峠の脇に車を停め、まずは主脈を南に進んでみる。

1/25000地図では、ここから梵珠山まで道が書かれているが、現在どの程度残っているかが問題だ。まずは南のピークには放送局の電波塔が並んでいるのでそこまでは確実に林道がある。ここを進んで行くと電波塔に出る。

電波塔を左手に見て道が続いていたので真っ直ぐ進むと草むらの広場になる。ここで道は途絶えている。何カ所かそれらしい踏み跡が無いか確認したがどれも怪しい。しかも進むべき方向は右手やや後方だ。電波塔まで戻ってみる。

電波塔脇にＵターンスペースの様な所があり電柱が立っている。さらに電線は林の中に伸びている。草をかき分け、ちよっと電柱の付け根を覗いてみるとそれらしい踏み跡があった。
更に踏み跡に沿って林の中を進むと直ぐに次の電柱が立っている。電線はそのまま真っ直ぐ進んでいるが踏み跡はここで左手に直角に曲がっている後、沢状（水は流れていないが）の地形に沿って少し下っていくと、しっかりとした登山道？に出た。
どうやら電波塔よりもっと下の方からこのルート取り付きが有るようだ。確認はしていないが電波塔に上がってくる途中、右手に林道が分かれていたがそれだろうか？

ルートの踏み跡はしっかりしている。数日前のものだろうか？人の足跡が残っている。
やや日差しの良い部はフキ、ウド、笹が道を覆っているがその下の踏み跡はしっかり残っている。

12:13

途中、休憩（昼食）するのに適した場所が無かったので梵珠山まで行ってそこで休憩する事にする。

梵珠山は冬に来ているが、無雪期は初めて。山頂は良い芝広場に成っているが木が邪魔して展望が無い。展望台に登ると青森湾や八甲田が展望出来る。岩木山は雲がかかって裾のが見える程度だった。

展望台下の日陰で昼食・休憩をとって峠まで戻る。