栗駒山・秣岳(岩手/秋田/宮城)

2006.09.02

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今回のメインは秣岳。一応、須川温泉から栗駒山を目指し、秣岳を通過して、須川湖や湿原を回って須川温泉に戻る周回コースとした。

紅葉時期は駐車場も満車で道路も渋滞となるが、この時期はまだ空いている。

ビジターセンターの駐車場に車を停め須川温泉脇から登山道に入る。温泉脇には、温泉が沢となって流れていて、今は足湯になっている。どうやら?ちよっと熱いらしい。少し登ると小屋が建っている。ここはサウナみたいに熱気の吹き出す穴が空いた床に寝そべるお風呂?ちよっと覗いてから登山道に戻る。名残ヶ原までの間だ、何カ所も岩の隙間から湯気が上がっている所があった。

08:38  須川高原ビジターセンター前の駐車場に車を停める。 
08:39  須川温泉の脇を通って登山道へ 08:57  名残ヶ原から栗駒山

名残ヶ原から道成に進んで行くと昭和湖経由のコースになるが、ここは、沢を渡って直登コースを取る。
樹林帯の登りがつづき、やがて樹木も背が低くなってくる。そろそろ分岐かなと思いながらもまだ登りが続く。そうこうしているとホカットルート脇に池が現れる。ここが笊森との分岐点。

この分岐から山頂までの直接ルートは初めて歩く。今までは笊森経由か昭和湖経由でしか通っていなかった。
ここから山頂までの間だ、湿原や草原は無いが、後ろを振り向くと須川温泉から焼石方面の展望が終始得られる。

09:56  笊森分岐にある小さな池
10:27  もうすぐ山頂 10:49 - 11:2?  栗駒山山頂、大賑わい

山頂に到着すると、そこは既に多くの人で賑わっていた。須川温泉側からも何組か登っているのは見て知っていたが、それ以上に宮城側から上がってきている様だ。
山頂標識のある部分は北側の展望が利かず、宮城側はガスが沸き上がってくる。ここからほんの少し西に進むと、今度は南側の展望は利かないが、北西の展望の良い山頂広場になる。ここで早めの昼食とする。

ちょっと西に寄った山頂広場

栗駒山頂から(焼石方面分水嶺の山々) 

今後目指す東北の背骨、焼石までの山並みを一望する。何度かの下見で大凡辿っていく山の連なりは追っていく事が出来る。5月に下見した蟻巣山の採石所斜面も目視で確認出来た。

11:41  栗駒山頂から(秣岳、奥に虎毛〜高松岳、更に鞍部奥に神室連峰 方面) 
鳥海山も両裾だけは見えているが上部は雲の中。
11:41  山頂から龍泉ヶ原と須川湖
11:44  秣岳の天馬尾根を見下ろす。
12:05  最低鞍部からの登り返し。

鞍部を通過すると終始展望の良い稜線が続く。
12:10  右奥が秣岳

栗駒山から見た時は、下り傾向の尾根の途中のピークが秣岳にみえたが、最低鞍部まで降りてくると見えていたより登り返す。しかし、傾斜は緩いので景色をみながらのんびり歩いていても自然に山頂に近づいていく。
12:24  途中の小湿原から虎毛山、その右奥に神室連峰
12:24  草原・湿原の中、緩やかな登りが続く
12:30  木道が現れる。(しろがね草原)
12:33  湿原越に焼石を見る
12:36  湿原の葉で光が反射し、それが微風で波打っている。
12:47  岩の小ピークを越えるとまた小湿原が現れる。
12:49
12:52  途中の湿原から虎毛山、その右奥に神室連峰−2
13:00  秣岳山頂間近から栗駒山を振り返る
13:00 - 13:38  秣岳山頂、後ろは栗駒山

秣岳への稜線は良いと聞いていたが、本当に良かった!!草付きの草原状かと思っていたが、湿原あり池あり。そして、その湿原越に見える虎毛や神室連峰と予想以上だった。

秣岳の山頂はそんなに広くないが訪れる人も少ないので十分な広さ。山頂ではなく手前の湿原の木道で休憩するのも良いかも知れない。

秣岳からの下りは九十九折りが続き、やがて鞍部に達する。ここに分岐があり、尾根添いにもルートがあるが大分草の被った藪ルートになっている?ここから須川湖には斜面をトラバースする様に下っていきブナの樹林帯に入ると、まもなく車道を走る車の音が聞こえてくる。
まもなく車道に出る。

13:55  秣岳下り、山腹巻道付近から振り返る。
14:28  須川湖近くの登山口 14:42  須川湖
14:48  須川湖と栗駒山

車道に出て、しばらくは車道歩き。下に降りてくると近くに須川湖があるのだろうが、姿が見えない。2つ程カーブを曲がると左手にアスファルトの道が現れた。(車は通行止めになっている。)ここを入っていくと須川湖の西岸を通り、キャンプ場の管理棟に到着する。ここには広い駐車場、トイレ、自動販売機があり、ジュースを買っていると管理人さんが折り畳み椅子を出してくれて休んでいく事とした。この管理棟からは須川湖を前景に栗駒山・秣岳と非常に良い展望。須川温泉に車を停めず、ここに車を置いて周回登山する方が良いかも。


後、野鳥の森湿原へ行こうとしたが、「途中の橋が落ちているのでR342から入って下さい」と注意書きがされていた。しかたなく再び車道を歩き大仁郷湿原(イワカガミ湿原)に寄ってみた。

15:42  周回の木道が途中で朽ちて無くなっていた。
15:38  大仁郷湿原(イワカガミ湿原)
大仁郷湿原(イワカガミ湿原)も本来は周回出来るはずだが途中、木道が朽ち果てて無くなっていた。またまた後戻りとなる。

もう、栗駒山荘が間近。

16:14  須川温泉の駐車場に戻る



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 栗駒山・秣岳(岩手/秋田/宮城)           2006年09月02日

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