1999年8月29日(日)
ここは渋谷のＬｏｆｔ。
なにやら人だかりが出来ている中を覗くと
ゴリさん似の見るからにやばそうな男が
ガンガン鳴り響いている音楽に身を任せるように体を揺らしながら
筆でなにか書いている。
怪しい！
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この男の名前は「軌保博光（のりやすひろみつ）」。
またの名を「ＢＡＳＨＡＲ−ＮＯＲＩＹＡＳＵ（バシャール・ノリヤス）」というらしい。
その昔、吉本興業にて山崎邦正とコンビを組んでいたらしいが
映画を作るために退社。
制作費をかせぐため表参道の路上にて「書き下ろしパフォーマンス」をスタート。
墨と筆で思い浮かんだ言葉を書き殴るという独自のスタイルが話題になっているらしい。
この日はＬｏｆｔで
「只今お客さんの目を見てインスピレーションで言葉を書いています。」
というのをやっていた。
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作品は僕の好きな「みつを」になんとなく感じが似ているのだが
売っていた作品集を見るとなかなか胸に響くものがある。
どれ、ここはひとつやってもらおうじゃないの！
最初に乱暴に僕の名前を書き殴った後じっと目を見つめてくる（上の写真）。
ちょっと目をそらしたいところだがこっちもじっとがまん。
やがておもむろになにやらごにょごにょと書き始めた。
最後はにこっと笑って「はい、どうぞ」と手渡してくれる。
正味１分程度。
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ユキちゃんも負けじと挑戦。
ちょっと緊張気味（実は僕も）。
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さて、どんなものができあがってきたのでしょうか？
ジャーン！こんな感じ。
これは額入り壁掛け（小）というタイプで三千円。
他にも木の板とかカレンダーとかあった。
さっそくトイレに飾ろう。
(渋谷Ｌｏｆｔにて撮影)
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