No.128 遅い夏休み
2000年9月26日(火)
遅い夏休み
9月23日(土)から26日(火)までちょっと遅い夏休みに行って来た。
行き先はグァム。
先週はボルダー、今週はグァムと贅沢な生活を送っていると思う無かれ。
この夏休みはずっと前から予定されていたもの。
先週のボルダー出張は直前にポッと降って沸いたものなのだ。

知らなかったがグァムはアメリカ合衆国。
ボルダーで英語圏に対する抵抗はほとんど無くなっていたので
それほどの覚悟はしていなかったが
想像以上にグァムは日本語で溢れていた。
空港、ホテル、お店、看板、どこもかしこも日本語だらけ。
お店の人もほとんどが片言の日本語を話す。
そりゃそうだ。
どこに行っても日本人だらけ。
まるで外国にいる気がしなかった。
それでもたまに日本語がほとんど通じない現地人もいたりして
そんなときはほんのちょっとだけ外国にいる雰囲気を楽しんだりできた。

今回生まれて初めての経験をいくつかした。
そのうちの1つは、海中に潜ったこと。
スキューバダイビングの免許を持っていない僕は
今までの潜水記録はせいぜい2メートルちょっとくらいのものだったろう。
それが今回は約6メートルの海底。
大きめのヘルメットのようなものを頭からかぶり
そこに地上からホースで酸素が送られる仕組み。
安全とは言え最初はやっぱりちょっと緊張。
肩まで海水に浸かるとガバッと頭にヘルメットをかぶせてくれる。
ずっしり重い。
その重さで海中に沈んでいく。
ハシゴがあり自力で海底へと降りていく。
途中水圧で耳が痛くなり何度も耳抜きをしなければならない。
やっと海底にたどりつく。
とても不思議な感じ。
目の前には水深6メートルの世界が広がり
そこに単なる海パン姿で水とじかに触れ合っているなんて。
この為に買ったような防水ケース入りデジカメは大活躍。
辺り構わず撮りまくった。
もちろん水中では人と声のコミュニケーションは通じない。
事前にレクチャーを受けたほんのわずかな手のサインでやりとりする。
インストラクターに誘導され連れて行かれた先で
おもむろにチューブに入った魚の餌をブシュッと出すと
来るわ来るわ熱帯魚の群。
それはもうすごい迫力。
ヘルメットはこんな感じ ものすごい魚の群
「鯛やヒラメが舞い踊る」とはまさにこのことだ。
※もちろん鯛もヒラメもいなかったが。
時間はほんのわずかだったがすごく印象に残る体験だった。
でもやっぱり水の中はちょっと恐い。
スキューバダイビングはきっとやらないだろうなと思った。

他にもパラセイリングをやったりジェットスキーを操縦してみたり
いわゆる典型的な日本人観光客を演じてみた。
そのどれもが僕にとっては初めての経験。
どっちもそれぞれに良かったが
ジェットスキーが以外にも面白かったかも。
パラセイリング

きっとグァムの人はもっと陽気なんだろうけど
行く先々で出会う現地の人は、いまいち愛想が良くない人が多かった。
きっとそういうふうにしてしまったのは、我々日本人観光客なんだろうな。
ホテルの前で撮影
(グァム島にて撮影)
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