TLC/Ooooooohhh... On The TLC Tip


1stアルバムだ!
Lafaceレーベルから第3弾アーティストとしてデビュー!
考えてみれば随分恵まれた環境だったね・・。
プロデューサーはメインがDallas austin、これは今も変わらんが。
そして勿論Laface(この頃はまだコンビ解散してないんだよ!)、更に、何故かMarley Marl。

それなりに売れたよ!このアルバム!
だが、余りにも強烈でクセのある個性(笑)に、
このグループの行く末を心配せずにはいられなかったよ、当時はさ!
何となく消えて行きそうな気がしてよーー!
シングルは
「Ain't 2 Proud 2 Beg」「Baby-Baby-Baby」「What About Your Friends」「Hat 2 Da Back」
の4曲で、
これも出す度に、段々下り坂だったし、更にこのあとの「Get It Up」も私は好きだったが芳しくなくて、
もうやべーーのかーーー!!なんて思ったもんよ。

まあ、今となっては杞憂だったけどさ。(笑)

内容は・・全篇お祭りみたいにドンガチャとやかましい、音の洪水みたいな派手な曲ばっかりで、
今聴くとそれがちょっと野暮ったく感じたりもする。
(ジャケットのダサさも何か切ないぜ〜〜。)
それに、少々ワンパタ気味なのね。
「Ain't 2 Proud 2 Beg」「Shock Dat Monkey」「Hat 2 Da Back」
「What About Your Friends」「Bad By Myself」「
Depend On Myself」
曲展開が全部似てるんだよね。
「T-bozの念仏唱方→Chilliのブリッジ→コーラス→Lefteyeのラップ」っていうパターン。
だから聴いててちょっと飽きる部分はある。
でもそれが好きなんだけどねー。(笑)

そして、何と言ってもいいのが、「Baby-Baby-Baby」ですよ!
Oh Yeah!!
割に哀愁メロディーかと思うが決して暗くはならない!!
そして決してキャッチーではなく、淡々とした曲なんだけど・・やっぱ今でも大好きなんだよな〜。
何と言ってもTLCを初めて意識した曲なんでね。
「Das Da Way We Like'em」も可愛くて好きよ。
ライムは強気な感じだが、でもそれがまたカワイイのよね。(笑)
なんたって、Chilliのラップが聴けるのはこの曲だけだぞ!貴重!!

それにしてもこのアルバム、本当にLefteyeの比重が大きい。
この頃のLefteyeのラップってば、若さの勢い&鼻っ柱の強さがあってめちゃキュート!
そしてChilli・・・余り目立たんなー・・。

(19990720)


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TLC/CrazySexyCool


2ndアルバム、こいつは売れた!!
今でも続くTLC人気のかなりな決定打になった。
徐々にイメチェンしたことも効を成したね。
(つーか、イメチェンしてなきゃ絶対、今頃消えてたでしょうが。笑。)
まあイメチェンしたと言っても、「Sexy -Interlude」なんかはマジ、馬鹿やってるけどね。(笑)
それがTLCらしさ〜〜♪

1stシングル「Creep」が、彼女達初の全米No1に輝いてからというもの、ガンガンいった!
「Red Light Special」「Waterfalls」「Diggin' On You」とヒット連発!!
特に「Waterfalls」はシリアスなメッセージソングで、めっちゃ受けた!
(それにしてもこの曲のプロデューサー、Organized Noizeは一体何処へ・・。)
グラミー取った上にでパフォーマンスまでした!!
MTV Video Music Awardsも取りまくって主役同然だった!!

正直このアルバムの受け方の凄さは、ファンの私でも意外で驚いたよ。
こんなに売れるなんて思わなかった・・。(笑)
ファンのくせにTLCをみくびっていたぜ!!まったく!
でもほんと、良くも悪くも「若かった」1stアルバムと比べて凄く成長が伺えるというか・・。
グルーーヴィーって感じよ!

