チェーザレ・ボルジア/プレステージュ(全国ツアー)


まみがトップになってから1発目の地方公演・・って言っちゃいけないんだっけ、全国ツアーだ!
全部で4回観たけど、ショーの方は「ちくしょーーー!もっと観たい〜〜〜!」って思ったが、
芝居の方はうんざり。(笑)
もう何度観てもびっくりのつまらなさ。
まみが綺麗でなきゃ、さしもの私も(?)寝てるよ!

まあそんな訳で、「チェーザレ・ボルジア」に関しては、
本公演3回観てたから話の内容も把握してるし、少々の変更に驚きつつ、
あとはひたすらまみの美しい顔を眺めて、眼の保養をさせて頂きました。(笑)
おわり。

・・・と、これで終わっちゃったら観劇日記にならないよな!!はっは!!
んでは、いつも通り理屈っぽく、偉そうに、(ひょっとしてサイアク・・?)行くぜ〜〜〜!!
Go! 411 Go!!!



まず、まみのチェーザレね。
ウム・・・良くない!!(笑)

綺麗だったけど(でもコスチュームはそんなに映えない。特に紫のヤツは似合わんかった。)、
迫力・存在感・色気に欠くんだよな〜〜〜!
まみのチェーザレは、イタリアを統一するほどの才気を持った男とは思えんかった。
存在感が薄過ぎるし、無機質過ぎるし、どの場面も淡々と演じていて、
ただでさえ盛り上がらない芝居がより一層盛り上がりに欠けた。

更にルクレツィアの前でも、まみチェーザレは何やら淡々としてて、
ルクレツィアに対する愛情が余り感じられなかった。
歌も、何気にチェーザレは難曲揃いでなぁ〜〜!
まみの歌はちょっと心許無かったわ。
「やり残した仕事が〜〜まだまだ〜ある〜〜♪」
の歌い出しも、毎回弱くて、何言ってんのか分かんなかったし。

あと、どうでもいいけどさ、手紙を朗読するまみの声がめっちゃ高くてコケそうになったよ。
(今回のまみは、全般声は低くて抑え気味だったんで、尚更その差が・・。)
まあ、まだお稽古中にでも録ったものなんだろうから仕方ないのかもしんないけど・・。

とは言ってもね、いいところもあったのよ。多少ね。(笑)
まずサンチャとのラブシーン。
まみチェーザレは、サンチャが「好きよ・・」とキスしてきたところを、さっと手を掴んで自分からキス・・っていう流れ。
久世さんと違うんだよね〜。
そしてまみの行動の方がチェーザレらしいと思うぜ!!

更にルクレツィアとのラブシーン。
(でも私はまみのぺロッド・カルデスが見れるのかと、ニヤニヤ想像して楽しみにしてたんだけどね〜〜!
 チェーザレ×ルクレツィアのラブシーンに変わってしまったかぁぁ・・! 残念。笑。)
「深い淵に沈みそうだ・・」
の科白にクランクランじゃ〜〜〜〜!!
フハーーーー!!
沈むわよ〜〜!沈むわよ〜〜!!アナタと一緒なら何処までも〜〜〜!!
はっ、しまった、ファンモードになってしまった・・。
しかもあんたじゃないっつーの!
冷静に行こうぜ!!(自分に言ってる。)
ま、とにかく、色気があって良かったんだよね、このラブシーンはさ!

あと、剣をかざしてそれに口付けするというナルシスティックなポーズも美しかったワ。



それにしても!
蛇足な演出がいくつか足されていて、ちょっと怒り。

「やり残した仕事が〜〜♪」の歌のあと、
まみチェーザレは家臣2人に引きづられるようにして下手方向に移動すんの。
そこでおかしなポーズを決めて照明カットアウト。
おい〜〜〜〜!!頼むよ!!
カッコわるっ!!

そしてラスト、まみは中央で剣に口付けポーズをしてるが、
脇にいるルクレツィアが、幕切れ直前に座り込んで嘆くという演出が加えられていたのである!!
完全に蛇足じゃ!!
大劇場の時のままで良かったじゃん!(天を仰ぐ。)

*

風花のルクレツィアは大劇場の時とあんまり変わらなかった。
相変わらず明る過ぎたし、元気過ぎたし、色気がなさ過ぎた。
見た目はカワイイのだが・・。

チェーザレとのラブシーンなんかも、ほんとに色気皆無で、
「いや、私はお前の中に真の女の美しさを見ている」
「お前が妹でなければ、今夜のお前を黙って見逃さないだろう」
のチェーザレの科白に、「うそや〜〜〜〜〜〜!!」と心の中で絶叫してた私だった。

汐風のマキャヴェリは、きっと似合うだろうな〜〜〜!と期待してたんだけど、
見たらイマイチだった。
それなりに面白かったんだよね。
でも、な〜〜んかイマイチ・・・。
何故だろう・・・?
まみのアクの強いマキャヴェリに慣れてたから(笑)、もの足りなかったのかも??

