十和田湖南部外輪尾根
(青森・秋田)


2003.08.19

19日
昨年、発荷峠から十和田湖宇樽部〜迷ヶ平への(R454)峠を目指して山中を歩いたが赤岩山で引き返しとなった。今年は逆コースで行ってみようと考えた。R454の峠(十和田湖外輪の峠でここだけ何で呼び名が着いていないのだろう?展望が無いから?)には駐車場や売店、展望も無い。峠のカーブした所に「緑の回廊」の看板が立っていてその脇に2台ほど車を停められるスペースがある。最初はここに停めて歩き出そうとしたが車にいたずらされるとイヤなので十和田湖側に少し下りたコーナーに広目の駐車スペースがあったのでここを起点とする。

7:52 峠から少し下った駐車スペース 7:57 尾根への道

5分程、車道を下ると尾根に上がっていく道がある。ここから数分で尾根にあたる部分に到着する。ここで有刺鉄線が張られている。車やバイク用に張られているのか全面的に関係者以外立入禁止なのかは書かれていないのでよく分からない。申し訳ないと思いながら有刺鉄線の下を潜って中に入らせてもらう。この辺りは尾根を境として十和田湖側が広葉樹の自然林、秋田側がスギの植林帯になっている。しばらく林道を歩くが尾根への取り付きが見あたらない。道は下りに成り明らかにここは秋田側を回っている作業道。但し、新しく尾根に上がる道が付いていないか期待して進んでみる。林道が直角に曲がり細く成る部分で右手の踏み後に入ってみる。この先は下草も少なく広いブナ林となっている。この為、踏み後は直ぐに分からない状態になる。ここを強行に進んで尾根にも出られそうだが最後の尾根付近の藪がどの様になっているのか予想がつかない。

もう一度引き返して見ることにした。

7:59 尾根部

1/25000図では尾根に出て直ぐに716mピークに登るような道が書いてある。と言うとここしか無いと言うポイントは最初の曲がり角部だ。どう見ても道跡らしきも無い。コーナー部からスギ植林帯を上がってみる。段々右手側が広葉樹になるのでこの植生境界を目印に上がっていこうとするが植林は途中で無くなって全部雑木林となってしまった。おまけに笹藪+小木の枝で段々ときつくなってくる。

8:37 県境尾根の取り付き?

とりあえず薮漕ぎでピークまではたどり着いた。ここで少し踏み跡らしいものがあった。少しすすんで見るが十和田湖側に下り始めた。??獣道かな?地図では少し下ると秋田側に巻いていくはず。行ったもののその先も不明瞭。(何となく踏み跡らしきはあるものの獣道の可能性もある。)
1時間位で大分腕がキズだらけ。(学習力が無くて解っていても面倒で素手に腕まくりで薮漕ぎして何時もキズだらけ。)弱気になって引き返しす事にした。
が、ピークから漕いできた藪の下り口をみうしなってしまった。県境尾根の南側をキープして下りていれば絶対下の林道の何処かに当たる。。。はず。。。途中、何か見覚えのある木や地形を見つけては歩いているトレースは登りと別だけど大体あっているな?と思い進む。スギの植林帯に入ったが何か雰囲気が違う(登りより藪が濃い)勢いで下っていくと下に林道が見えた!  取り付きから少し西側の林道に下りてきてしまった様だ。9:42 一安心少し休んで車に戻る事にする。

思わぬ領域で苦戦しそうだ。

9:22 716mピークの様子

 

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