皮投岳・五ノ宮嶽縦走 (秋田)
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以前にこの峠から皮投岳までは歩いているが、今回は五ノ宮嶽を抜ける予定だ。登山口の古い標識には三嶽岳(三倉山・皮投岳・五ノ宮嶽)と書かれている。
以前来た時はガスで展望がなかったが今回は雨雲が高い位置にありそこそこの展望が得られた。4月にはこの花輪越から北上した、上沼放牧場・四角岳・与須毛堂森・白萩平への山並みが確認できる。
登山口から一登りすると「三倉山」に付く、ここは分岐に成っていて花輪スキー場から上がってくる道と合流する。ここからほんの少し下って緩い小up/downを繰り返す。後に九十九折になり登り切った所が「いっぷく峠」で視界が開ける。
08:44 上沼放牧場を振り返る。
いっぷく峠からまた、緩やかな道となり、正面に皮投岳が本体を表す。
一段目を登り、一旦緩くなる。途中、花輪側に祠が祭られている。再度、花輪側を巻くように登り出すと山頂に出る。
皮投岳から五ノ宮嶽間もよく踏まれたハッキリとした道で意外とブナ林が綺麗だった。
皮投岳から一気に200m位下る。後に3っ程小ピークを越えて行く。
地図では表記されていなかったが @皮投岳から最初に下った925m付近に東の斜面にトラバースしていくしっかりした道が作られていた。何処に出るかは不明? Aまた五ノ宮嶽への最後の鞍部付近に西の斜面にトラバースしていく踏み跡があった。これも何処に出るかは不明?
最後に急坂を上り切ると五ノ宮嶽山頂、神社の裏手に出る。
山頂には外に石の祠、また、立派な神社もあり、中は綺麗。 ここで昼食を取る。おにぎりを食べているうちに雨が降り出した。午後は降水確率80%だからここまで降られなかったのは運が良い!
山頂の神社より古いが、少し広く2室+物置に分かれている。手前の部屋には蒔きストーブあり。
わずかにわき出す程度だった。
四合目『横道別れ、高嶺』ここで道が分かれている。九十九折りして下っていく道と、まっすぐ下る道がある。ここには分岐の標識が無く初めて縦走で下ってくるとどちらが正規ルートか解らない!私の場合、この後八幡平への繋ぎの都合上、出来るだけ南寄りの(まっすぐ下る)ルートを取る。
四合目をまっすぐ進むと最初は下草がうるさく「山仕事道に入ったのかな?」と思ったが、やがて人工柵も現れ、直ぐ下で斜面の工事もしていた。日当たりの良い所なので直ぐに草が茂ってきてしまうのだろう?やがて背の低い鳥居が現れた。これが正規ルートだったようだ。
鳥居の所が林道終点。もう少し上まで車で上がれるが、途中Uターンする場所も無い。鳥居の周囲が少し広くなっていて車5台位は停まれそうだ。
ここの鳥居でまた分岐ルートがある。一つはしっかりした林道を下っていくか、南側に下っていく小さな(けど、ハッキリした)踏み跡がある。この小さな踏み跡を辿ってみる事とした。
やがて、林道と再び合流する。林業用ルートかと思ったら東北電力の送電線監視ルートの様だ。
コンクリートの道路となり、高速道路に出た所が『一合目』そして、直ぐに集落に出た。
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皮投岳・五ノ宮嶽縦走 2005年 09月22日