン入った反り反りが又可愛いさ倍増ーーーーーーーー!!

きゃぁぁあああああああ!!
市川ではかなり喉辛そうで、無理して歌ってるせいか、
妙にドスの利いた恐い声になってたけど(笑)。それも又良し(笑)。
しっかし、ここの檀の掛け声・・何度聞いてもクレヨンしんちゃんだよーー!!(大笑い)
「お」と「あ」の中間みたいな文字に出来ない掛け声でさぁ・・もうおっかしくって・・(笑)。

こんなところかな。あ、そうだ。
「ジプシー・イン・ブラック」がカットだったのは非常に痛かった。
ム、胸元ーーー・・楽しみにしてたのに・・。
(おまーはそれしかないんかーーーーーーーーーーーー!!!!)

*

今回喉の調子悪くて、全般歌が冴えなかったのはちょっと残念&心配だったけど、
まぁそういう心配要素も又、身内的ファン根性をくすぐるんだよなー(笑)。
でもとにかく、元気なまなみちゃんが見れて嬉しかったという全国ツアーでした。
満足。


(20000108)


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