旧大峠から栂峰・飯森山・日中タ゜ム(福島・山形)−1
注意!一般登山ルートでは有りません!

2002.04.28-05.02

04月28日


07:28 旧大峠トンネル福島側から出発。
昨年のGW、ここに下りて来た時は、峠まで除雪されていて通り抜けを期待してか一般車も上がってきていた。しかし、今年は雪が少なかったにも関わらず除雪されていず、峠まで車では上がれなかった。仕方なく、途中の道端に車を停めて出発の準備となった。
前回(3月連休)の教訓もあって運転席サイドの窓に登山届けを挟んで出発。

約30分で峠のトンネルに到着。 
1307ピークまでは電力会社の鉄塔監視道を利用して上がることにする。この間、所々日陰に雪が残っているもののほとんど土地面の上を歩きであった。

07:59 旧大峠
08:28 尾根に出た所
昨年幕営した1351ピークを振り返る
08:36 鉄塔への登り
08:42 送電線鉄塔
鉄塔の奥に1351ピークと北に延びる県境尾根が見える
08:59 1307ピーク(旧ロボット小屋) 08:59 1307ピークから北に延びる県境尾根
とりあえずこの部分の藪漕ぎはしなくて済みそうだ。
09:16 1307ピーク付近から

左手奥の白い山並みが飯豊連峰、右手の山並みで白くて一番高く見えているのが鉢伏山。
飯森山は山陰で見えない。

09:22 1291ピーク付近の、尾根が左手に曲がる辺り??

栂峰・飯森山の全景が見渡せる。写真中央部付近の茶色くポコンと飛び出したピークが1343ピークだ。
何だか、この先は藪漕ぎに成りそうな予感!

しばらく広い雪尾根歩きが続いたが、所々雪庇も切れだし、これを回避する為に何度か藪に入ったり出たりを繰り返す。

09:34 09:58
1343ピークの登りも雪庇が切れ、かつ、傾斜もあるので終始藪漕ぎでピークに上がる。

山頂からは再び雪の斜面を歩けるようになった。今日の行程は県境尾根を北上する形なので大抵、登りは南斜面、下りは北斜面に成っている。この為、登りは藪、下りは雪斜面と言う傾向である。

11:13 1343ピークから旧大峠方向 11:13 1343ピークから大峠方向

11:15 1343ピークから県境尾根
11:19 1343ピークから栂峰・飯森山の全景
11:28 1343ピークを振り返る−1 11:33 1343ピークを振り返る−2
11:47 1308ピーク手前の1240ピークへの登り
藪だ−−−!
13:16 1212コル付近から
次のピーク直下までは雪上を歩けそう。
13:22 13:52 1308ピークを望む
また、藪だ−−−!
15:08 1308ピークを振り返る。

左手奥が吾妻連峰、その右に安達太良が肉眼では見えるのだが写真では良く解らなくなってしまっさた。「あそこから歩いて繋いでいるんだ」とピークを越えてからもズーット藪だった。
藪の中で、フト足下に発見したのが銀紙(アルミホイル)。「おーー、ここを人が通った形跡があるんだ...」と感心した。
このピーク付近から山形県側に国道121号大峠トンネルへの道と、パーキングが見下ろせる。

15:09 目前に栂峰・飯森山の主脈が、、明日はあれだけ上らなければいけない。
16:15  16:16
1308ピークを過ぎてからも藪が続き、いい加減疲れてきた。1240付近から県境尾根に見切りを付け、西側のちよっと二重山稜風に成っている雪の台地に下りる事にした。幕営地としては快適そうだ。
16:16 1170付近の幕営地から
熊の爪跡

今日はここまで。テントを張って水作りに励む。ここは山に囲まれて風も弱いし、眺めも良いし、平らだし...最高の場所だ。

と思ってテント前のブナの幹に目が付いた。ん!古いけど明らかに熊の爪跡だ。

 

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