No.093 タカシ、見参!
2000年2月9日(水)
タカシ、見参!
前日の夜
弟のタカシからメールが入る。
「明日10時、御社に伺いますので昼飯ごちそうしてください」
だと。
いい度胸してんじゃん。
おっしゃー! うちの豪華な昼食をごちそうしてあげようぢゃないの。

実は実の弟であるタカシは、純粋に仕事でうちの会社と付き合いがあったりする。
出張などで僕がいるオフィスに来たりもするのだ。
この日、本来の目的である仕事の打ち合わせが長引いたのか
僕のデスクの内線が鳴ったのは、まさに昼食前の12:27頃。
ロビーまで迎えに行くと
見慣れぬスーツに包まれた見慣れた弟がいるではないか。
やっぱり普段の仕事場で身内というのはかなり違和感があった。
受付嬢に「お客様」バッジをもらって、いざカフェテリアへ

兄弟で昼食をとるも、気づく人はいない。
スーツを着た見知らぬ人と一緒なら誰だってお客さんと一緒だと思うよね。
途中、昔に弟が仕事で付き合いのあった人と会う。
実はその人、僕も世話になったことのある人。
弟と僕の顔を交互に見て、笑われてしまった。

まあ、結局は昼飯食ってコーヒー飲んでお帰りいただいた訳だが
何度か来てると言いつつ、実際にココで顔を見合わせたのはこの日が初めて。
なんというか、いつもの会社にいつつ、ちょっと違う雰囲気を味わった午後のひとときでした。
(会社にて撮影)
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