エコーラインの刈田峠口には路肩に５〜６台の車を停められるスペースが有る。但し、道路と空き地との段差が有る部分も有るので車高高くない車はうかつに踏み込むと、お腹なりバンパーこすります。

峠からは直ぐに残雪歩きとなる。踏み後がしっかり付いているのだがこれに安心しきったのが間違いだった。
大分くねくねと歩くと刈田峠の避難小屋に出た。なかなか綺麗でトイレもある。

ここから踏み後に沿って進むとだんだんルートが無くなってくる。方向的にも尾根の東側を歩いている。何処かに藪漕ぎして尾根に出るポイントが無いか探すけど、それらしい場所が見つからない。

とりあえず引き返す事に、途中見落としそうな場所を確認しながら戻っていった結果、正しいルートを発見！
直ぐに雪のない尾根道に出た。尾根の木々は背が低く大抵目線以下。従って終始、眺めがいい。
おまけにずーと”みね桜”が満開！！下界の花見と違って目線の高さで楽しめる。

前山は看板が無かったら通過してしまうようなポイント。
でも杉ヶ峰までの登りの中間点なので小休止に良い。
あと一頑張りで杉が峰。頂上は広く展望も良い。
振り返ると熊野岳が大きく裾を広げている。

時間は道に迷った分を差し引けばほぼコースタイム通りの１時間位だ。頂上で昼食にする。

昼食後、芝草平まで降りてみる事にした。
杉が峰の南斜面からはコメツガ・トドマツ等の背の高い針葉樹林になる。冬場はきっと樹氷帯になるのだろう。

スキーでも持ってきていればまだまだ楽しめそうだ。
２０分位で芝草平に着く。まだ大部分は雪に覆われている。目の前の山服には屏風岳へのルートが見えるが後の予定があるので今回はここまでとする。