三森峠〜御霊櫃峠(福島)、偵察諏訪峠高籏山林道

2002.11.16-17

16日 下見

明日の山行の参考の為!先週、雪が降ったので、まずは峠まで車が入れるか?駐車スペースが有るか(雪が無いか)?の下見をする。
御霊櫃峠は車道に雪も無く駐車場も通常通りに利用出来た。
峠南側の980mピークまで下見で登る。多少ガス気味で小枝には霧氷?エビノシッポが着いていた。

980mピークの途中から御霊櫃峠と奥が大将旗山 980mピークから南に続く尾根

次に、三森峠に車で移動。こちらも車道に雪は無かった。しかし、トンネル内工事の為、片側通行となっている。また、旧道へはガードレールでブロックされて車両通行禁止であった。郡山側の旧道分岐点のカーブが広くなっていて車を停められるが、分岐点ガードレール脇に車を停められるスペースがあるのでこちらの方が落ち着いて支度が出来て良い。ちよっと歩いた新道トンネル手前にも駐車場がある。ここに公衆電話BOXがあるので単独の場合は三森峠に下りてくるコース設定をすればタクシーを呼んで車まで戻れる。尾根に出てからは確認しなかったが車道トンネル付近は携帯圏外だった(DoCoMo)。旧道を歩くが以外と長い道路は土砂崩れで埋まった部分や道幅半分が崩落している所があり確かに車は通れない状況だった。峠の茶屋も朽ち果てている。郡山方面の展望は有るので避難小屋として復活できれば良いのに?と思うが私有地なので....

林道脇の木は葉っぱも落ちてスズメバチの巣が姿を現していた。(2ヶ所有り) 1時間弱で旧トンネルに着く、尾根までが約1時間

更に車で移動して高籏山の林道を進む。工事中と成っていたが10月末までの期間と書かれていたので進入する。林道からの高籏山登山口付近には駐車スペース無し。少し手前か、行き過ぎた所に数カ所、待避用途のスペースがあるのでそこに車を停めて歩いてくる。
ここは、次の予定として三森峠からこの林道峠までの野望ルート下見である。(登山道は無いのでご注意を!)

高籏山の林道から


更に更に車で移動して諏訪峠へ。
ここも道幅狭く駐車スペース無し。猪苗代側の作業道入り口、または郡山側の水源の森ゲート前に各1台は停められるが作業者が来たら迷惑駐車になってしまう。
諏訪峠から笊森山へは踏み後が着いている。山頂に電波反射板が設置されている為だろう。

17日

朝、御霊櫃峠に集合とする。こちらの方が待ち合わせとして良い。(トイレも有るし、郡山側に立てば携帯も繋がるし、駐車場も整っている)集合後、私の車1台に乗り込み三森峠に移動する。
08:40 車を空きスペースに停めて出発。三森峠の旧道から尾根までは昨日の下見通り。

標識に三森峠〜御霊櫃峠7.3kmと書かれている。(古い標識では弱勘異なっているが..) 昨日から比べて雪が減っている。多少笹がかぶっている部分はあるが踏み後はしっかり着いている。

09:43 尾根道の様子
10:02 最初のピーク 919m 10:33 2個目のピーク 922m
10:35 南方に那須や会津の山が繋がっている
磐梯山
10:59 913mピーク下り付近から 正面の低い位置に870mのピーク奥に975mのピーク、画面右が最後のピーク980mピークだ。
更に奥に磐梯山、吾妻連峰、安達太良山が白く見えている。
(飯豊も見えていたが写真では解らなくなってしまったのでカットしました。)
11:01 霧氷 11:12
11:29 11:45

この後、樹林帯ピークにて昼食とする。風もなく穏やかな日よりでゆっくりと休んでいられる。

11:45 鞍部で直角に右手に曲がる
12:56 975mピークへの登り 13;10 975mピークへの登り

975mピークへの登りは南斜面で雪も解けている。やや背の低い樹林で日当たれも良く快適な道となる。
975mピーク直前で本日、初めて他の登山者に会う。山頂で直角に折れ曲がっていくと、すれ違った人の踏み後が雪の上に残っている。ここまではウサギだのタヌキだの?小動物のトレースを追ってきたがここからは人の通う域だと感じる。

13:17 975mピーク
14:08 最後のピーク980mに到着する。山頂付近は瓦石のようなものがゴロゴロしていて、本日のコース中で唯一360度の展望が得られる。逆に風のある日は遮るものが無いので長居出来ない。本日最後のピークとあってここで四方の山を見ながら休憩をとる。下山は峠まで約20分程度。日陰の斜面で一気に冷え込み指先や鼻が冷たい。御霊櫃峠も風通りが良く体が冷えてくる。早々に身支度をしてデポした車で三森峠口まで送ってもらい無事山行を終えた。

 

  2002年の目次に戻る