下前か笹峠、萱峠、P766 (秋田/岩手)
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06日
下前の集落奥、白糸の滝・女神山登山口への道が続く所。車道は最後の民家を過ぎると直ぐに通行止め。除雪されていないのではなくパイプでガードして雪が盛られている。その先は明らかに除雪されている。ここはL字型に除雪の切り返し場所があってここに車を停めて山に入る。 アスファルト道路を歩いていくと、白糸の滝への分岐に着く。白糸の滝へは除雪されていない。更に少し進むとゲートと石碑がある。ゲート脇を抜けて進んでいく。P531を巻く辺りから除雪も終わり雪の上を歩く。
林道は大きくカーブし、ヘアピンカーブを曲がると突然無くなる。ここから先は急な斜面のトラバース。車道はこの先どの様に工事するのだろう?
ここで一休みしながらこれからのルートを考える。笹峠への旧道は尾根の反対側。どうせ尾根に登るんだったらそのままピークまで行って笹峠は今回パスする。林道終点付近は急斜面でここからアイゼンで進む。一番楽そうな所を進んでいくとカモシカの足跡があり、しばらくこれに付いて歩く。尾根口は1m程の雪堤となっていて何とか乗り越える。尾根に出るとなだらかな樹林歩きとなる。
最初に笹峠南東に出る。ここから南に直角に曲がり直ぐにP687。
P687から主尾根から右手に直角に曲がる。最初は少し急な木の生えていない斜面を一気に下ると後はなだらかな尾根となる。
P628の東面は崩れコル付近から崖になっている。西面は傾斜で雪は残っていない。
P628からも暫し藪と雪上を繰り返す。
P643の南のピーク直下で本日と思われる人の足跡二人分が東から西に延びていた。この尾根の東側には途中まで林道が延びている。おそらく、そこから登ってきたのだろう。
南のピークを下っている時に銃声が聞こえる。すぐ隣の尾根からだ。覗いてみるが人影は発見出来ない。尾根の反対側に居るのだろうか。更に次のピーク登りにもまた銃声。ここまで4発。熊はもう起きているのだろうか?視界には居ないが銃声と人の声ははっきり聞こえてくる。熊だったら早く仕留めて欲しい所。手負いでこちらに逃げてきたら大変!P636に付く手前、7発目の銃声の後、静かになった。
後はピークらしいピークもなく、緩いアップダウンが続く。上左草からの林道がすぐ左手尾根に見える。
この辺り直ぐ左下に林道らしき後が雪に埋もれている。これを見ながら歩いていると。少しP625方面に進んでしまう。右手に沢の様に見えていた所が、どうも人工的に切り開かれた様に見える。その先を追っていくと..明らかに林道だった。斜面を下り。林道に出て萱峠まで進む。ここにはスノーモービルの跡が萱峠まで続いていた。
林道歩きになってから足の付け根が居たくなってきた。萱峠に付いて昼飯を食べながら先を考える。ここで引き返すか。P766まで繋ぐか..下山後、駐車位置まで歩いて戻る事を考えると微妙。
P766への県境尾根は伐採された広い雪の斜面。尾根際は雪が落ちているので西側斜面を回り込んで進む。小ピークから東の尾根を見ると林道が見られる。小ピークから東の本尾根へは少し痩せたコルになる。登りでは雪も落ちて藪となる。
本尾根に出てからは気持ちよいなだらかな登りが続く。
P766からは時間短縮の為、東北東の尾根を下り桧の沢の牧場に降りる事にする。ここは北尾根が本筋でこれを進むと沢に出てしまう。東北東の尾根への下り口は要注意だ。しかも雪庇までには成っていないが東側は段付きとなっている。一番段差の少ない所から飛び降りる様に尻セードで降りる。ほぼ尾根間違いはしていないので後は有視界で、歩き易そうな所を降っていく。所々急斜面になるので足も痛いし尻セードを多用する。
途中、尾根も細くなって地面も出だしたので斜面を下り沢沿いに進む事にした。(もうなだらかで雪崩れないので)すると..これは林道?に出た。地図では乗っていないが良くあること。本当はもっと北寄りに進みたかったが林道を辿った方が楽と考え林道を進んで行く。すると広い場所に出た。先には小さな小屋と電柱が立っている。左手には牧場の建物がある。
ここで足休めで休憩する。
牧場から上左草集落までは除雪されていない。(前回確認) 上左草集落手前の橋を渡ると後はアスファルト歩きとなる。
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下前か笹峠、萱峠、P766 (秋田/岩手) 2008年04月06日