Gary Barlow/Open Rord


元Take ThatのGary Barlowの
ソロ・デビューアルバム。
ソロになっても、別段TakeThat時代とやってることは変わらんて感じだね。
ゲロゲロポップ路線。
全体にミディアム〜スローテンポのバラード中心。

ちょっと意外だったのは、彼はTake Thatの時は作曲面でもヴォーカルの面でもブレインだったから、
ソロアルバムなら全曲彼の作曲・プロデュースかもなーって思ってたら、
なんとなんとDavid Foster(!)、Walter Afanasieff(!)、Diane Warren(!)
などの大物プロデューサー連れて来ちゃって。

ま、このアルバムが売れなかったらGary Barlowもお先真っ暗だからね(笑)
大物プロデューサー起用でハクつけとかんと・・ってとこだろか。
しかし、この大物プロデューサー起用は成功してまっせ。
どれもいい出来なんだよな、これが。


David Fosterのプロデュースした
「So Help Me Girl」「I Fall So Deep」もいいし、
Walter Afanasieffの「Never New」もDiane Warrenの「My Commitment」もどれもビューティーなバラードですわ。
どれかひとつっていうなら私はDiane Warrenの「My Commitment」に采配をあげる。
メロディーラインが綺麗でねー。


しかし私が一番好きなのは本人作曲&プロデュースによる
「Always」なんだなー。
異色のバラード。この暗さが癖になるって感じで何度聴いても飽きない。

それにしてもこのアルバムジャケット、何でこんな「番号無かった受験生」みたいな顔してるんだろう・・・。


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Geoge Michael/Faith


Wham!解散後のソロ・デビューアルバムである。
彼も、絶対これでこけるわけにはいかないから、かなりの気合を入れて制作した入魂の一枚であろう。
並々ならぬ気合をアルバムから感じるもん。
んで、気合のおかげか(?)とにかくよく売れた、英国でも米国でも。グラミーも取ったし。
本当に華々しいソロ・デビューを飾ったもんである。

・・・今聴き直してみても、確かにいいアルバム。歴史的名盤だよ。
そして私にとってはものすごーーく懐かしいアルバムなのだ。
これを聴くと小学生の頃を思い出します。(ノスタルジー・・)


なんと言っても名曲なのが
「One More Try」だね。泣ける。
「Faith」「Father's Figure」「Monkey」「Kissing a Fool」辺りも軒並みヒットしてた。
私が一番好きなのは「Kissing a Fool」だなー。
歌詞は結構下らないんだけどね、男の負け惜しみみたいで。(笑)
でもジャズっぽくって何度聴いても飽きない名曲だと思うわさ。


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Geoge Michael/Listen Without Prejudice Volume 1


前作からガラッと作風が変わった。
ジャケットにもそれは現れているが。
タイトル「偏見無しで聴いてくれ」かぁぁ。
それって、やっぱりどうしても「元アイドル」と見られてしまうっていう事を言ってるのかな。
(しかし何故Volume1ってついてるんだろうね?私は子供ながら気になったよ。今でも気になるけど・・。笑。)

中身は・・・暗い。(笑)
驚いたが私は何気にこっちの方が好きだな。

とことん暗い「They Won't Go When I Go」も好きだが、
少し明るめな「Something To Save」 「Waiting For That day」「Heal The Pain」「Soul Free」辺りも好き。
前奏がとっても美しく、ジャズっぽい展開の「Cowboy And Angel」もいいなー。


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Geoge Michael/Older


ジャケットも渋いが中身も渋い。
いろいろ紆余曲折あって、2ndアルバムから実に6年振り(!)の3rdアルバムになったが、とってもいいです。
私好みの内省的で暗いムードがたまりませ〜ん。
(何だか彼の作品は出すたびどんどん暗く内向的になっていってる気がするなぁ。)

特別コマーシャルな曲があるわけではないが、全体を貫くこのムードがいいんだよねー。
Wham!のバリバリアイドル路線時代、ブイブイ言わせてた頃からは想像のつかない作風だよなぁ。(しみじみ)


「Jesus To A Child」「It Doesn't really Matter」
辺りのミディアムテンポのムーディーなナンバー、
あとジャズ風の 「Move On」なんかがとっても良い。

なんかとっても大人のアルバムって感じよ。
BGMにもなかなか持って来いだったりする。


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Jeremy Jordan/Try My Love


彼は今どうしているんでしょう。
完全な一発屋だったんでしょうかね。
ま、アイドル路線だったし、別に大して歌も上手くなかったし、しょうがないのだろうが。
大体デビュー当時から息の長いアーティストになるとは到底思えなかったものな。悪いけど。

しかし、私はこのアルバム、なかなか好きなんだ。(笑)
プロデューサーもそれなりに豪華なんだよねぇ。
眼に付くのはKeith ThomasとAl B. Sure!辺りかしら。


「ビバリーヒルズ高校白書」のサントラにも入ってる
「The Right kind Of Love」はやっぱりいい曲だし、
めちゃ分かり易い「Wannagirl」とか、浮遊感漂うバラード「Try My love」など、目玉は多い。

それにしても彼が今何してるのかがとても気になる今日この頃。



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Joey Mcintyre/Stay The Sam


Joeが(いつからJoeyになったのかしらん)解散したNKOTBのメンバーの中で
一番にソロデビューを果たしたのは意外であった。
でも彼は最年少ながらNKOTBの中では一番歌が上手かったしね。

私はNKOTBはやっぱり好きだったので(熱烈なファンではないが)Joeのデビューは嬉しい


先行シングルの
「Stay The same」また、いい曲なんだ。歌詞も泣けるしさ。(泣)
Billboardでもヒットして、なかなか良い滑り出しだったが、まあ、勝負はこれからって感じだね。
頑張れマッキンタイヤ!!(笑) つい応援してしまう。

NKOTBのメンバーだったDonnieやDannyがプロデュースに参加してるというのも、
何だかとっても微笑ましいすねー。

アルバムは全体にすーーっごくポップな仕上がり。 ゲロゲロポップ路線
正直、最近のR&Bに傾倒しまくりの私には、そんなに好みの内容ではなかったりもするんだが・・(笑)

しかし「The way That I loved You」「I Cried」辺りのバラード群は美しいし、「One Night」も好き。
それにしても「All I Wanna Do」の分かり易さはスゴーー。(笑)


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