亀割山 (山形)
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10:21 駐車場から小国川
この亀割山は新庄市の休場から瀬見温泉に源義経と弁慶一行が越えた道として語り継がれている。(大分脚色の伺われる部分はあるが..)
瀬見温泉側・登山口付近には駐車スペースは無い。瀬見温泉駅から10m位東に進むと瀬見温泉街に曲がる 道がありここを進むとすぐにトイレと東屋の有る駐車場 がある。『弁慶の投げ松』や『義経 弁慶の硯石』等も駐車場脇にある。ここに車を停めて瀬見温泉街を抜け、登山口まで歩く。大した距離ではないので温泉街の様子でも確認しながら歩くと丁度準備運動には良い。
10:43 駐車場脇にある『弁慶の投げ松』と 『義経 弁慶の硯石』
瀬見温泉街の途中に山吉山への登山道(元々は神社の参拝道かも?)の看板が建っている。 温泉街を抜けて国道47号に出たら右手に曲がり『弁慶大橋』を渡る。渡り終えると左手に亀割子安観音堂(亀割神社)が現れ、「亀割山登山口」の看板も立っている。しかし、ここから登山口が分かり難く、神社の祠まで上がってみると登山道らしき跡が無くなる。「あれ?下の道を進むのかな??」と思った時、丁度、隣接する隣の民家のお婆ちゃんが庭掃除をしていたので「亀割山へは何処を行けば良いんですかね?」と訪ねると「家の裏を回って線路沿いに進むと登山口!!さっきも何人か行った!」と教えてもらった。民家の裏を線路沿いに少し進むと、線路のスノーシェッド?を横断出来る様に通路が空いてる。ここには『亀割山登山口』の看板が出ているので納得した。
途中沢で大きくヘアピンカーブする。この沢水が水場らしい。
沢を渡り、また大きく斜面を回り込みながら登っていくと 杉の大きな木が立っている少し平らな部分に出る。 奥の院がある。祠とお地蔵様、義経碑が祭られていた。 (義経の御前がここで産気付いて亀若丸を生んだ場所らしい...) (ちよっと、寂しい感じのする場所だなと感じた。)
更に登っていくと、木の背丈も低くなり尾根に出る。 すぐに開けた草地の小広場が現れ電波中継所が建っている。瀬見温泉側を見下ろすには山頂ではなくこの場所の方が良い。(山頂から温泉街は見えない!) 電波中継所の所でT字路となっていて、中継所の裏手に進むと直ぐに山頂。ここも少し開けた小草地となっている。山頂からは杢蔵山、八森山が良く見える。
亀割山(電波中継所)から西に延びる尾根を進むとしばらくして尾根を北側に下山する道(新庄市の休場への道)と長尾方向に尾根を進む道に分かれる。 注意していないと、尾根道の方が目の前に見えるので脇の分岐に気付かないで進んでしまいそうだ。(分岐に道標は無かった。) 尾根上には2つのピークがあり、あまり展望は望めない。しかし、この時期は葉っぱも結構落ちていて、そこそこ楽しめる。また、この間には二次林ではあるがブナ林が広がって感じが良い所だ。
途中、2回、熊の消化不良状態の糞を踏んでしまった!
林道に降り立った所にも『亀割山登山口』の看板がたっている。 林道は登山口との合流部ではY字路になっている。登山道はそのY字の中の尾根についている。(登山道まで含むと変則十字路) 登山道から降りてきて、そのまま、まっすぐ林道を下ると直ぐにクレー射撃場の脇を通る。さらに少し下った所の路肩が広くなっているのでここに車を止めると良いと思う。 このコース思っていた以上に整っているし良いコースです。
クレー射撃場から少し下った所に左手に入っていく林道がある。 1/25000地図で黒点線で記されている道。これを進み国道47号まで下る事を計画していた。 この林道は軽トラ等が入ったと思われるわだちがついているが、ぬかるんだ所が何カ所もあるり、わだちが深くなっている部分もあるので車高の高めの4WD以外で入り込むとスタックするかもしれない。 林道に入ってしばらくは広葉樹林を進む。と、突然T字路となる。地図には1本道だったのでこの分岐は予想外。で、ここの分岐は左手に曲がります。 さらに下っていくとスギ植林帯にぶつかり、また分岐が! ここは右手に曲がっていくのが正解です。 (左手に進むと段々道が細くなってくるので間違いだと気づきました。)
この後、道は段々と草に覆われてくる。しかし、よく見れば昔のわだちが残っているので道は分かる。 晩秋の季節の為か草も膝くらいまで。 (夏だったらもっと草藪に見えるかもしれません。) (但し、草の種がズボンにいっぱいくっついてくる。) 竹林が出てくるともう47号線との合流です。 合流点付近には『亀割山登山口』の看板が草藪に埋もれていました。 今は、多分?利用されていないのでしょう。
47号に出てから瀬見温泉まで1時間30分弱の車道歩きで瀬見温泉まで戻れます。 車道歩きが面倒な場合はバスか電車でも戻れますが本数が少ないので時間の調整が必要です。
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亀割山 山行記 2004年 11月06日