最上温水プール〜P820〜P788〜P795周回 (山形)

2006.04.04

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 2004年3月末に山刀伐峠から瀬見温泉(大焼黒山経由)を目指して縦走した際、越えられずに一旦退去した部分P795mからP788mピーク間に集中して越える事とした。
今年は例年より残雪が多い様な気がする。問題部分の雪庇がどれだけ落ちているか気がかりだ。
以前、下山してきた最上町温水プール上の駐車場に車を停めるが、以前来た時より雪が多く除雪されていない。かろうじて1台分のスペースがあり、ここに車を停めさせてもらう。
 ここから、一旦道路を下り小国川の橋のたもとに着く。ここに川沿いに進む林道?があり、これを西に進む。林道は雪崩れ危険と書かれている。確かに何カ所か雪崩れた跡があった。
林道を進んで行くと大沢を渡る橋(手摺りも何も無い小さな物)が現れ、これを渡った部分が今回の取り付き尾根になる。

07:49 最上温水プール脇の駐車スペース

07:57 橋のたもとに分岐する林道?を行く 08:15 沢が現れコンクリート橋を渡った所が
取り付きの斜面

 取り付きの斜面は何時も急であるが今回も急!!雪もズボズボと足が潜り、なかなかペースが上がらない。
標高が約300m位まで上がってくると傾斜も落ちて、尾根状となる。
 段々と尾根が広く成ってくると左側が杉の植林帯となる。所々雪の無くなった地面からはイワウチワがピンクのつぼみをつけている。

08:45 最初は何時も急斜面なものだ
08:51 やがてはっきりした尾根状になる 09:32 尾根の巾も広くなる。左手側は杉植林
09:50 P572、
この少し先は尾根の合流点で、少し窪地状な部分があり西風も避けられテント場として良さそう。
09:52 P572付近からP795,P820方面。
(見えているのはP795でP788,P820は影になって見えていない) 
10:50 P572下りからP820(の肩)
11:15 P820(の肩)

標高700mくらいから霧氷が着いている。これが時よりの強風にのってバラバラと降ってくるが顔に当たると痛い!

11:29 P660付近、木々が少し密になる。
11:43 もうすぐP782
11:43 P782から最上町(大堀)方面
11:46 - 12:13 P782から今回の目的地の鞍部を見る。鞍部の奥は熊ノ返山。
P782から登ってきた尾根を振り返る。
12:24 P820の東肩、東西に細長い山頂?
12:24 P788への下り
12:51 核心部。コルへのルートを見下ろす
13:12 まず40mザイルを張り(ダブルなので20m)、確保した状態で雪庇を蹴り落とす。
丁度、ザイルの終点が雪壁が一段落(一段落と言っても、まだまだ急斜面)ポイントでここでザイル回収しようと試みたが枝等に引っかかって軽い力では抜けない。余り力を入れると反動で落ちそうなのでやめる。どうせザイル回収を予定した山行計画もあるのでここは残置きとする。
13:14 一段落してからも急斜面、ここはノーザイルで下る。雪庇は北(左側)に伸びているが痩せ尾根なので切れた雪庇は自重で両側に有る感じ。数日前まで降っていた雪の性か?雪庇の切れ目がほんのりと隠され落とし穴が至る所に出来ている。
13:19 一段落した斜面から最初の懸垂下降点を振り返る。−1
13:31 一段落した斜面から最初の懸垂下降点を振り返る。−2
13:31 第2のザイル下降点から下を覗く。ここは写真に写っている栂?の木に捨てスリングを固定し左側に下る。今度は30mザイルしか手持ちがなくなったのでこれもダブル(15m)で使用。傾斜の落ち着く斜面まで少し足りず、最後は小枝に掴まりながら下りる。この為、ザイルの回収は片側を口にくわえて下りてきた。
13:46 第2の懸垂下降点を過ぎて、振り返った所。
13:53 さらにも急傾斜&悪い雪庇帯を下る。何とか鞍部まで下りる。鞍部から下ってきた斜面を振り返る。
13:53 鞍部に着いてもまだ油断出来ない。しばらく痩せ尾根+雪庇帯を慎重に越えていく。
14:06 やっと安心出来るポイントまで来てここまでを振り返る−1
14:09 やっと安心出来るポイントまで来てここまでを振り返る−2
14:53 - 15: P795からの神室連峰
後は、通常通り?に斜面を登りP795にたどり着く。ここからは2004年に下ったルートを辿る。 
14:53 P795からの下山尾根
15:37 P695付近からの神室連峰 
15:37 15:42
16:25 最上温水プールと体育館が近づいてきた 16:39 

16:42 最上温水プールと体育館に到着。

 荷物を片つけて、この少し下にある国民年金保養センターの温泉に浸かって帰る。この温泉の露天風呂からは神室連峰が一望出来るのだがこの日の露天風呂は熱かった!猫肌の俺には入れない。と思ったらもう一人のお客さんも露天に行って直ぐ帰ってきた。やっぱり今日は他の人からしても熱いらしい。




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最上温水プール〜P820〜P788〜P795周回       2006年04月04日

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