立岩8:10出発。

駐車スペースから林道をほんの少し進むと山側に登山口の看板が置いてある。（地面に置いてあるんです。大雨でも降ったら流されてしまいそう！！）

20〜30分程登ると展望のある尾根に出る。

これを過ぎると再び樹林の登りになる。所々の木に赤ペンキで「熊注意！」「熊いるよ！」と書かれている。途中、小沢に沿って登る部分が有る。地図には水場マークは無いが多分？この水は飲める（自分だったら）まだかな？まだかな？と思いながら登っていくと突然視界が開け、弥兵衛湿原に出る。

湿原の先には東大巓、中大巓、西吾妻が広がっている。湿原は想像していたよりは広く開放感がある。時たま吹き抜ける風が心地よい。

トイレも一応あるので安心かと思います。

東大巓まではダラダラと登っていく、途中に人形石方面への分岐がある。一端、東大巓に立ち寄る事にする。
東大巓は狭い山頂で展望は無い、但しそこから少し東に進むと池塘と草原が広がり、一切経、東吾妻、安達太良方面の展望が開ける。

東大巓から人形石間は次々と湿原、草原が現れて満足満足のコース。
今年は木道工事中で所々に資材が積んである。来年は快適な木道道になる事だろう。

人形石から西吾妻間は去年歩いているので新しい感激は無かった。この間は天元台からのピストン登山者が多くいる。
同行者がちよっと寝不足のせいかペースが上がらないのでここで昼食後、ちよっと昼寝とする。

大凹の水場で水の補給。「旨い水」去年の６月の山開きの時はこの辺りは雪が残っていて大量の雪解け水が流れていたが、今はジョロジョロ程度だった。

西吾妻〜西大巓間は気持ちの良い場所。人も少ないし意外と色んな花が咲いている。コバイケイソウの葉っぱも多く、これに全部花が着いたら凄く綺麗だろう！ぜひ見てみたい。

鞍部の谷筋に水場への道がある。

西吾妻から西大巓に向かって登っていくと山頂の巻道かな？と思ってしまうように道が続いている。これはどうやらグランデコへの下りにつながるようだ。直角に右手に曲がり山頂に着くと、その先に白布峠と早稲沢口への分岐がある。

西大巓からの下りは、ちよっと笹藪あり、急坂、泥、倒木で歩きにくい下り。しかも長い。飽きてくる。

西吾妻の辺りから雲行きが怪しく雷が聞こえだしたので休まず歩き続けている。
しかし、良い休憩ポイントがなかなか無い。

馬場谷地の湿原を望める所にやっと着いた。木道でで４畳半位の展望所が作られている。
ここから白布峠間の植生復帰の為の道は刈り払いされて居ず藪っぽい。
この辺の方笹藪も立派で立岩からの登りより熊が好きそう。辺りが暗くなってきた事もあって熊鈴を意識的に鳴らしながら下りていく。
この間もダラダラと長く感じられた。

19:00白布峠にデポした車で立岩に車を取りに戻る。（帰りも１回道を間違って少し通り過ぎてしまった。）20:00立岩着。荷物を移動して帰路へ．．．．夜中のこの林道は何か怖い！！

１３号に出る所で米沢の人と別れて福島飯坂I.C.へ、途中眠くなるが頑張って運転。22:45頃インターに入る。直ぐにP.A.で睡眠。夜中に起き出して朝帰り＆出社。