2004年７月に悪天候で中止になていた「海から鳥海山に登ろう！！」計画を実施する事となった。先に、山形新聞社に先を越された感じもするが、考えてみたら昔の人は下から登っていたのだから特に目新しい企画では無い。
　海抜０ｍから2236ｍへと言う事と、昔の人は何処をどう歩いたんだろう？？と言うの山歩き？だ。

　前夜、鉾立に自転車をデポして、十六羅漢駐車場まで車で下りて車中泊する。
　朝、駐車場から十六羅漢の波打ち際まで下りて、海水をチャプチャプしてからスタートする。
　十六羅漢は７体までは分かるが、後は見つけられなかった。

　駐車場に戻り、ブルーラインに出る。少し進むと民家が並ぶ所に出る。ここを左折し道成に進むと小学校に突き当たる。ここを右折するとブルーラインの下を潜り古い感じの残された町中を歩いていくと大物忌神社＿口ノ宮、鳥居に着く。

鳥居を潜っていくとまず大きな館やがあり本殿かな？と思う。この館やの左側に石段があり、ここを登ってみる。石段を登り終えると再び境内と立派な館や。これが本殿か？？

07:46　大物忌神社＿口ノ宮、鳥居

　さらに左側に小さな石段があり、ここを登ると小さい祠があり行き止まりだった。再び戻って今度は右側にある小道を進んでみる。
　やがてコンクリートの石畳？となり後に林道の様な所に出た。これを右に進んで行くと大きな鳥居があり「東参道」と書かれていた。この少し先が国道７号バイパス。駐車場と案内板が出ていた。

07:57　草の茂った砂利道となる。

　バイパスに出たのは分かったが、ブルーラインがこの地点より北なのか、南なのかが自身が無かったが、多分北上すればブルーラインだ！と思い進んで行くと正解だった。（直ぐにブルーラインとの立体交差点に着く）

　後はひたすら、ブルーラインを歩く。途中に旧道らしき物があったら覗いて見る事とする。

　道脇には「県境まで○○Ｋｍ」　の標識が１ｋ間隔で立っている。最初は１７ｋｍだった？
　ちなみに県境は大平登山口付近の事で鉾立は更に２ｋｍ程先だ。

09:18　木の芽沢

　最初は順調だったが、駒止め辺りから足が痛く成ってきた。暑さはお盆を過ぎてから大分楽になり、吹く風が丁度良い感じ。　

　駒止めの左側に広場があり、ここで休憩を取る。（車道歩きだと、休み場が無い。）

　３回程ヘアピンカーブを曲がると神子石の標識がある。ここの右側にも草地広場があり再度休憩。軽く行動食を取る。

　この辺になると、かなり足が痛い。歩き方が片寄っているのか？左足首内側、左膝外側、左足付け根の内側と左側に集中している。

　何とか大平山荘に着く。ここでも大休止する。

　またここには大物忌神社＿中ノ宮が建っている。しかし、コンクリート製の様にも見えチヨット威厳が感じられない。

　ペースが落ちながらもかろうじて鉾立に到着する。ここは観光客でいっぱい。ビックリしたのは広い駐車場の半分位が新稲倉山荘建築中で狭くなっている。（昨夜知った！）

　ここで大大休憩。空気が澄んでいるのか新山、外輪山がクッキリ見え、直ぐ近くに見える。

　鉾立で大休止後、デポした自転車で十六羅漢駐車場に戻る。自転車での下りは約４０分程。楽チン！

　後、アポン西浜のお風呂に入って、コンビニで夕食と明日の食料を調達。
　再び十六羅漢駐車場に戻り、夕日を見ながら晩ご飯。暗くなってから車を鉾立に移動して車中泊する。
　鉾立の標高でも夜は既に寒い時期となっている。

　翌朝、７時。山ですれ違う予定だった人からメールが入る。「今、七五三掛、小雨、ガスで何も見えない」
　えっもうそこまで下りてきてるの？今から登ってもすれ違えないし。（相手は大平に下りるので）ガスで何も見えないのでは登っても仕方ないし。なにより、まだ足が痛い。９月の連休には完治するためにも今日は山歩きしない事に決定！
　大平に車を回し下山を待つ。

　今回、一回の山行で海から鳥海山は達成できなかったが、とりあえず歩いた道的には繋がった。
　今後、ビジターセンターから月山企画もあり、アスファルト車道歩き対策の検討要である。