南アルプス(茶臼・光・上河内・聖平)
08月11日〜15日
夜1時、畑薙ダムに到着。車がいっぱいで駐車 ポイント探しに手こずる。 以前来た時はバス停 前も開いていたのに今回はバス停、ダムの上 ダム手前等路駐でいっぱい。 なんとか開きスペースに車を停めて仮眠する。 畑薙ダムから1時間程歩いて吊り橋にかかる。 なんと板一枚しかない!!高所恐怖症の人に は持ってこい。 誰か写真撮ってくんないかな・・・ (単独行の悲しさ) 吊り橋を渡って、小尾根を乗り越す、その後沢沿 いに緩く登るとウソッコ沢小屋、ここからちょっと 急坂となる。やがて横窪峠に出て小屋が見える。 立て直したばかりの小屋でとても綺麗。 何人か、小屋の前で寝ている。 そう・・おれも眠い!! 時間は2時前、茶臼まで行 くか悩むところ、1時間位休憩してここで1泊すること に決定、早々にテントを張るとほかの人たちもテント を張り出した。(みんな同じ心境だったのね・・・) |
横窪沢の小屋、イント場は以外と綺麗で快適 |
翌日、快晴、一気に茶臼小屋へ。しかし、急登の 連続、途中に水場がありほっと一息、でも最後は 疲れた。小屋で牛乳飲ん でパワー復活。 いざ、茶臼を越えて光まで・・・・・・ |
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茶臼小屋から稜線までは20分程度、ここか らはアルペン的様相になる。ただし、希望峰を 過ぎると樹林帯の連続だ。 |
茶臼小屋、テントサイトのお勧めは沢上では なく小屋の左手側が風が弱くて最適。 |
茶臼小屋から富士山 | 茶臼小屋から稜線に上がった場所から上河内 を望む |
茶臼岳頂上 |
茶臼から光岳を望む 肉眼では何とか小屋が確認できる。 遠いと感じるか?近いと感じるかは体調次第 |
易老岳あたりから雷が響きだし、三吉平でつい に雨となる。そのまま樹林帯でもあるし強行して 光へと最後の登り、しかし、途中から低木帯とな り雷も頭上でなっている。今後樹木も低くなり雷 雲中での行動は危険と感じて、しばし窪地で雷 をやり過ごす。 小雨となって光に到着、キャンプ地が一杯で、私 ともう1パーティーはセンジヶ原の真ん中のわずか なジャリ地にテント設営の許可をもらう。 夜中にテントのすぐ裏でシカが泣いていた。 |
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光直下は沢状となりトリカブトが群生している。 この沢で水の補給ができる。テントの人はここ で補給していく事。 |
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イザルケ岳 登り切ると草原となる。 |
センジヶ原と光小屋 |
光小屋 | 光の登りからセンジヶ原を見下ろす |
光岳頂上 樹林で展望は無い |
その樹林の間から富士山の夜明け |
3日目、昨日来た道を戻る、テントが濡れて重い、仁田池で昼飯を食べながらテントを干す、しかし、 またもや聖方面に積雷 雲がかかる。上河内岳過ぎたあたりで雷雨にやられると稜線のため避難場所 が無いと思い。近頃もっぱら軟弱化した私は茶臼で天幕決定、しかし、雨は降らなかった。 4日目、ガス停滞してても仕方ないので上河内を越える。なんにも見えない。一瞬見えた聖の一片、 |
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茶臼から上河内途中の草地 亀甲状土部 |
お土産のような体勢のライチョウ |
竹内岩 模様がおもしろい |
上河内 |
上河内 | 花畑で |
茶臼から上河内までは比較的穏やかな地形であったが上河内を過ぎ、さらに窪地を過ぎると痩せた 稜線になる。すれ違い。踏み外し注意である。 ここを過ぎると小ピークが現れ、載り越えると急な下りとなる。今度は左手側が切れ落ちている。 この斜面を下りきると、聖平まで樹林となる。 |
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お昼頃には聖平に到着、この小屋も綺麗になっている。 |
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5日目、雨、停滞するか、強行するか考え物、・・・・悩んだあげく撤収下山、雨の中(テント場は赤土状 の為にドロドロ、場所が悪かった。テントを丸め込む。 水場を通り過ぎる時、向かい側からこちらに歩いてくる単独行、こちらを見ている、こちらも気にしながら すれ違う。。。。 おや!! 清水さん、ほぼ同時にお互いを確認、会社の山仲間であった。 『これからどうするの?』『一応、茶臼まで行こうかなと思って。』『オレは下りるぜ・・椹島で一杯やろうぜ !!』この誘いに載った清水氏と下山とする、『下界はきっと晴れてるぜ!!』と氏。しかし、林道に降り たってドシャ降り、椹島で東海ホレスト最終バス(14:00)に間に合ってしまったので畑薙ダムまで下 山する。 バスの中は冷房が効いていて、雨に打たれたみなさんは小声で 『運転士さん〜暖房入りて〜・・・・同感!!』 ダム到着後、車のシートにビニールを引いて、第二畑薙ダムの白樺荘に風呂とする。ここは無料、但し、 ぬるい!! しかも4時で閉められてしまう。ビショビショのパンツも履き替えて取り合えずスッキリ。 帰途の井川駅での定食・ビールはうまかった。 |