「禁断の押入れ」の由来

1999年2月3日

「おしいれのぼうけん」という絵本をご存知だろうか?
僕が幼稚園か小学校低学年だった頃、すごく好きだった絵本だ。
大まかなあらすじは...

ある幼稚園(保育園?)では、悪いことをすると罰として先生に押入れに入れられていた。
真っ暗な押入れは園児達の恐怖の的だ。
ある日いたずらっ子2人が押入れに閉じこめられてしまう。
2人は押入れに今まで無かったはずの穴を見つけ、その穴の中で不思議な冒険をする。
最後にはねずみばあさんという悪者をやっつけてしまうのだった。
そんな2人の話を聞いた園児達はそれからというもの押入れが大好きになった。

というような話だ。
僕は本当にこの絵本が好きだった。
今でもまた読みたいくらい。
いい年になった今でさえ「押入れ」という言葉の響きには何か不思議なものを感じてしまう。

ホームページを開設した。
最初のタイトルは「okadatのホームページ」
でもこれじゃ脳がないのでさんざん考えたあげく
雑誌「DIME」からもじって「OIME」
ひねりとしてはいまいちだったが、とりあえずこれでしばらくやってきた。
やがてホームページを引っ越さなければならなくなった。
もともと「OIME」というタイトルがいまいち気に入っていなかったので
引っ越しを機会にタイトルを変えることにした。
今度は漢字いっぱいの日本語のタイトルがいい。
いろいろ考えたがいまいちピンと来るものがない。
悶々とした日々を送っていたある日、
ふっと昔読んだ「おしいれのぼうけん」という絵本を思い出した。
これだ!
しかし「おしいれのぼうけん」そのままっていう訳にもいかない。
再びいろいろ考え、知人にも相談したところ
「禁断の押入れ」がいいんじゃない?
実は我がアパートには本当に「禁断の押入れ」がある。
中には物がいっぱい詰まっており普段は閉ざされたまま。
中を覗いた人間はこの僕しかいないという「禁断の押入れ」が。
このイメージがごちゃ混ぜの僕のホームページのイメージにぴったりだった。

ということで、長くなってしまったが「禁断の押入れ」の由来でした。

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