Alas 〜魂を翼に乗せて〜


大チャン(藤井大介センセ)の2作目で、 席も何故か3列目といういい席が取れてしまっていたんで、
(本当に謎。繋がったのは、前売り開始から1時間半くらい経ってからだったんだけど・・。
 「 この前売りは、オペレーター1人で全部対応してんのか!?」って思ったよ。)
割に期待は高かった。
というか、「EL・・」が駄作だったから、
これでまたつまらない作品をまみに演らせたら、怒るぜぇぇ、大チャ〜ンって気持ちだったんすけどね。

ちなみにドラマシティは初体験だったけど、いい劇場だ
ねぇ。
観易かったし、音響もいい。

*

で、 「Alas」なんだけど・・・、イマイチでした。
何か全体に「Non Stop!」の焼き直しって感じでパッとしないよ。
そして場面場面が長くってダレることが多々あった。
特に「花魁」はダレた。
その前の「ビバ・ラティーナ」も長いし、 (紫吹、初風、樹里が代わる代わるで「エサエサ」歌うのがしつこい。)
「厳流島」も長い。
あ、でも場面としては好きだったよ、「厳流島」。戦うとこが凄い迫力あって圧巻だったし。
2幕は 「タンゴクラブ」がすーごい長かったね。
(どうでもいいけど、「タンゴクラブ」というか、「ホストクラブ」って感じだったよな。
  スーツだし。まみって見た目がホストっぽいし。紫吹も雰囲気がホストっぽい。)

しかも、「なんかダサい」とこも「Non Stop!」と同じ。
「♪月から生まれたニュ〜ヒ〜ロ〜」にはバカ受けしたよ、わたしゃ。
冒頭のAlasとサンチャのやり取りとかもなんかダサいし。
大チャンのセンスには疑問を感じるな。

あと、ストーリー性を持たせたことがあんまり意味を成していなかったと思うんだけど。
それに衣装がまた良くなかった。
色彩感覚あんのか!と言いたくなったぞ。
選曲の軽さにもかーなーり
V6とかのジャニーズ使いはいい加減にしろー。2幕も
「え!?TCA!?」って選曲だし。
アンコールの「WAになって踊ろう」はゲンナリ。

それから、ストリート(orヒップホップ)系ファッションとヅカ化粧、
及びラップと日本語てのは相反するものだと思うのです。個人的に。
これからは止めて欲しいす。
ラップなんか、上手かったのは初風だけで、
まみはかなり辛かったし、紫吹はちと下手で、樹里はかなり下手。
しかし、「スラムダンク」でいきなりのHammerの「Too Leight To Quit」には仰天した。(笑)
まあ、場面には合ってたけど、「こりゃビデオは絶対カットだな、この場面・・」って思ったもんす。
紫吹と風花のダンスがすーごくて、断然ショーのハイライト場面だったから残念でしたね。

*

でも、この作品を面白くないと感じた一番の理由は、かなりファンモード&個人的な言い分ですんませんが、
「大チャンの見せたいまみ」と「私が見たいまみ」の相違、これに尽きる気がした。
私は気障でセクシーなまみが見たかったんだぁぁぁ。

でも、出演者は皆楽しそうだったし、最後の挨拶も楽しくって感激したし、
なかなかしつこいアンコールも、いつもあっさり終わってしまうヅカだけに嬉しかったし、
こんなに文句並べつつも、それなりに面白かったのかもしれん・・・。



そういえば、3列目は近かった・・。
銀橋が無いものだから、尚更近い・ずっと近いで緊張した。
(大劇場の1列目より緊張したかも・・。)

これはドラマシティで3列目に座ったことがある人にしか分からないだろうけど、
3列目って1、2列目よりも頭一個分くらい高い位置にあるのですよ、座席が。(1、2列目は同じ高さ。)
なので出演者とバッシバッシ眼が合ってしまって、かなりびびりました・・。(笑)

