山刀伐峠から翁峠(途中撤退)    (山形)

2008.03.08-09

Page.1/1



08日

神室連峰から奥羽山脈への接続ルートで最後に残った部分。山刀伐峠から翁峠。今回は足慣らし兼下見で山中1泊で行けるところまで行って下山する予定。天気予報では本日の午後から天気が良くなり出す予定。最上町と尾花沢市の堺にある山刀伐トンネル脇に車を止めて出発とする。トンネル脇で準備をしていると車が一台停まり日帰りで途中のピークまで登るとの事。早々に支度して先行していった。先行パーティはトンネル脇を登り林道沿いに進んで行った。こちらは試しにトンネル脇から直ぐ上に見えるカーブミラーを目指して直登。傾斜もきつく膝上のラッセル。昨夜多少の雪が降ったらしく、足下がサラサラでなかなか登れない。カーブミラーに着いてからは「急がば回れ」で林道沿いに進むことにする。ここに先行パーティのトレースは無く。先行者は最初のカーブから直登しているらしい。大きくヘアピンカーブを折返し、上のカーブミラーに着くと踏み跡が。先行者はここまで直登してきた様だ。また、この少し先から直登している。ここから林道は九十九折りだが、試しに先行者のトレースを借りて登っていくと、既にトレースがあると楽!まもなく山刀伐峠に到着した。

山刀伐トンネル 09:44

山刀伐峠 10:55 P730への登り 11:42

山刀伐峠からも先行者のトレースを借りて登っていく。しかし、傾斜が段々きつく成ってくると。足下もザラザラだったりサラサラだったりで先行者の和カンジキの跡を辿ってもスノーシューではズリズリと滑り落ちてなかなか進まない。おまけに下の笹が顔を出している部分もあり少し苦戦する。苦戦しながら登っていると先行者が下山してきた。挨拶を交わして一がんばりでジャンクション・ピーク手前のP730に到着する。先行者のトレースはここで終わっていた。P730は思っていたよりは広くここで昼食とする。

その後は順調にP840、P850と進んでいく。途中、翁峠がまだ遠くに見える。

 

P730からP840 12:39
P840からP850を見る。右奥が翁峠 14:00
P850からP840を振り返る 14:52

P850からP876を目指すがピークを下った辺りから風が強くなり。体が冷え出す。と同時に足下がカリカリに成ってきた。このピーク間の最低コル付近から痩せ尾根となり東側は雪庇が張り出している。西側樹林をトラバースぎみに進んで行くがこの先更に急になるとスノーシューでは横滑りしそう。この先に見えるP876直前は白く急斜面の様に見える?スノーシューからアイゼンに履き替え様と準備するとプラブーツにサイズが合わない?前回は革靴で使用したのか?六角レンチを探すが見つからず、時間も押してきたのでP850まで戻ってテント設営とする。テン場は雪がしまっておらずブロック状に掘り出せない。仕方ないので彫り込む感じで風よけとする。幸い、先程のコルと比べると風はズーット弱い。

テント設営完了 17:29
テントから大森山を見る 11:42

09日

天気も良く、のんびりしてから下山とする。凍ったテントも太陽が照り出すと直ぐに乾いてくる。神室連峰をじっくり眺める。

風もほとんど無く、最高の天気。GW頃の春山の感じだ。P840を過ぎた辺りで展望も見納めとなるので、軽く行動食を食べながら展望を楽しむ。

今日は足下も締まって歩きやすく成ってきた。

 

 

テント
撤収、出発 10:37
P850からP875への稜線。右奥に翁  10:45 
P850下りからのパノラマ 11:02 
右(大森山)、中(P840)、奥に神室連峰が広がる。
P840への登り返し 11:16
P840からP850と翁峠 11:40
山刀伐峠付近からP730を振り返る 13:41

順調に下山し。最上温泉に寄ってみたが、閉鎖されていた。帰途の都合も考えて鳴子に戻る。戻る途中の中山平の温泉「しんとろの湯」に浸かって帰途となる。




TOP
に戻る

 

  山刀伐峠から翁峠(途中撤退) (山形)   2008年03月08-09日

2008年
山行目次
に戻る

Page-1

map
       
地域別
目次
に戻る
東北