旧大峠から栂峰・飯森山・日中タ゜ム(福島・山形)−1 (注意!一般登山ルートでは有りません!)
2002.04.28-05.02
04月28日
07:28 旧大峠トンネル福島側から出発。 昨年のGW、ここに下りて来た時は、峠まで除雪されていて通り抜けを期待してか一般車も上がってきていた。しかし、今年は雪が少なかったにも関わらず除雪されていず、峠まで車では上がれなかった。仕方なく、途中の道端に車を停めて出発の準備となった。 前回(3月連休)の教訓もあって運転席サイドの窓に登山届けを挟んで出発。
約30分で峠のトンネルに到着。 1307ピークまでは電力会社の鉄塔監視道を利用して上がることにする。この間、所々日陰に雪が残っているもののほとんど土地面の上を歩きであった。
左手奥の白い山並みが飯豊連峰、右手の山並みで白くて一番高く見えているのが鉢伏山。 飯森山は山陰で見えない。
栂峰・飯森山の全景が見渡せる。写真中央部付近の茶色くポコンと飛び出したピークが1343ピークだ。 何だか、この先は藪漕ぎに成りそうな予感!
しばらく広い雪尾根歩きが続いたが、所々雪庇も切れだし、これを回避する為に何度か藪に入ったり出たりを繰り返す。
山頂からは再び雪の斜面を歩けるようになった。今日の行程は県境尾根を北上する形なので大抵、登りは南斜面、下りは北斜面に成っている。この為、登りは藪、下りは雪斜面と言う傾向である。
左手奥が吾妻連峰、その右に安達太良が肉眼では見えるのだが写真では良く解らなくなってしまっさた。「あそこから歩いて繋いでいるんだ」とピークを越えてからもズーット藪だった。 藪の中で、フト足下に発見したのが銀紙(アルミホイル)。「おーー、ここを人が通った形跡があるんだ...」と感心した。 このピーク付近から山形県側に国道121号大峠トンネルへの道と、パーキングが見下ろせる。
今日はここまで。テントを張って水作りに励む。ここは山に囲まれて風も弱いし、眺めも良いし、平らだし...最高の場所だ。
と思ってテント前のブナの幹に目が付いた。ん!古いけど明らかに熊の爪跡だ。