栗駒山

1999.11.11

この3連休、最初は蔵王近辺を攻めようと思ってきた。9日に雁戸、10日に神室ときて3日目は刈田峠から熊野岳・屏風岳のダブルピストンの予定だった。が、昨日までに縦走してきた人との話では熊野岳・屏風岳方面はあまり綺麗な紅葉ではなかったと言う話。
神室から下りてきて次に何処に行こうか悩んだ。????結局、栗駒(須川温泉)に行き先変更した。

ただ10日の夕方、車で移動の途中、厳美渓から須川温泉まで(一関方面に戻ってくる斜線)車が込んでいた。3日目は下山後、神奈川まで(運転して)帰らないといけないので午前中に下山してきたい所だ。天気予報でも午後から雨と言っているし。...

 

翌朝、予想以上に良い天気。6時ちよっと過ぎに駐車場を出発。
この時間に出発する登山者は数人程度であった。

確かに2時間もすれば頂上に立てるので特別(午前中に帰るとか..)に理由が無い限り慌てる事もない。

夜中に駐車場に来た時は気づかなかったのだが朝になって既に紅葉の中に居る事が解った。

駐車場での朝焼け

車は道沿いの温泉宿の先(秋田県側)に停めたのだが登山口が良く解らず、温泉宿側に歩いていくと山側への道が有ったのでとりあえず上がってみる。
10分もしない内に名残ヶ原を見下ろせる場所に出た。早朝の名残ヶ原は人も無く静かで良い湿原だ
先を急ぐため直ぐに通過する。数分で須川コースと自然観察路の分岐となる。今回は須川コースで登る事にした。
ここから山道らしくなってくるが傾斜は緩い。
やがて行く手に杭打ちされた柵が現れる。ゼッタ沢の上部でガスが噴出(硫黄臭い)している。危険防止の為の柵らしい。

  朝の名残ヶ原
昭和湖手前 昭和湖

この柵に沿って登っていくと右手には小湿原も現れやがて広場に出る。何だろう?と進んでいくとそこが昭和湖だった。水の色は白身かかった緑で端の方からポコポコと沸いている?(近づけないので暖かいかどうかは確認していない。)この当たりまでで約40分一息入れるのには丁度良い場所だが休まずに登る。
山の斜面は良い具合に紅葉と黄葉と緑が混ざっている。岩手県側から登ると逆光で写真が撮りにくい。しかも早朝は太陽が山の反対側で日陰になってしまう。

さらに40分程登ると稜線(須川分岐)に到着する。ここも少し広場になっている。やはり稜線に出ると風が冷たい。

栗駒山斜面の紅葉
須川分岐、 西肩のピークから栗駒山を見る
 
須川分岐から西肩のピークに寄り道する。分岐から少し下った所が一部藪になっている。踏み跡はハッキリしているが低木の小枝がちよっとうるさい。
このピークからは展望が良い。(栗駒山頂上より好き!)下には昭和湖やルートの無い龍泉ヶ原や小湿原が点在し、さらに紅葉がちりばめられている。

また新庄神室、虎毛山、高松岳方面の展望も良い。尾根沿いの秣岳も草原状で良さそう。須川湖から秣岳経由で上がってくれば良かった!! 

昭和湖と龍泉ヶ原の間にある湿原 昭和湖
龍泉ヶ原と秣岳 秣岳
西側のピークから新庄神室、虎毛山、高松岳方面の展望

須川分岐から栗駒山へは小砂利の道を歩いていく。宮城県側が急斜面に落ちているので北風が強い時は注意して方が良いかもしれない。今日は南風、頂上は風が強く寒い。写真撮ってタバコ吸って小休憩で立ち去る。いつの間にか頂上には人がいっぱいになっている。宮城県側の道は頂上から見てもハッキリ・クッキリかなり整備された観光ルートになっている。

栗駒山頂
山頂から 山頂から東栗駒方面

下山ルートはまず宮城県側の中央コース(階段状に整備されている)を下る。すぐに左手に下る分岐がありここを曲がる。(東栗駒方面分岐)
道は一変してガレの急下降となる。しかし、周囲は草原で眺めも良く、今までいっぱい居た人が誰も居なくなる。自分一人の世界に変わった。
傾斜が無くなり草原を歩くと東栗駒分岐看板がある。ここも左手に曲がるなだらかな尾根の反対側に出る。やがて沢に沿った急な下りになる。地図には書かれていないがこの辺から水が流れ出しているので水補給が可能だ。さらに下って低木の林に入ると裏(新湯コース)の分岐に出る。ここの看板は朽ちていて良く見えない。

  栗駒山からの下降点を見上げる

また、下ってくると裏(新湯コース)方面が道成りに成っているので須川方面の下降点を見落としがち。自分もうっかり散策してしまった。裏(新湯コース)方面は踏み跡は解るがしばらく藪っぽい。
裏新湯分岐から鋭角に左手の林の中に下降する。
やがて道は沢の上を歩く。地図では(徒渉と書かれているポイント?)そして看板が現れ角木が置かれたポイントに着く。ここが笊森コースの分岐点。

  東栗駒分岐付近からの東栗駒

看板には盤井川源頭と書かれ笊森と須川の指示が書かれている。栗駒山への方向が記されていない。おまけにここで角木の上に腰掛けて休憩すると沢の対岸に笊森への踏み跡がハッキリ確認できるのに対して沢を上がっていく事がコースとは気づかない。

ここで今日初の大休止。コーヒーを沸かして紅葉を見ながらタバコ吸ったり、行動食食べたり40分位くつろいでいた。この間誰とも会わない。

  笊森分岐(盤井川源流)
暗く写っている沢が栗駒山へのルート
笊森1399ピークからの尾根−1 笊森1399ピークからの尾根−2

いつまでも休んでも居られないまで出発!斜面をトラバースぎみに下っていく。低木の林と開けた所と繰り返し現れる。途中では笊森1399ピークからの尾根の紅葉が綺麗。
そうこうしている内に突然分岐に出た。ここが自然観察路との分岐点。看板もあり小休止可能、ここには右写真の小さな池がある。

  自然観察路合流、
   

さらに林の中を下っていく。少し傾斜が出てくる。このコースに出てからは頻繁に人とすれ違う。運動靴、中には裸足にサンダルで上がってくる人もいる!!
行く手に沢が現れた。(三途の川)対岸に人が休憩していたので迷わずそちらに渡ったら道がない。よく見ると下流側にコースを発見!!この人達はコースの邪魔に成らないようにただ休んでいただけだったらしい。
さらに下っていくと小湿原が現れ2コ目の沢で須川コースに合流する。

最初の沢
須川コースに合流直前の小湿原 2コ目の沢で須川コースに合流

沢を渡ると直ぐに名残ヶ原。

名残ヶ原は朝と違って賑わっている。

名残ヶ原−1
名残ヶ原から栗駒山 名残ヶ原−2
   

一番艶やかな色づきは名残ヶ原から須川温泉間の遊歩道付近

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