After 7/reflections






All 4 One/
All 4 One




All 4 One/And The Music Speaks





All 4 One/On And On






Black Street/Black Street





Black Street/Another Level





Black Street/Finally







Blaque/Blaque


TLCのLefteyeが見出した3人組である。
ラップ担当がNatina、んでShamari、Blandiの二人がヴォーカル、というメンバー構成は
かなりTLCとかぶっている。(笑)
そして、
まだ全員ティーン!!若いのね〜、カワイイデスネ〜。(年を感じるわ・・。)

新人なのに、かなり派手に宣伝してて、これで売れなかったらどうするんだろう・・と、
ちょっとLefteyeレーベルの行く末を心配したりしたが(笑)、
しっかり売れてて、まー、一安心!
ヒット中の1stシングル「808」のヴィデオクリップには
Lefteyeも出てます、(これがまたラブリー!)R..Kellyと一緒に。

私がこのCDを買ったのは、やっぱりLefteye絡みだし聴いとかな!
って気持ちからだったんで、 そんなに期待してなかったんだけど、
何気にお気に入りの一枚
になってしまった・・。

Natinaのラップがいいのよねーー!

っていうか、実はLefteyeにそっくり!なラップなんだが・・(笑)
デビュー当時のLefteyeを彷彿とさせる。
とにかく転げるように早くって、何処で息継ぎしてんの!?っていうラップね。(笑)
声質もちょっと似てるね、子供っぽい声でさ。
「Roll With Me」なんか本人かと思うほど似てて、初めて聴いた時はかなりびっくりした。
まあでもNatinaは若い分、勢いと気の強さが如実に感じられるけど。

Shamariのヴォーカルは大人っぽく、かーなーりしっかりしているね。
しっかりしているというか・・若いのに渋いって感じ。(笑)

Blandiは最年少ということもあってあんまり目立たないし、ちょっと危なっかしいヴォーカル。(笑)
んが、「Leny」冒頭や、「Release Me」透明感のあるヴォーカルなんか、心が洗われるよう。


アルバムは全体にそーんなにR&Bっぽくない。
特にNatinaが中心になってソングライトした曲はポップな印象が強い。
(Michael Jacksonが好きらしいから、そんなにR&Bに執着してないのかな。)

「I Do」「Rainbow Drive」
なんかは特にそうね。
「I Do」がAlanis Morissetteにインスパイアされて作ったと言うのは、なるほど・・それっぽい。
特に初めの、けだるげでゆったりした部分なんか・・。
Cindy Lauperの超!名曲「Time After time」のカヴァーも、特にR&Bっぽく味付けする訳でもなく、
かなり原曲に忠実なカヴァーとなっとりますしね。
あと、びっくりしたんはStingの「Shape Of My heart」をまーんまサンプリングした「Release Me」
初めカヴァーかと思ったが、違うのね。(笑)いや、清涼感あふるるバラードに仕上がってるけどさ。

私の好きなのは「Mind Of a King」「Right Next To Me」かな。あ、「808」も好きよ。
「Mind Of a King」は、一聴惚れだね。(笑)
何処かErykah Baduを思わせる暗くて淡々とした曲展開と、Natinaの子供っぽくて呟くような、
余り上手いとは言えないヴォーカル(笑)が、 微妙にマッチして何とも言えない魅力がある。
ラップの時の勢いは何処へやらで、本人もリードヴォーカルとるのに照れてるみたいな感じが微笑ましいのだ。


「Right Next To Me」
はカヴァー。
原曲は知らんが、Blaque版は日曜の午後に聴きたいようなとってもハッピーな曲になってます。

Mariahがソングライトに参加したという(同じソニーのコネかしらん?)
「Don't Go Looking For Love」は、 いかにもMariah節
立ち上がりからいきなり幅広く音程が上下するところとか、モロそんな感じ。
ここでのShamariのヴォーカルは、Mariahそのものである。
ひょっとすると、マスターテープはMariahのヴォーカルが入ってたのかも?

「Roll With Me」
はTLCの「No Scrubs」を手掛けた
Kevin"She'kspere"Briggsがソングライト&プロデュースしている。
最近レコーディングされたらしいので、「No Scrubs」のヒットでLefteyeが決めた人選かしらね。
モロに今流行りの、チキチキ16ビート刻み(Timbaland風って言えよ)な曲。
にしても、最近は誰も彼もチキチキ、みんなでチキチキ、さあチキチキ、って感じ。
(私あんまり好きじゃないのよ。)

プロデューサーで他に目に付くのはTrack Masters、R.Kellyでしょうな。
(しかし、プロデューサーも豪華な顔ぶれだよねぇぇ)
Track Mastersは相変わらずねっとりした、「とってもR&B」な曲書いてます。(笑)
ちなみに私は
R.Kellyの書く曲って、基本的にあんまり好きじゃないんだが、「808」はなんか好きよ。

ともあれ・・今はまだTLCの妹分ってな感じの彼女達だが、まだ若いしね。
これからのグループでしょう。
1stシングルは売れたけど、本当の勝負はこれからじゃ!
これだけTLCとかぶっていて、尚且つプロデュースがLefteyeといのは、一種危険性も孕んでいると思うが・・
果たして消えてしまうのか、それとも息の長いグループになり得るのか・・楽しみっすね。

(19990608)


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