*

まみとは3、4回眼が合った。
一番長く合ったのは「タンゴクラブ」の時だなぁ。硬直した。(笑)
そしてまみの眼差しの美しさに爆死しそうになった。(笑)
あと、昼・夜と観て、夜のときは、オープニングでまみは私にウインクしたと思った。(笑)
思い込みかしらん?でもこっちを見てたんだけどな。


それから、昼・夜とも「厳流島」のKojiro紫吹と5秒くらい眼が合ってしまって、
(死ぬ直前の立ってる時。私の目の前でしばらぁぁく立ってたから。)
夜の時は、あんまり長いこと合ってるもんだから、ふと可笑しさが込み上げてきて
思わずニヤと笑ってしまったところ、何と紫吹もニヤッと笑ったんでっさ!!
ドォォォーーーン!!
思わぬコミュニケーションの成立に戸惑ってしまった私であった。ああ、びっくりした。(笑)



以下はまみファンモードで行きます。
(但し覚えてることだけ。)

一番好きだったのは「タンゴクラブ」だな!!
取り敢えず、現れたまみの背中の逞しさ(広いんだもん)にびっくり&惚れ惚れ。
そしてベージュの スーツが美味し過ぎ〜〜〜!
長い場面だけど、スーツのまみにひたすら見惚れていたらあっという間よん。ムフー。
しかも、夜はターンした瞬間に、汗が飛び散るのを見て「うおおお〜〜〜!!」めっさ感激。
まみの飛び散る汗!!なんて貴重なんでしょ!見れてラッキーーー!!
ただ、ここ、振り付けがかなり複雑なんで、
まみは見せ方にまで気を配っている余裕が無いらしく、ムードがイマイチだったけどね。
(でも綺麗だから許すわん。)

「幸せの鐘のある島」のときのワンレンのヅラのまみも、ものごっつ美しかった。
(このヅラ、イグナシオのようで、イグナシオでなし。)
衣装も似合ってて見てるだけで幸せだったっす〜。
ヅラは「厳流島」のときも「花魁」ときも良かった。(衣装は?だが)
どのまみも美しい〜〜!フンガーー。

あと「ストリート2」の歌が良かった。(泣)
しっとり、ハスキーで、まみって・・こんな風に歌えたのぉぉ!!と感動。
そして故郷を思い出している切なげな瞳がまたグーーーーー!
(あ、でも夜はここの場面思いっ切り音外してたけど・・。まー、ええやん。笑)

「ザッツ・エンタテイメント」で
ベースボールキャップ被って片手に紙コップ(ファーストフード風の)持って出てくるのはかわいかったすね。
夜は誰かにぶつかったらしく、紙コップの蓋が開いてしまい中身をビシャッとこぼしてた。(笑)
んで「もうぶつかるからこぼれてビショビショになっちゃったじゃないかぁ」と言いつつ、
手を衣装(自前?見たことある気が・・)で拭いていた・・。(おいおい・・まみちゃんよ・・)

それと、同じ「ザッツ・・」の場面で、皆がラインダンスをしているのを、まみが後ろで1人微笑んで見詰めてた時、
ミョーーーに眼差しが温かかったので「ああ、まみもトップなのね」と今更思った。

カーテンコールのときは、閉まる幕の隙間から何時までも手振って「バイバーイ
!」と言ってたのが
めちゃかわいかったっ。


構成的には面白くなかったが、まぁまみは楽しそうだったので良かったなと思った。
(我ながら、なんつー身内的なファン心理なんだろう。)

*

しかし、「Alas」は、まみかーなーり踊り狂ってたよね。歌も多かったけど。
そしてなんかやたらターンしてたって印象が・・。
夜の1幕ラスト(「花魁」の場面)なんか半ばヤケみたくターンしまくってて、フラついていたような・・(笑)
だから私は「Alas」というとまみのターンという感じなんです。(笑)



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