足柄峠の金時山に向かう林道の入り口に駐車しようと思っていたが現在工事中の為、少し戻った万葉公園の駐車場に車を停める。ここには５〜６台、駐車可能でトイレもある。足柄峠付近の聖天堂・関所跡付近にも駐車スペースと綺麗なトイレがあるが、こちらの駐車場には「長時間駐車禁止」と書かれている。また、トイレは早朝・深夜は鍵がかけられて利用できないので注意。

06:52　

万葉公園から遊歩道を通って足柄峠まで行けるのかと思ったが、直ぐに車道に戻ってしまった。車道を少し下ると県境上の足柄峠となり、再び少しの登り返しをすると左手に首塚や一里塚、関所跡がある。また、足柄古道の入り口（終点かな？）もここに合流する。右手には新しく出来たトイレ、茶屋があり、奥に聖天堂が建っている。

聖天堂の脇を上がっていく階段がありここを上がると展望の開けた公園（旧、郭跡）になっていて、富士山や金時山の良い展望所となっている。

公園内には一の郭〜五の郭、堀跡等を経る遊歩道ががある。展望の有る二の郭までは良いがその先はあまり歩かれていないのか下草が茂っていて朝露で足下が濡れてしまう。この遊歩道も少しすると車道（金太郎富士見ライン）に出る。出てから車道を下っていくと二箇所に地蔵様や芭蕉の句碑が現れる。

07:30  二つ目の地蔵様

そして、下って左側に虎御前石の分岐が出てくる。「虎御前石」て何だ？と気にはなるがルートから外れるので今回はパスする。
次に足柄駅への車道分岐を過ぎ、送電線をくぐる辺りで視界が開ける。
更に下り無線中継所？の辺りで大きくカーブする。ここで突然うさぎが飛び出してきたのだがその後をテンが追いかけていった。
632m付近で大きくヘアピンカーブを始める所に「誓いの丘」だったか「誓いの鐘」だったか忘れたが展望の良い休憩所がある。駐車場、トイレがあり富士山の展望が良い。新田次郎の文学碑もたっていた。

この先、ヘアピンカーブが続くが１ヶ所下の道が植林帯の下に見えたので林の中をショートカットした。場所によっては道路の石壁が高かったり、日当たりの良い所はバラ科のトゲのある植物（木イチゴが良い具合に実をつけている）が密生しているのでつっこんで行くと大変。

カーブが終わると最初に遊女の滝経由・大沢林道の分岐がある。さらに70mほど下ると滝沢林道の分岐が出てくる。駅まで下るにはこちらの方が２km程近道である。

滝沢林道は終始舗装道路だが車の通りは殆ど無かった。杉植林帯の中を行くので少し暗い。路面や生け垣に苔がついている。

段々と車の音が近くなってくる。東名高速の音だ！最初に東名高速上り線の下に出る。（この手前に大きな気が立っている）更に下りていくと集落が現れる。下の方に東名高速の下り線、更に下に２４６の高架が見える。その奥に見える山は不老山辺りだろうか？
東名下り線高架下で道はＴ字路になる。ここは右折する。駅から来た場合は沢沿いに曲がれば良い。曲がり角には右のような案内板が有るので見落とさないように。
やがて、駿河小山駅の駅前通りに出た。直ぐ下に（西）駅が見える。この角にも案内板がある。

さて、帰りは下谷の集落から遊女の滝を経て大沢林道経由で帰る事とする。
駅前通りをそのまま東に進み東名下り線高架下で右折する。ここにも『遊女の滝』の案内板がある。集落を過ぎると砂利道となった。こちらの林道も植林と自然林を交互に登っていく。

やがて右手に遊女の滝への下り口が出てくる。

林道は奥大沢への分岐を過ぎ、舗装された道に変わるともうすぐ金太郎富士見ラインに合流する。
後は来た道を戻るのみ。途中、誓いの丘で軽く腹ごしらえしてゆっくり休憩。