涸沢(北穂高岳〜涸沢岳)

1996.09.14-16

初日、沢渡の駐車場を出た時は強い雨。
上高地からパラパラ降りになり横尾を過ぎた
あたりでは雨は止んでいた。

屏風岩は晴れた日には見られない場所に滝が
流れている。
  屏風岩
今回は8人パーティー、初心者4名である。
装備の都合上小屋泊まり組とテント組に別れる。

小屋の夕食後はテントに集合して小宴会となる。
  本谷橋で休憩
涸沢朝焼け奥穂高、涸沢岳 涸沢朝焼け北穂高
2日目、快晴。
初心者組はザイテングラート経由で涸沢岳に上が
るコースを、私を含めた3人は北穂高から涸沢岳
へのルートを取り、白出コルで合流する事とした。
  涸沢小屋の脇から前穂高
槍ヶ岳 槍ヶ岳と大キレット
北穂の登りは急だが慌てずマイペースで上がっ
ていけばやがて着く。
涸沢小屋右手の北穂沢を直登し、途中から南綾
に取り付く。ジグザクのコースを根気よく登る事。

途中にスラブ状の岩場40m程があるが鎖も付い
ているし傾斜もきつくない慣れた人なら鎖不用で
登っていける。不安のある人は鎖を補助に登る事。
その後ちよっとすると5m程の梯子が現れる。
ここも注意。
(何でもない梯子だが一番上から落ちたら大けが
する。(ここでそう言う事故があった))
  北穂高小屋のテラスで一服
北穂からの展望
左が奥穂高右手が涸沢岳
北穂からの展望
左が前穂高右手が奥穂高

北穂から涸沢岳のルートははっきりしている。
但し油断は禁物、今回同行の女性が最低コル近く
の何でもない所でコケた。

涸沢岳の登りはガレていて落石注意。
万全策を取るならヘルメット着用の事。
(落石は自力で防げない
上にいる人が落とさない事を願うのみ)
   
   
涸沢岳下りからの白出コル(穂高岳山荘)
ここでみんなと合流して昼飯&乾杯!

涸沢への下山途中


3日目、快晴後ろ髪を引かれながら下山する。
涸沢朝焼け奥穂高、涸沢岳 涸沢朝焼け北穂高
涸沢ヒユッテ前で記念撮影 屏風岩

1こ戻る