偵察第二段(福島)
2001.11.17-18
16日17日と、福島の藪山偵察に行って来ました。
磐梯や吾妻の有料道路は11月16日から通行止めになった様です。
私としては土湯峠から東吾妻への尾根つなぎの時期に入ったって事です。
土湯峠から東吾妻に向けて |
まずは手始めに土湯峠から電波塔つたいに少々覗いてきました。 料金所手前に右手に上がっていく舗装道路があります。 ちなみに入り口はチェーンがかかっているので一般車は入れません。 この道を上がっていくと直ぐにマイクロウェーブの中継塔に出ます、 更に上がっていくと電波反射板の広場に着きます。 更に先に鉄塔が一機ありここまでは藪漕ぎの必要がありません。 本番ではここか北西に進み尾根つたいに双竜の辻まで行って、 スカイライン沿いに鳥子平らまで歩こうかと思っています。 |
額取山から安達太良に向けて |
次に、この間の額取山ミニオフの時に山頂から見た安達太良と磐梯の間に有る山が 気になって偵察してきました。 あの山魂は川桁山、天狗角力取山、大滝山から成り立っています。 地図で土湯峠から来ると115号線の酸川橋を渡って直ぐの所を左に曲がる道があります。 この道を小田川沿いに上がっていく林道があって、反対側は盤越西線の中山宿の脇に抜けられます。 この林道の峠がちょうど天狗角力取山と大滝山間の峠になっています。 当初、この峠を起点に天狗角力取山と大滝山に入れないか? 駐車スペースは有るか?山の様子はどんな感じか?見てきました。 林道の入り口は115号線からの方が解りやすい、 中山宿側は集落の中の細い道を通るのでちよっと迷いました。 林道はほぼ砂利道ですが中山宿側からであれば最低地上高の高い4WD車でなくても通行可能です。 峠を越えて北側は砂利道を雨水が流れ深くえぐられた部分が点在するので下手にこの溝にタイヤを 落とすと車高の低い車は腹を打ち付けると思います。 峠の様子は、中山宿側は途中から関係者以外立入禁止の看板と道路脇にはビニールテープが 張られている。小田川側はこれが無くなります。たぶん峠辺りで所有者が変わるのでしょう。 中山宿側は○○興業とあり連絡先を控えておきました。 林道の最高点に駐車スペースあり、大滝山への起点となります。但し踏み後無し、密度の濃い笹藪。 ここから少し下ると天狗角力取山への取り付きポイント。林道開通碑がありこちらの方が本当の峠 となっている様です。 こちらも密度の濃い笹藪、天狗角力取山方向に踏み後が有りちよっと入ってみると、 行く手にテープが張られ立入禁止のベニア板がつけられていた。 会津の山では山菜・キノコ・タケノコ取り対策で所有者が入山禁止をしている所が多い様です。 入山券ありますと言う看板を集落で見かけた事もあった。 低山藪山山行ではこの点もきおつなくてはいけないと最近実感しています。 |
旧大峠から栂峰に向けて | |
18日はGWの続きで旧大峠からピーク1つ分だけ足をのばしてきました。 峠から左手に東北電力の送電線点検ルートがある。これを利用。 最初は巻きぎみに斜面を登り、やがて稜線にでる。 |
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第一鉄塔と第二鉄塔は隣接していて、小雪舞う静かな山に高圧線がビーンとうなりを上げている。 (たぶん碍子間の沿面放電の音??) 第三鉄塔を過ぎ更に登ると1307.2のピーク、ピークは笹藪で藪の中に古い小屋が建っていた。 藪を掻き分けて小屋まで行くと昔のロボット観測小屋だったらしい、ドアには鍵がかかっていて 中には入れない。 更に踏み後があるがこれは南の尾根を下って下の鉄塔に行く道らしい。栂峰へのルートは ロボット小屋辺りから北に向かう。まだまだこの時期の積雪では藪は手強しと言う感じでした。 ちなみに、旧大峠は山形側に抜けられません。峠から100M程山形側に進むとコンクリートのブロックが道に並べられていて 車は通れません。(2輪だったら通り抜け出来そうです。) |
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また、今回は有効な本をGET出来ました。 嶝峠会津編:歴史春秋社 会津百名山:歴史春秋社 どちらも道の駅で売っていました(裏磐梯、喜多) 意外な低山藪山も載っていてこれからの参考になります。 |