このページのJavaアプレットを動かすためには

2003-1-27

 Netscape Communicator 4.7xに搭載されているJavaはバージョン1.0.2です。 一方僕がここで公開しているJavaアプレットはバージョン1.4.0を利用して作りました。
 Javaの開発元のサン・マイクロシステムズ社はJavaの文法を一部見直して、バージョン1.2以降からJava2と呼ぶようになりました。 しかしNetscape Communicatorに搭載されているJavaはそのままでした。 そして残念ながらバージョン1.2以前の実行環境ではバージョン1.2以降のものは実行することはできないのです。
 僕は自分でJavaを組むときにNetscape Communicator 4.7xでも実行できるように、古いバージョンのJavaを使おうかとも思ったのですが、すでにサンのホームページからはダウンロードできないようになっていたこと、せっかくこれからJavaを勉強するんだったらより最新の文法の方がいいだろうと判断したことなどにより、最新のバージョンを使うことにしました。 だからこのページで公開するJavaアプレットは残念ながらNetscape 4.7xそのままでは実行できません。

 しかし方法が無いわけではありません。 最新のJavaVMをインストールすればいいのです。
このページのJavaアプレットを実行するためには、最新のJRE(Java Runtime Environment)またはSDK(Software Development Kit)をインストールする必要があります。 いずれもサンのホームページ(下記)からダウンロードすることができます。

Java(TM)2 SDK, Standard Edition, v 1.4.1_01 (J2SE(TM))
※このページは今後バージョンアップに伴ってURLが変わる可能性があります。 以下のページからリンクをたどる方が確実です(ちょっと見つけにくいですが)。
Sun Microsystems - Java Developer Connection

 ただJREもSDKもとても容量が大きくインターネットで気軽にダウンロードできないのが欠点です(ADSLなどの常時接続ならそれほど問題無いかもしれませんが)。
 ちなみに僕が持っているバージョン1.4.0のJREで9.7MB、SDKでは36MBもあります。
 これらをダウンロードするのが難しければ、雑誌などの付録をねらうという手もあります。 Java関連の雑誌の付録のCD-ROMには大抵その時の最新のSDKが入っています。 これを利用するのが一番楽かも知れません(多少お金はかかってしまいますが)。
 ちなみにJREとSDKの違いですが、JREは本当にJavaを実行させるだけのものです。 いわゆるJavaVMのことですね。 一方SDKはJavaによる開発環境です。 Javaで書いたプログラムをコンパイルして実行可能な形にすることができます。 もちろんJavaVMも入っています。
 将来自分でもJavaでプログラムを書いてみたいと思っている人はSDKをインストールするのがいいでしょう。 あくまでもホームページなどにあるJavaアプレットを実行するだけならJREで構いません。

 さてめでたくJREまたはSDKを入手してインストールできたとします。 そうしたら最後にやっていただくことがあります。
 Netscape Communicatorを立ち上げて、「編集」→「設定」を選びます。 「カテゴリ」の中の「詳細」をクリックすると、その右に「Javaを有効にする」と「Javaプラグインを有効にする」という項目があります。 この両方ともにチェックを付けてください。 「OK」で閉じればこれで準備完了。 このページにあるJavaアプレットは動くはずです。
 Netscape Communicator以外でも、Netscape 6/7やMozillaやOperaでも似たようなことをすれば動くようになると思います。 僕はMozillaを使っていますが、ほぼ上記と同じ方法で動くようになりました。
 IEに関しては使ったことないのでよく分かりません。 雑誌か何かを参照してください(無責任)。

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