ちなみに私が一番好きなのが「Diggin' On You」
もうね、私にとってこの曲は究極のハッピーソングやっちゅーねん!!
何てカワイイ曲なんでしょう・・ 感動的ですらある・・。
ほんとこの曲を作ったBabyfaceはエライ。
「Kick Your Game」「Switch」辺りもとてもTLCらしくて好きよ。
シングルにして欲しかった。
Princeのカヴァー「If I Was Your Girlfriend」は意表を突かれたけど、いいぜぇ!
原曲にすっごく忠実なんで、面白味はないけど、T-bozの高音ヴォーカル聴けるしね。(笑)

まあ何にしてもこのアルバムは出世作ですわ・・。

(19990720)



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TLC/Fanmail


5年振りですよ。
5年じゃ!5年!!
オリンピックより周期が長い〜〜ゆーねん!!
とは言っても、別に私はTLCのニューアルバムを5年間ずーーっと待ち望んでいた訳でもなく、
実はその間、TLCのことは忘れていたんだけどね。(爆笑)

しかし、待たせただけはあるぜ!のめっちゃCOOOOOOLなアルバムですよ。
ファンキー!ファンキー!ファンキー!!
一曲目「Fanmai」からしびれるぜぇぇぇぇーーー!!

今までで一番Dallas色が強くて、最近のR&Bの流行からか、
音的に少々淡々として地味かな、という曲が続いたりもするんだが、(特に前・後半。)
だがしかし!そこへ、超ポップな「Unpretty」
Babyfaceの美メロバラード「I Miss You So Much」「Dear Lie」、ラテン風「Shout」
Diane Warrenの超名曲バラード(但し歌詞は、かーなーり下ネタだぁ!) 「Come On Down」
等を挟み、ぬかりは無いぜぇ〜〜〜Oh Yeah!って感じである。

初顔合わせになった
Jimmy Jam & Terry lewisとの「I'm Good At Being Bad」は、
ワオー!!なバリバリ下ネタソングで、すっごく特異(?)な曲なんだが、
でもTLCにしかパフォーム出来ないって感じ。(笑)
爽やかメロディーと、(ここの清澄な歌詞のわざとらしさがまたいいんですよ。)
それを馬鹿にして始まるファンキーメロディーの対比がいいぞぉ。
つーか、Jimmy Jam & Terry lewisは最近この手法よくやるよな。
  まるっきり違うメロディーの挿入
。例を挙げると切りが無いんで挙げないけど。笑。)

1stシングルの「No Scrubs」も大好きだよ。
地味目ながら、サビは案外キャッチー、立ち上がりのかなり上下激しいメロディーがまた好きね。
(Chilliはサラッと歌ってるけど、難易度高いよあれ・・。)
「Silly Ho」は完璧!!チキチキソングで、そして私は基本的にチキチキが余り好きじゃあないんだが、
でも何故かこの曲は好き。
チキチキ感より、強烈なリズムパターンと、メロディーに耳がいっちゃうからかしらん。

ところでBabyfaceのバラード2曲は、それなりに美メロでホッとするが、
でもねーーー、この2曲はよー、
別にTLCが歌わなくたっていいバラードじゃん!!(特に「I Miss...」。)
私はさ、「Baby-Baby-Baby」「Diggin' On You」みたいな、
物凄くTLCらしい、絶対TLCでなきゃパフォーム出来ないような曲を求めていたんだよーー!!
だからかなりガッカリ。
Babyfaceのバカヤロー。

*

今回のアルバムも、前に引き続き、Lefteyeのラップが抑え気味なのはちっと残念。
(でもそれで売れてるんだから、いいのかもしれんけど・・。)
そしてChilliのヴォーカルが突然と、やたらフィーチュアされててびっくり!!
しかし確かにChilliをフィーチュアすると、(Chilliのヴォーカルは少しKaryn Whiteを思わせる・・。)
T-bozの異様で特殊なヴォーカル(笑)との対比がハッキリして面白いけどね。

1stシングルもバリバリヒットしたし、
これからもっとガンガンにヒットシングル飛ばして欲しいね、このアルバムから。
まだまだ行くぜーーーー!!

(19990720)


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