北上市（北上駅）から北上川を挟んで直ぐ東に珊瑚岳、国見山、男山等古く平安からの信仰の山がある。今はハイキングコースとして整備され、北上の平野や焼石の展望台として利用されている。

極楽寺には広い駐車場、トイレ、休憩舎（地区の集会所か神社等の休憩施設かも？）がある。
天気予報では今日は一日雨であったが、意外と午後から青空も出てきた。

入り口から極楽寺は直ぐ（見えている）。この間、道脇には色々草花が咲いている。咲いていると言うより植えてある感じ。この辺りが『薬草園』と書かれているばしょだろうか？

その後、樹林に入ると林床にはユキザサがいっぱい。小さな遺跡を過ぎると立派なお堂が出てきた。ここで十字路の様になっているが、山頂に向かう道を見失って先の遺跡まで行って道が無くなってしまった。（ロープが張られて立入禁止になっていた。）また、お堂まで戻って、よ〜く探してみたら、お堂右裏へ道があった。

道は国見神社拝殿の裏手に向かい、先程通行止めに成っていた小ピークの裏手に出た。

その後ものんびりと新緑の綺麗な樹林を登っていく。途中、道端に石仏が点々と現れる。

やがて胎内潜り、岩を潜ってヘアピンカーブして岩の左上の方に出る。

さらに石仏の続く道を登って行く。この区間が三十三観音と書かれている部分？

突然視界が開け、現代風の展望台が現れる。意外と大きく雨除け・日除けに最適。展望を楽しみながらお昼を食べるにも良いかも？

展望台からわずかで観音様が立つ観音平に着く。直前、カモシカとはち合わせする。カモシカもこちらに来たいらしく？なかなか退いてくれない。

観音平から珊瑚岳に向かう。２つほど小ピークを越えていく。後で気付いたが、越えてきたピークの中の一つが『国見山』だったらしい。山頂看板は気付かなかった。

移動中、ついに雨が降り出しカッパを着る。途中スラブの様な岩場（虎ロープあり）を下り登り返していくと珊瑚だけに到着した。樹林の小さなピークだ。珊瑚岳、入り口の案内板には山王岳と書かれている。雨で曇っているので展望があるかどうかは不明。

雷も鳴り出したので、先に進んで大きく周回するのはやめて、引き返す事にする。

国見山と観音平の中間地点辺りに裏山道の分岐がある。ここを下る。雨のせいもあって最初は滑る道。ロープに掴まって下っていく。こちらも途中に石仏が点在する。やがてひょっこりと駐車場の反対側に出る。