網張スキー場から小松倉山・大松倉山 (岩手)
Page.1/1
網張スキー場からリフトを利用して主稜線に、後に大松倉山へ...と言う予定だった。しかし!スノーシューではリフトに乗れないとの事で、山スキーの二人はリフトで予定通り。こちらは林道を進み小松倉山の尾根に取り付いて小松倉山経由で大松倉へ。先行隊は三ツ石まで行って戻ってくる。大松倉辺りで合流出来たら一緒に下山の予定となった。 林道は下方からの風が吹き上げ、結構吹き溜まりになっている。締まった所は良いが場所を外すとスノーシューでも膝まで潜る。 スキー場から見えていた小松倉山とその尾根。視界が利くので目視で正面尾根の取り付きを目指す。当初、南西の緩やかな尾根を目指していたが見えている尾根は南尾根と後から分かる。
林道を行く 09:33
南尾根に取り付き、最初は多少混んだ樹林。暫く登っていくとブナ等の大きな木が目立ちだし、林間も広くなってくる。斜度も急過ぎず、緩やか過ぎず。
この辺で、思っていたより広い尾根なので、おや??と思っていた。左手にもう一本立派な尾根が並んでいる??あれ、ここは南尾根か?と思いながら進む。
樹林が開け、ピークが見えてきた頃、左の尾根もしっかり見えてくる。どう見ても左の尾根が南西尾根。
ピーク付近は小さな二重山稜か風の都合かでこちら向きに小さな雪庇が張り出していた。標高で50mも下って方向転換すれば雪庇越えしなくても済むが2m位(高さが)の雪庇だし滑落する距離も無いので楽そうな所を切り崩して越える事にする。 結果的には巻き直した方が楽だったかも知れない。まだ締まってない雪庇で雪の吹き溜まりと言う感じストックを伸ばして叩き込めば雪庇は直ぐにけづれるが、その後はサラサラ雪の急勾配。一歩進んで二歩滑る!なかなか登れない。こういう時は動物に見習って四つ足走行で乗り切る。
これを越えると風が強くなる。
時間も昼頃だったので何処かで昼飯を。しかし稜線に出ると樹木も少なく、風が当たるので良い場所が無い。 上の写真で針葉樹の部分で休憩とした。スキーチームは三ツ石の登りに入ったと携帯で連絡が入る。
主稜線に出るとスキーやスノーシューのトレースがある。しかし風の通り道は既に先行隊のトレースも消えている。
大松倉山でしばし待つとスキーチームが上がってきた。予定通り大松倉で合流。一緒にげざんとなる。帰りはスキー場脇を下ることにする。(林道歩きは時間がかかるので) 下りは大松倉の鞍部からP1318を通らずに南側を巻いていく。針葉樹帯でコーヒー休憩して下山開始。
広くなだらかな針葉樹帯を過ぎるとやがて紅葉樹帯となり谷方向に下っていくとスキー場の「うさぎだいら」に到着する。このルートは山スキーのルートらしく古いが表示板が取り付けられている。
ゲレンデに出てからは、スキーチームは先に下って待っていてもらう事にする。
ゲレンデは思ったほど長くなく予定より少し早めに合流。と言っても今夜の宿松川温泉には岩手山の麓を半周移動しなくては...靴を履き替えただけで山スタイルのまま車で移動する。この頃は岩手山も山頂まではっきり姿を現し、姫神も綺麗に見えていた。
おまけ
TOP に戻る
網張スキー場から小松倉山、大松倉山 (岩手) 2008年02月02日