No.064 祝・初競馬
1999年7月24日(土)
祝・初競馬
生まれて初めて競馬場に来た。
ここは大井競馬場。
ナイターのトウィンクル・レースだ。

とりあえず第一印象は...汚い。
馬券やら投票券やら競馬新聞が一面に散らばっている。
ガラの悪いおっさんも結構いる。
CMやら雑誌やらでおしゃれなイメージを持ってたけど
しょせん競馬場ってこんな感じなのね。
それでもカップルや若い女の子同士が結構いたのは確か。

よく分からないながらも
パドックで馬を見て
前の人の競馬新聞を覗いたりして
狙いの馬を決める。

馬券を買って席に着くとユキちゃんがぶつぶつ言っている。
「あ〜、やっぱりこの馬買ってとけば良かった〜」
あんまりうるさいので見てみるとしっかり枠番で買っている馬。
ユキちゃんにあまり競馬は向いていないらしい。

さあ、いよいよレーススタート。
全力疾走する馬って初めてじかに見た。
なんと言うか...感動!
すごく精悍でかっこいい。
思わず見とれてしまう。
その昔会社のアルバイトで競馬に夢中だった娘が
「筋肉のもりあがった馬のおしりを見るのが好き」と言った言葉を思い出す。
なるほど納得。
分かるような気がする。
TVやラジオじゃ分からない競馬の魅力を感じた。

来るのが遅かったのでちゃんと見れたのは2レースだけ。
結果はひとつも当たらず。
でもなんとなく競馬の楽しさが分かったのであんまり損した気もしない。
これがへたに当たったりするとはまるんだろうね〜。
ユキちゃんはとっても悔しそう。

走る馬...でも何も写っていない
走る馬を撮ってみたが速すぎてよく分からない。
(大井競馬場にて撮影)

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