No.091 久々にポールに挑戦
2000年1月27日(木)〜29日(土)
「ポールに挑戦」と言っても別にポール牧に挑戦したわけでは無い(つまんねー)。
こう見えても前にいた職場ではバリバリ体育会系のスキー部に所属していた。
その頃は1シーズンに2〜3回は合宿に参加して、延々と回転や大回転の練習をしていた。
それから早9年の歳月が流れた。
僕はすっかり体育会系スキーヤーから極楽スキーヤーに変わってしまい、競技スキーから遠ざかっていた。
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ここは岩手県安比高原スキー場。
ここでナスター・レースを発見。
ナスター・レースそのものは他でも見かけるが閉鎖されているのがほとんど。
でもここはちゃんとやっていて、しかも空いているではないか。
久々にポール魂に火がついた。
おっしゃー! やってみんべー!
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200円を払ってスタート地点に立つ。
ピー!
10秒前の合図。
プ・プ・ピ・ピ・ピ・・・
スタート!
一気に加速してまずは第一旗門へ。
久々なのでポールに当たるのはやめて、ちょっと外側を通過。
2〜3旗通過して、何か様子が変だ。
スピードが出ない!
変にブレーキをかけているわけでもない。
自分では結構うまくカービングで通過しているはず。
中盤を過ぎて斜面は一層緩やかになり
ポールを通過すると言うより、必死にスケーティングでこぎまくっていた。
そしてゴール。
タイムは34秒32。
自分としては必至にこいだし、そこそこいいタイムじゃないかと思っていた。
しかし記録を受け取ってみるとなんと9人中7位。
がっくし。
他の人の滑りを見たら、なんとずっと滑降の姿勢(何て言うんだっけ? クラウチング?)で
滑っているではないか!
ここは結構な緩斜面。
その姿勢でも十分いけたのね。
最初に言ってくれー!
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暖冬なんて何のその。
ここ安比高原スキー場は雪質最高!
吹雪くことで有名な所らしいが僕たちが行っていた3日間は風もなくドッピーカン。
ただし日本各地でこの冬最低気温を出した初日の27日は
風も吹いていないのに半端な寒さじゃなかった。
滑ると楽しいのにリフトに乗るのが寒くて嫌で夕方早々宿に引き上げたほど。
ただそれ以外は本当にベストコンディション。
ゲレンデも空いていて最高。
もう土日の近場のスキーには行けない。
(安比高原スキー場で撮影)
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