栃ヶ森山「途中まで」   (秋田/岩手)

2009.05.04-05

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1日目(4日)

須川温泉(岩手側)の駐車場
現在須川温泉へは昨年の地震の被害の為、秋田側からしか入れない。しかも夜間凍結の可能性の為夜間通行止め。通行出来るのは朝9時〜夕方5時まで。この時間からタクシーを呼ぶとなると東山の登山口まで移動するのにお昼頃になってしまう。そこで自転車ならゲート脇を抜けられるので、須川温泉から自転車で東山登山口まで下る事にする。
下るだけかと思っていたら2ヶ所程登り返しがあり時間と労力を使う。1時間ちよっとで登山口に到着する。
既に気温は高く、自転車で下っていても暖かい風を切っての走行だった。

08:04 自転車で出発

09:13 東山登山口に到着 10:03

登山口から3合目、更に6合目まではほぼ雪の消えた夏道を行く。2週間でずいぶんと雪が融けている。

10:32 三合目

10:46 三合目から登山道

11:16

2週間前は3合目以上では尾根添いに進んだ為、道標等は確認出来なかったが、今回は4,5,6合目と地面に落ち、割れている道標を確認する。

それにしても、暑い!

11:43 四合目
11:48--12:22 イチゴ峠 12:46 五合目

12:46 五本ブナ?

13:09 六合目「ションベンバ」
13:10 下東山(左)、上東山(右)

6合目以上から雪面が出てくる。
P1074までは難なく雪の上を歩いていける。しかし、山頂からの下りは藪。しかも痩せ尾根で両側が切れ落ちている。

13:45 P1074
14:04 P1074

P1074から次のP1111を見るとここから見える範囲は雪が残っている。しかし時間短縮の為に夏道に習って右側(秋田側)を巻く。

14:12 P1074下りからP1111
14:31 P1074を振り返る

14:46 P1115、P1069 

P1074とP1111の鞍部には一部夏道が出ている。

14:52 P1111を振り返る
14:57 下東山
15:14 P1115トラバース
15:15 P1069
16:01 P1069から栃ヶ森方面

P1115の鞍部からP1069の端までのわずかな距離も藪の為40分もかかってしまった。この藪は小木+笹+それらに絡まるツル類。左側は切れ落ちている。

P1069の端にかろうじてテントが張れる雪残りがった。尾根はここから下っていくはずだが、笹藪で先が見えない。下ってからの尾根は稜線上の雪は見られない。ここから栃ヶ森の中間にあるなだらかなピークまで行けば雪はありそうだ。しかし、このペースでは本日そこまではたどり着けそうにない。考えた末、ここで一泊とする。

夜、栗駒方面には須川温泉の明かりが見えていた。また栃ヶ森の左後方には水沢市だろうか?町明かりが見えている。携帯(Docomo)も繋がる。岩手側の基地局につながっているのだろう。

16:33 幕営
16:34 幕営場から栃ヶ森〜石多気山〜栗駒 
二日目(5日)
08:13 幕営場から栃ヶ森〜石多気山〜栗駒 

一晩考えた結果、ここで引き返す事にする。あと3日分の食料と燃料は持っているものの、ここから上鉢までは藪が多発している感じ。最悪、2日目、栃ヶ森まで。3日目、桑原岳か上鉢辺り。4日目に大薊。で時間切れ。食料は節約出来るが燃料は水を多く作らなければいけないので足りなくなるだろう。

08:14 幕営場から栃ヶ森への下り尾根?

再び藪を引き返す。地図では秋田側に鞍部までの踏み跡が有るらしいが良く分からない。途中から斜面を下ってみる。

それらしい笹藪の切れ目を発見するが??本当にこれがルートかは不明。

08:23 再び藪へ
08:36 途中、南西斜面に下って雪の斜面に出る

これが夏道か??

08:36 鞍部
08:44 P1069を振り返る

遠目には踏み跡不明。

09:04 P1115を振り返る
09:22 栃ヶ森の右下に何かコブが?
09:23 焼石方面 
09:52 P1020
10:23 上東山と焼石
10:58--11:13  P1009
12:12--13:37 ブナも新緑の季節に
13:22 登山口に戻る



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