千紘のサンチャは、色気があってグーーー!!



ショーの方は、面白かったよ。
汐風のギャルソン・デジールの銀橋には、無理あるじゃろ!と突っ込んだが・・。(笑)
風花の夜の女王も綺麗だったしね〜!

何と言ってもまみのデッド・ブレイブ(通称・ミドリ)とルナティックダンサーが見れたのが・・・!!
もう死んでもいい〜〜〜!というぐらい幸せでありました・・。
という訳で以下はまみモードよん!!

*

オープニングのピンクの総スパンは、余りに似合わなくて、吹いた。(笑)
しかも、中のシャツが黒くて、尚更ヘンだった。
でも笑顔はカワイイよっ!!

ギャルソン・デジールは、久世さんの場面だったから、多少の違和感を覚えたが、
でも、まみはかっちょよくて良かったわ♪
まあダンスはへぼかったけど。
ソフト帽を目深に被って口の端で「ニヤッ」と笑うのがツボ・・・!!

んでもって一年振りのデッド・ブレイブ(ミドリ)には、もう大感激であった。
大劇場で観た時は、私はNOTまみファンで、コワイと思っていたのだが・・。
まみファンとなって見てみたらば、 ああ!いいわ〜〜〜〜!!
あの妖気、アクの強さ!
もうまみパワー全開だわ!!

舌をレローーーッと出して手を下に下げて行くポーズがやたらと好きじゃあ。
ああ・・感動・・・・!!(←あぶね〜)
でも後半辺りから、ちょっとバテてるのか、よろけてたけどね。(笑)

更にルナティックダンサー〜〜〜〜〜!!
あああああ・・・美しひ・・・・色っぽい・・・!!
もう見れないと思ってたのにまた見れるなんて〜〜〜!!
死んでもいいーーーー!!
ほんとに嬉しかった・・・。(涙)
まあこ場面は、私がまみに惚れる切っ掛けとなった場面なのでね、それだけに死ぬほど好きなんですワ。
衣装も似合ってるしさ!
胸元も、ぐぁばっと開いてて大サービスだ!!
(勿論覗きましたよ。はっは!!)
あとここでさ、ゆらとの絡みがちょこっとあるんだけど、
ゆらと抱き合って、ゆらの背中をポンと叩いてからフッと微笑んだまみから、
なんだかフワ〜〜〜っとした優しさが立ち込めたんである!!
おお!!同期愛!!と私は感動した。
組替えが決まって、この公演ゆらが少し元気ない気がしてたんで、尚更・・・。(涙)

アイム・フォー・リアルはね〜〜〜、まみに青春は似合わんな〜〜とつくづく思った。(笑)
爽やかならざる青年であった。
でも、それなりにカワイイとも、思ってたりするんだけどね、ファンモード的には・・。(笑)

そして中詰めはね、まみのおサイケなヅラに感激!
ああ、パンクファッションが案外似合いそう・・!
と想像力を掻き立てられた。

ウエストサイド・ストーリーは・・これまたまみが良かったの〜〜〜!!
衣装の着こなしから(青&黄のストライプの衣装は久世さんより遥かに似合ってました・・。)、
踊り方から、もうまみらしさ全開・全開じゃ!!
何かこの時のまみは、ホットつーか、クレイジーつーか、セクシーつーか、
なにやらよう分からん魅力があった。(笑)
でもとても生き生きやってたんで(半ばヤケ?みたいな踊り狂い方をしてた時もあったけど。笑。)、
見てて嬉しかったんだけどね・・。
歌が口パクだったことは驚いたが、しかし、体力的に考えたら、
そうしなきゃまみが死ぬんじゃうよなーーーー!と納得。

フィナーレはスパンの衣装があんまし似合わなかったし、そんなに良くなかった。
でもパレードででっかい羽付けたまみは嬉しそうで可愛いかったのねん!



それにしてもこのショーは本当にまみが出ずっぱりのフル回転で、
嬉しいやら心配やら・・・。(笑)
大劇場の時でさえ死にそうになってたらしいのに、壊れるんじゃないかとずっと心配してたのよ〜!!
無事に乗り越えられて良かったわ。
(身内的ファン根性・・。)



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