栃ヶ森山「途中まで」 (秋田/岩手)
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1日目(4日)
登山口から3合目、更に6合目まではほぼ雪の消えた夏道を行く。2週間でずいぶんと雪が融けている。
10:46 三合目から登山道
11:16
2週間前は3合目以上では尾根添いに進んだ為、道標等は確認出来なかったが、今回は4,5,6合目と地面に落ち、割れている道標を確認する。
それにしても、暑い!
6合目以上から雪面が出てくる。 P1074までは難なく雪の上を歩いていける。しかし、山頂からの下りは藪。しかも痩せ尾根で両側が切れ落ちている。
P1074から次のP1111を見るとここから見える範囲は雪が残っている。しかし時間短縮の為に夏道に習って右側(秋田側)を巻く。
P1074とP1111の鞍部には一部夏道が出ている。
P1115の鞍部からP1069の端までのわずかな距離も藪の為40分もかかってしまった。この藪は小木+笹+それらに絡まるツル類。左側は切れ落ちている。
P1069の端にかろうじてテントが張れる雪残りがった。尾根はここから下っていくはずだが、笹藪で先が見えない。下ってからの尾根は稜線上の雪は見られない。ここから栃ヶ森の中間にあるなだらかなピークまで行けば雪はありそうだ。しかし、このペースでは本日そこまではたどり着けそうにない。考えた末、ここで一泊とする。
夜、栗駒方面には須川温泉の明かりが見えていた。また栃ヶ森の左後方には水沢市だろうか?町明かりが見えている。携帯(Docomo)も繋がる。岩手側の基地局につながっているのだろう。
一晩考えた結果、ここで引き返す事にする。あと3日分の食料と燃料は持っているものの、ここから上鉢までは藪が多発している感じ。最悪、2日目、栃ヶ森まで。3日目、桑原岳か上鉢辺り。4日目に大薊。で時間切れ。食料は節約出来るが燃料は水を多く作らなければいけないので足りなくなるだろう。
再び藪を引き返す。地図では秋田側に鞍部までの踏み跡が有るらしいが良く分からない。途中から斜面を下ってみる。
それらしい笹藪の切れ目を発見するが??本当にこれがルートかは不明。
これが夏道か??
遠目には踏み跡不明。
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栃ヶ森山「途中まで」 (秋田/岩手) 2009年05月04-05日