鷹ノ巣山

2000.02.26

9:30頃、奥多摩駅を出発。
峰谷の駐車場に車を停める予定だったが、パット見に場所が解らなかったので「行ける所まで車で行って
しまえ!!」で最終的に”奥”の集落まで上がってきた。
ここには路駐で3台ほど停められる場所があったので車を停めて登山準備。

奥まで車で上がってしまうと峰谷から登ってくる
40〜50分をショートカット。
(すでに標高は約1000m、300m程得した?)
駐車した直ぐ脇に登山口がある。

最初、数mの急な階段を登る。その後、斜面を横切る緩やかな登りとなる。

登り出しなので息がきれるが直ぐに浅間神社の鳥居に着く。鳥居は2回出てくる。

神社を過ぎて間もなくつづら折りとなるが、地道に歩けば再び緩やかな尾根道になる。
尾根道は雪も無く、枯葉を踏みしめながら登っていく。

”奥”の集落

尾根は広葉樹帯の為、この時期は葉が落ちて枝の間から周囲の山を確認する事ができる。

今日は雪がふるかも知れないという天気で、曇り空。

奥から約1時間ちよっとしたピーク(約1400m付近)で休憩とする。
風は無いものの、体を止めると冷え込んでくる。

浅間神社2個目の鳥居
中間地点(約1400m) 中間地点から日陰名栗峰


休憩後、緩やかな尾根登りが続く。一度、つづら折りが出てきて、小ピークを越える。
後、尾根を巻く感じで避難小屋を目指す。この辺りから登山道に雪が現れる。
下は凍っているので慎重に!

小屋手前の水場は凍っていて水が出ていなかった。
後少しで避難小屋、とおもったら前方に綺麗なログハウスが見えた。
先ほどの休憩ポイントから約1時間で到着。

小屋はログハウスで板の間は15人位は泊まれそう。トイレは別立てや建て屋と成っている。

外にもベンチ・テーブルが点在し、広くて良い。(テントを張る環境としても良い。《闇テン?》)

鷹ノ巣避難小屋 鷹ノ巣避難小屋
小屋の中で昼飯タイム 完成ソーキ蕎麦

早速、小屋の中で昼食準備。

今日のメニューはソーキ蕎麦!
私が靴ひもを解いて顔を上げた所、またまたビールが大量に並んでいる。(オリオンビール)

まずはワインを暖めて”ホットワイン”を飲みながら蕎麦作り。具材はソーキ蕎麦のセット(麺、スープ、ソーキ(豚肉)、ネギ入り)紅生姜と薩摩揚げ、豚の角煮。

作っている間に体が冷えてくる。外気は−4℃、小屋の中でも−2℃位。暖かい食事はこんな時に最高!
今回も蕎麦だけで満腹になってお握りまでたどり着けなかった。

ビールはちよっと寒かったかな?ホットワインがBEST

外気温−4℃

今回も長い食後、重い荷物は小屋に置いて、頂上へアタック。

長い休憩の後はやはり辛い。傾斜は大した事無い。
頂上手前の雪の残っている部分は滑るので注意!(下りの時、同じ場所で2名ほどコケてました。)

地図では頂上まで35分となっているが、20分位で到着する。
頂上は広く、南側の展望が開けている。
冬場は木立の間から雲取山が見える。
曇っていた為、富士山は見えなかった。

避難小屋から鷹ノ巣への登り始め
鷹ノ巣への登り−1 鷹ノ巣への登り−2
鷹ノ巣頂上から登って来た道
下りは滑るから気を付けて!!
鷹ノ巣頂上から稲村岩尾根ルートを偵察
北斜面は雪も多く、急な斜面。アイゼンが必要!
鷹ノ巣山頂−1 鷹ノ巣山頂−2
鷹ノ巣山頂から水根山方面の展望 鷹ノ巣山頂から今日登ってきた浅間尾根の展望
正面辺りが三頭山

頂上から小屋に戻り、軽くコーヒータイム。

4時に小屋を出発して下山。奥の集落までは約1時間で下山してきた。

後は温泉だが.....

奥多摩駅から少し下った所に『もえぎ湯』があり訪れた所、午後6時まで..あと10分位早く着いていれば入れたのに...悔しい。

更に街道を下り鳩ノ巣の鶴温泉、ここは4時まで...

更に下って松乃温泉到着(割烹温泉旅館水香園)。ここは入浴可能で1000円、割烹旅館だけあって落ち着いた雰囲気。琴の音が流されている。宿泊客は宴会中との事で、お風呂は貸し切り状態。

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