08.12（１日目）伊奈川ダム〜越百小屋

須原駅脇の道路が工事中で線路を越えていく道を探すのにちよっと苦労する。道は細く、車のすれ違いは非常に困難。対向車が来ない事を願いながら通過する。線路を渡ると、道は幅が広くなる。田光集落までは道が狭くなる所もあるが、生活道路なので一応安心。その後も登山口の駐車場までは舗装されていた。

ダムを過ぎて少し進むと左に広場（駐車場）が現れる。トイレや水場は無いが広い。

広いが、既に駐車場は車でいっぱいだった。

登山口の先に橋が架かり、ここに車止めのゲートがある。ゲートの右脇に登山者用の通路がある。橋を渡ると直ぐに分岐があり、右は越百小屋、左は木曽殿山荘となっている。
右手の越百小屋方向に更に１時間程林道を歩く。やがて、同じ様な光景の分岐に着く。右は越百小屋、左は南駒ヶ岳となっている。ここにはベンチがあり、これから登山道なので小休止する。

ここからいよいよ登山道。直ぐに九十九折りのやや急登。まだ標高も低く蒸し暑い。樹林の中で直接日差しが当たらないのがたすかる。40分程で水場に到着する。塩ビパイプが添えられてチョロチョロと流れている。水は冷たく美味しい。

水休憩を終えて歩き出す。直ぐに「下のコル」に着く。休憩したばかりなのでここは通過する。さらに40分程で小ピークを越えてコル部に下る。
「ここが上のコル・オコジョ平かな？？今までこまめに標識があったけど、ここには文字の読めない標識らしき板が一枚転がっているだけ？？」オコジョ平と言う言葉からのイメージと違っていたので分からないまま更に登っていく。11:15途中休憩をいれ展望所まで上がってきた。残念ながら、この時はガスで展望が得られない。

傾斜が段々ときつくなってきた所で視界が開けた。ここが上の水場。

ここで水を汲んで大休止する。水場は斜面をトラバースぎみに下って直ぐの沢水。

昨夜は比較的早い時間に木曽入りしていたが。暑さで何度か起きてしまい。何だか眠い。小屋までは後少しなので、ちよっと横になってウトウトとする。

水場からの登りもキツク、長く感じる。P2430は巻くものの結構登る。下り出し、暫く下りていくと赤い屋根が見えてきた。

夕食後ガスも晴れ、良い展望。明日登る越百や南駒がまだ高い位置にある。

ちなみに、今年から小屋の中は当然だが小屋の周りも禁煙エリアとなっていて、喫煙者は小屋から少し離れた所まで移動しての食後のいっぷく。