一昨年、８月南方の古舘側から堺ノ神岳を目指して林道に入ったが。ガソリンの残量不安から途中断念した今年は北方の岩泉・外川からの最チャレンジ。
1/25000地図で見てもこちらの方が林道の状況は良さそうである。実際に行ってみると確かに林道の状況は南側からより良かった。また登山口への標識も要所要所に立っているので分かり易い。

林道を上がっていく途中ニリンソウが群生している所があった。
放牧地の手前まで林道を進み、ヘアピンカーブのコーナー地点に登山口があった。駐車スペースはコーナー内側に５台位は止められるスペースが有るが、側溝跡もあり入り込む場所が限られている。既に１台車が停まっていたが微妙に入り口近くに停められていて、慎重に空き地に入り込む。

堺ノ神岳（兜明神）の標識が立っている。どうやらここも兜明神とも呼ばれているらしい。
最初は意外と道幅のある登山道、と言うか昔は牧場地への林道だったのだろうか？
大きく数回の九十九折りが終わると明らかに山肌を巻いている（傾斜がない）所になる。

そして、一旦開けた小さな草地に出て左手に曲がる。緩やかだが何だか尾根を登っている感じ？？
地図では鳥居が出てくるまでは尾根にならないはず？（実際は傾斜も標高差も少ない部分だったので尾根上に見えた様だ？）

なお進んでいくとまた少し開けた草地に出る。ここには「冷水経由、明神800M」、「堺ノ神700M」の分岐標識がある。時間も無いので堺ノ神へ直行する。

樹林の中を更に進んで行く。700Mってそろそろ着いても良いよな？と思いながら進んでいくと左前方に鳥居が現れた。

ここが、南からのルートとの合流点。山頂まであとわずか。

鳥居から山頂へは人手で組まれたような？石の階段が続く。意外とこれが疲れる。
ミネザクラの咲く中を進んで行くと、視界が開け山頂が見えてくる。山頂は予想外に岩山だった。

山頂は遮る物が無く360°の展望。今日は少し霞んでいる為に早池峰が微かに見える程度。岩手山は確認出来なかった。東側の牧場では黒い牛が確認出来た。